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日米転生   作者: 照山
第5章 世界戦争編
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6-8 アズール民主国

アズール社会主義共和国。世界戦争で同盟国と戦い善戦するも徐々に劣勢となり敗北し、占領を受けた。指導者と国防相のウェポンは死刑となり、財務局のシーバらアズール政府関係者のうち半数が死刑及び牢屋に入れられた。そして新たに発足した新国際同盟の管理下におかれた。アズールはアズール民主国として再スタートし、国民を愛する国家となった。


「これよりアズール民主国の建国を宣言する!アズール初代内閣総理大臣猪原慎吾!」


「はい!」


アズールは戦前の独裁政治と違い、日本のような内閣制度をとった。また、新国際同盟は日本のアズール管理を任命され大島総理は承認した。つまりアズール民主国は日本の傀儡である。そして今式典でアズールの外務大臣


「貴殿はアズール民主国首相として国民そして国家を守ることを誓いますか?」


「はい!」


このようにしてアズール民主国は日本の傀儡国家となり平和国家として歩んでいくことになる。また、国家防衛組織には日本の防衛省傘下として日本国防衛省警備局が設立した。制定された憲法は以下の通りだ


アズール民主国憲法 第1章 国民主権関連(第1条~第6条)

          第2章 人権の尊重関連(第7条~第18条)

          第3章 平和主義関連(第19条~第20条)

          第4章 政治体制関連(第21条~第31条)

          第5章 裁判関連(第32条~第40条)


となっている。また、警備局局長にはダーラム・マールボが就任した。彼は社会主義体制時代にレジスタンスの指導者としてアズール政府と戦っていた苦労人である。


「我々は敵に勝利した!そして今日本国と共に平和を手繰り寄せよう!」と警備訓練前に話した。


アズール警備隊は2027年9月現在8万人が警備隊に入隊している。陸警4万、海警2万、空警1万、沿岸警備隊1万いる。武器は自衛隊や米軍から給与された退役した74式戦車や護衛艦、戦闘機などの航空機が配備された。


アズール警備隊組織図


日本国政府ー防衛省ー自衛隊ーアズール政府ー警備局ー警備隊となっている。アズール警備隊は恒久平和を求めている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


アメリカ合衆国 ホワイトハウス


「大統領、アズールを日本の単独管理で大丈夫だったのですか?」


「あぁ。問題ない。それに日本はこの世界に転移して以降国防や経済に力を入れている。我々は心配する必要はない。」


「確かにそうですよね。だとすると在日米軍を本国に戻すのはどうですか?」


「それも良いかもしれない。日本の自衛隊は我が国に匹敵する武力を持っている。交戦したらきっと我が国が負けるだろう。」


その後、ベッセマー大統領は大島総理と加藤防衛大臣と電話会談の後に在日米軍撤退の承認を得た。在日米軍は現在日本国内に5万人。ベッセマー大統領は大統領令に在日米軍撤退の書令を記した。ニュースでは


ーー在日米軍 撤退へ 明日以降撤退開始ーー


翌日以降、在日米軍の撤退が開始された。使用されていた在日米軍基地は自衛隊に引き渡された。また、在日米軍に不安を抱いていた一部の沖縄県民は安堵していた。

読んでいただきありがとうございます。次回もよろしくお願いします。

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