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日米転生   作者: 照山
第6章 戦後編
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6-7 総裁選・大統領選(2)

7月20日、総裁選が行われた。大島総理と加藤防衛大臣は自由国民党本部で選挙結果を待った。中間投票では大島総理は6割を占めていた。そして夕方6時開票が行われた。


「いやぁ緊張するな加藤くん。」


「そうですね大島さん。結果がどうであれ勝負の世界です。正々堂々やっていきましょう。」


『さぁ始まりました2027年度総裁選。今年は4名の立候補者がいます。今年はかなり接戦が期待されます。2021年度総裁選で岸和田総理に破れ防衛大臣として経験を積み、2023年度の総裁選でも破れた加藤防衛大臣。さぁ三度目の正直となるでしょうか!そして、大畑議員は2020年度の総裁選で破れましたが今年はどのような結果になるでしょうか。そして次に小川都知事は都知事として都民のサポートとして公務についていました。今年は総裁選でどのような結果を残すのか注目です!』


TVのアナウンサーが各候補者を紹介していた。


『それでは各候補者とリモートで繋いでみましょう、まずは大島総理。聞こえてますか?』


「はい。聞こえてます。」


『今回の総裁選の意気込みを教えてください。』


「今回の総裁選はこの世界に転移して以降始めてとなります。この総裁選は昨年起きた戦争で1年遅れてしまいました。そして、この選挙は我が国の同盟国も注目しています。また、選挙結果がいかなる結果であろうと受け入れなければならないと思います。」


『ありがとうございます。では次にお隣の加藤防衛大臣。今回の総裁選をどのように見ていますか?』


「私としましては今回の総裁選は3回目の出馬となります。しかし前回も前々回も敗れてしまいました。前回の反省を生かして臨んでいきたいと思います。」


「ありがとうございます。次に都知事と大畑議員にも聞いてみましょう。」


その後小川都知事と大畑議員にも意気込みや決意表明を述べた。そして、投票の集計結果が出た。


『さぁ果たして第103代総理大臣に誰なんでしょうか!まもなく結果が出ます!』


立候補者は緊張していた。そして結果が出た。


『結果が出たようです。』


会場には結果発表する人がいた。


「大島康二くん170票、加藤くん38票、小川くん29票、大畑くん20票。結果第103代内閣総理大臣に任命されたのは大島くんです。」


大島は再び総理になれて非常に喜んでいた。


『大島総理おめでとうございます!第二次政権として意気込みを教えてください!』


「皆様この度は私を再びこの職につけさせていただきありがとうございます。今後我が国の領土領海領空そして国民の皆様を全力で守って参りますのでよろしくお願いします!」


その後万歳が行われ、総理は喜びの笑みを浮かべた。


第2次大島内閣


総理 大島康二(総理経験→2023~2027,2027~) 

官房長官 菅野善秀

防衛大臣 加藤誠也

財務大臣 阿部孝文

文科大臣 大野恭子

環境大臣 大畑謙二

外務大臣 川野卓郎

厚労大臣 宮崎夏帆

新世界大臣 林俊吾

サブカル大臣 梶剣


以上が第2次大島政権である。初入閣者もいれば2回目の就任になるものもいる。総理は気を引き締めていくことを誓った。また、グレーシス共和国を含めた国々は日本の選挙は非常に興味深いと好感を抱かれていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

8月1日、アメリカでも次大統領を決める選挙が行われていてこの日が結果発表日である。一歩リードしているのがベッセマー国防長官である。ジョーンズ大統領悔しいかもしれないがこれは勝負の世界。覚悟を決めていた。


「さぁ!いよいよ結果発表だ!投票結果を発表します!」


「結果は・・・」


「アントニー・ベッセマー!」


その瞬間会場が大歓声に包まれた。惜しくも数票差でジョーンズは敗れた。ジョーンズ大統領は2016年から米国大統領に就任していて目標を15年連続としていたがかなわなかった。


「ジョーンズさん。惜しくも敗れてしまいました。今のお気持ちをお聞かせください。」


「私は2016年からアメリカの大統領としてこの国を引っ張ってきました。また私の目標である就任15年連続としかったのですが惜しくも叶いませんでした。しかし私は4年後の大統領選で再び帰ってくる。楽しみにな!」


大きな拍手が起きた。アメリカ新大統領にはベッセマー国防長官が大統領として就任した。日米両国の選挙に関心を持っていた各国は参考にしたいと言ってきた。これで日米の選挙が終了した。



次回もよろしくお願いします。

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