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日米転生   作者: 照山
第7章 ハワイ編
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7-5 壊滅

アコースティ第7特殊海軍と交戦し、軍港を占領した日米合同任務部隊は輸送船から装甲車両や人員を軍港に配備した。


「敵海軍基地の占領を完了。これより首都の制圧作戦を開始する。軍港占領以降目立った敵の抵抗なし。また120人の捕虜を獲得し、海上保安庁に引き渡した。」


『こちらハワイ方面司令部、報告を受け取った。敵の抵抗はゼロとは限らないため慎重に敵首都まで前進せよ。』


「了解!総員敵首都オルレ郊外まで前進!」


日米の上陸部隊は合計8万人、装甲車360両、攻撃ヘリ100機、兵員輸送ヘリ400機、補給車両80両、対空兵器250基と大規模な部隊で前進した。開戦前は中規模で終わらせようとしたものの抵抗が著しく厄介であるため大規模部隊で作戦を展開した。


「前方にゲリラ!射撃せよ!脚を狙うんだ!」


ゲリラ部隊があちらこちらにいる。その数も多くその分捕虜も多い。


「阪部隊長~ゲリラ多くないですか?」


「確かにそうだなぁ日下部。いいか全員、敵はあらゆる所から群がってくる。頭部を狙わず足部を狙え!」


「了解!」


しばらくゲリラを片付けている間に敵の抵抗は減っていった。すると前方から巨大なミサイルが飛んできた。


「隊長!空からミサイルが!」


「何か聞いたことある台詞だけど総員退避!嫌な予感がする。笠原副隊長!あのミサイルの出所はどこだ!」


「ミサイルの出所はアコースティの首都方面からです!つまり向こうのミサイルです!」


「全員離散せよ!あのミサイルは日本にもアメリカにもないミサイルだ!」


米海兵隊隊長のフレーザは


「あのミサイル・・・・速い!」


その後、アコースティ側の多領域制圧ミサイルが着弾した。


「あっぶね・・・全員無事か!」


阪部隊長は生存していた。しかし


「阪部隊長!我々の部隊壊滅状態です!撤退命令を!」


多領域制圧ミサイル攻撃を受けた日米部隊8万人のうち4万人が死亡、2万人以上が重軽傷し、損失装甲車300両、補給車両25両、対空兵器160基と壊滅状態となった。


「こちら日米攻略部隊・・・阪部。司令部に報告・・敵大型ミサイルで部隊壊滅状態。撤退許可を・・」


『大丈夫ですか阪部隊長!撤退を許可します!』


その後日米の連合部隊は輸送機に亡くなった隊員を載せて撤退した。ミサイル攻撃を回避できた攻撃ヘリ部隊は敵首都に突っ込んでいき、ある程度の攻撃を加えることに成功し撤退した。その後ハワイへと戻り負傷者の手当てなどの応急手当を行い来る第二次首都攻略作戦に備えた。




アコースティック王国にて


「国防官!成功したか?」


国王には国防官の今まで見たことない満面の笑みを浮かべていた。


「はい!作戦成功です!敵部隊の壊滅を確認しました。次攻撃されるとしたら遅くとも一週間から一ヶ月後になるでしょう!」


「そうか!今日は良く眠れるな!」


「はい!」


アコースティ王国内は日米連合軍の排除の報せを聞き、歓喜に湧いた。しかしまだこの国は知らない

のである。日米が5日後に再びこの地に踏み入れることを・・

少し遅れましたがよろしくお願いします。

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