5-13 函館奪還作戦【中ー1】
9月5日、函館占領中のアズール連合軍はフューエル帝国哨戒機の報告で同盟国側が爆撃を行う情報が入った。そのため迎撃を行うため港の輸送艦からミサイルを持ち出した。
「敵に見つからないようにな!」
「司令!見つかった場合は?」
「構わず撃て!」
「分かりました!」
火炎迎撃ミサイル50基を運び出した。
「しかしこの港は本国より良いですね。」
「集中しろ!敵に見つかったらどうすんだ。」
「申し訳ございません。」
その後ミサイルは指定の場所に運び込むことが出来た。しかし函館公園で攻撃を受け8基が破壊された。その攻撃機は五つの星が付いていた。アメリカ軍の攻撃機だった。しかし米軍6機はアズール連合軍の対空ミサイルにてよって全機撃墜した。
「危なかった・・」
「安否確認せよ!」
「ミサイル8基被爆。死者約200です。」
「了解。」
42基の迎撃ミサイルを配置した。迎撃体制は完璧となった。
「これでいつ来ても完璧だ。司令楽しみですね。」
「あぁ。敵の爆撃機がスクラップされるのが目に見える。くっくっくっ」
コタバト司令は不適な笑みを浮かべた。数分後
「敵爆撃機を確認!5分後に迎撃を開始する。」
「ミサイルをターゲットに合わせるのだ!」
「撃て!」
迎撃が開始された。結果はどうなるのか。【中ー2】に続く。
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国際同盟 9月5日の安全保障会議
アズール社会主義共和国他20ヵ国が脱退した国際同盟は戦後の領土分配や賠償金のことなどを話し合った。
「アズールの首都ジーユを陥落させれば我々は優位に立ち、速やかな敵地占領が行えるだろう!」
大きな拍手が起こった。安全保障会議議長のフーズは全加盟国の参戦を呼び掛けた。
「現在日本で函館奪還作戦が行われています。この作戦は今後の我が国の未来を左右しています。どうか更なる援助をお願いします。」
日本の国同大使は深々とお辞儀をした。作戦参加を希望する国は10ヵ国いた。
「我が国は日本国に火炎ミサイル等の敵地攻撃能力技術を支援します。」
「我が国はー」
と各国が作戦に参加してくれることが分かり、
「皆様ありがとうございます。」と再びお辞儀をした。
その後、アズール社会主義共和国含めた連合国に対しクレタ宣言を出し、連合国の無条件降伏まで戦うことを宣言した。これに対しアズール社会主義共和国含めた連合国はこれを黙殺した。国際同盟はこの黙殺は貴国に大きな損害が出ると非難した。
函館奪還作戦裏での他国での出来事も書いていきます。(閑話で) これからもよろしくお願いします。




