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日米転生   作者: 照山
第6章 戦後編
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7-3 掃討任務

一時は劣勢となったものの米具の増援が来たことにより反転攻勢へと移った日米。両国は次なる作戦として【ハワイへの自由作戦】を発動した。


「これよりハワイへの自由作戦を本格的に開始する!市街地占領を想定して先に潜り込め!」


「『了解!』」


自由作戦発動からしばらくして洋上や上空を警戒していたアメリカ海軍第2偵察艦隊から緊急通信が入った。


「こちら第2偵察艦隊からハワイ自由作戦展海中の全部隊に通達!敵領土から多くの軍艦と航空機がそっちに向かっている!注意されたし!」


『了解!』


現在ハワイに展開中の日米部隊は以下の通りである。


日本→陸上自衛隊第1即応機動集団

   海上自衛隊第1護衛艦隊

        第1護衛空母艦隊

   航空自衛隊第1飛行隊


アメリカ→第18空挺師団

     第70戦闘飛行隊

     第40海兵師団

     第7艦隊

     第10空母打撃・潜水艦隊

     第3師団


その後、第2偵察艦隊は更に緊急連絡を送った。


「全部隊に通達。敵の中に輸送機と思われる航空機が向かっている。島嶼部の上空からの占拠と思われる。速やかに撃墜せよ!」

     

『了解!目標敵輸送機を迎撃する!迎撃開始!』


ハワイからアメリカの地対空ミサイルが放たれた。美しい軌道で放たれたミサイルは敵輸送機に命中した。命中した輸送機は制御を失いホノルルに墜落してきた。


「敵輸送機が降下開始!総員退避!」


敵輸送機は瞬く間にホノルルに墜落した。近くにいた日米の隊員180人のうち40人の死負傷者を出した。


「状況報告!」


「はい!先程の敵輸送機迎撃成功後、輸送機が市内に墜落。死負傷者約40名、装甲車両20両損失。」


「分かった。今後そういうことにならないよう注意しなければならない。」


しかしそうこうしている内に敵海軍がハワイ島周辺を包囲した。一部はワイキキビーチに上陸した。その数約5万人である。


「敵が上陸開始!迫撃砲撃て!」


ドコーーンという迫撃砲の音と共にワイキキビーチに向かって放たれた。


「弾着~今!」


着弾した迫撃砲は敵を弾き飛ばす。偵察隊員によると敵兵の姿はいとも無惨な姿と化していた。


「敵上陸戦力を掃討せよ!」


この命令により迫撃大隊と第1飛行隊は速やかに爆撃を開始した。


「敵の数はおよそ3万人と予想。今後更に援軍が来ると予想する。」


「了解。今は爆撃任務に集中せよ。」


F2から落とされる中型爆弾は敵をどんどん減らしていく。その姿はまるで空の支配者と言えよう。


「敵上陸部隊の殲滅を確認!敵の作戦は失敗した!だがしかしまだ攻撃は続くから気を緩めるな!」


「了解!」


アコースティ軍の上陸作戦は上陸部隊が全滅間近という結果となり作戦は失敗した。生存できた120人のアコースティ兵士は日米の捕虜となった。捕虜は人道的に扱われ情報提供の代わりに3食と就寝場所が与えられた。

読んでいただきありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

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