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日米転生   作者: 照山
第6章 戦後編
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6-12 行く手を阻む者(4)

空母「ロナルド・レーガン」に向かってくる1本のミサイル。艦長のフラグによって現在危機に瀕している。


「近接射撃システム起動!迎撃を開始します!」


「多少被害が出ても構わん!何としてでもミサイルを破壊せよ!」


「了解!射て!」


外では轟音が響き渡る。この近接射撃システムが起動し連続射撃を開始した。


「ミサイル破壊に成功!しかし破片が落ちてきます!」


「艦長。この部屋から一時退避しましょう。」


「分かった。」


その後、艦長室の窓をミサイルの破片が突き破った。火災は発生しなかったが一部の機械が故障した。


「危なかった・・・総員に告ぐ!敵艦隊をあらゆる手段で攻撃せよ!」


「了解!」


第7艦隊が発射した対艦ミサイルは航行不能になった敵戦艦を撃ち破った。


「敵航行不能戦艦3隻撃沈確認!」


「よし。次の段階に移行!敵戦艦を食い止め、日本艦隊到着まで妨害を開始する!」


「了解!」


駆逐艦「アリゾナ」、駆逐艦「ボストン」は敵戦艦の前方に回り込み妨害した。その時艦長にある一報が届く。


『こちら日本国ハワイ沖米軍後方支援部隊。第7艦隊の方で間違いありませんね?』


「こちらアメリカ海軍第7艦隊。日本の支援感謝する。後どれくらいで着く見込みかな?」


『グアムで燃料補給後であるため残り15時間以内に到着します。』


「だとすると明日の午前中に到着かな?」


『そうですね。それまで頑張ってください。』


通信終了後艦長は


「後15時間くらいで日本艦隊が到着する!全員耐えて生きて帰ろうではないか!」


「おぉ!」


士気がMAXに上昇した第7艦隊は敵に更に攻撃を加えた。


「敵のミサイル発射口を破壊せよ。」


「了解!」


「空母「ジョージ・ワシントン」聞こえますか?こちらジェル。」


「こちら空母「ジョージ・ワシントン」艦長のボルチモ。指令をどうぞ。」


「そちらに所属している戦闘機部隊を用いて敵戦艦の発射口を潰して欲しい。」


「分かりましたジェル司令艦長。任務遂行して参ります。」


その後空母「ジョージ・ワシントン」から44機のF15,F35が発艦した。


「全機に告ぐ。目標敵戦艦ミサイル発射口!射て!」


数多の発射口破壊のミサイルが放たれた。放たれたミサイルは見事発射口に命中したがまだ終わりではなかった。敵戦艦全てに発射口装甲があるため米軍ミサイルでも対抗できない。


「発射口破壊に失敗!一時帰投します。」


「了解。全滅回避のため母艦に退避せよ。」


まるで歯が立たなかった。これは日本も苦戦するのでは?と考えた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


護衛艦「いずも」司令室


「艦長。後5時間で到着します。」


「了解。ここからの距離からF15出撃可能だ。出撃を許可する。」


「F15部隊に告ぐ。目的地まではついてないがギリギリアメリカ空母に行けるかもしれない。可能であれば敵戦艦にアズールから給与された誘導ミサイルを射て。」


「了解。」


F15戦闘機α隊は8機編隊で出撃した。


「こちらa-1。護衛艦「いずも」から発艦した。」


日の丸を付けた戦闘機は米軍援護のため異世界の大空へと護衛艦から飛び出した。

次回行く手を阻む者(終)です。14日の13時に投稿します。よろしくお願いします。

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