5-23 オペレーション【piece】third the final
2027年1月1日、世界戦争の開戦から6か月が経過した。同盟国は日米を中心に戦線を拡大。これによる死者は同盟国側は300万人、連合国側は400万人の死者を出している。
東京都 渋谷区
昨年ミサイル攻撃を受け、多大な被害を出し、今でも10万人を越える行方不明者がいる。年が明け捜索活動は本格し、復旧作業にあたる人が多かった。
神奈川県 横浜市
渋谷区同様ミサイル攻撃を受け、ランドマークタワーなどが崩壊。更に県庁が倒壊したものの倉島県知事は無事だった。
千葉県 千葉市
上の2つ同様ミサイル攻撃を受け、千葉市内は壊滅的被害を受けた。また、海ほたるにミサイルの破片が落ち、通行止めとなった。
大島総理は首都圏へのミサイル攻撃は敵の首都への攻撃を強化すると発言。米政府の協力のもと、同盟国軍は敵首都にミサイル100発を撃ちまくった。
アズール社会主義共和国 首都グレナダ郊外上空
現在同盟国空軍のミサイル部隊が連合軍のすべての首都に同時攻撃を開始する。
「こちら第1班。まもなくアズールの首都に到達。」
『こちら第2班。』 『こちら第3班』と第1班~第25班に分かれて敵首都に攻撃する。
「海軍部隊に連絡せよ。我々の反撃が始まると。」
同盟国海軍はオペレーション【piece】を発動しした。今回は海軍が空軍を援護、陸軍がヘリで降下し市街地戦闘に持ち込むという作戦だ。
「敵首都補足!全機攻撃準備態勢!」
「攻撃開始!撃て!」
数多のミサイルが首都へと突っ込んでいった。通信からもミサイル同時発射の成功の報せが届いた。突っ込んでいったミサイルは首都のあらゆるところに命中し、多くの建物を破壊した。
「目標に命中!陸上部隊の援護を開始する!」
同時ミサイル攻撃は成功となった。この後、陸上部隊をのせた輸送ヘリが到着する。一方海では連合艦隊を蹴散らし、全艦艇を撃沈させ、オペレーション【piece】thirdは成功した。
「こちら同盟国海軍司令官ベルス。敵海軍艦艇を全て撃破。全連合国の港を占拠する。」
「了解。」
ここまで順調な滑り出しを見せているが敵の抵抗が少ないことに不安を抱いている。
「何か怪しい。ここまで上手く行くことはない。注意せよ。」
『了解。』
その後、各首都に陸上部隊をのせたヘリが到着した。陸上自衛隊や米陸軍は攻撃ヘリも連れてきた。いよいよ市街地で戦闘が始まる。
オペレーション【piece】はthirdで終了です。次回もよろしくお願いします。




