意味がわかると怖い話①「私は犯人を知っている」
意味がわかると怖い話。
あなたは真相にたどり着けるでしょうか?
意味がわかると怖い話を自作してみました。
回答は次回に載せます。
良ければ読んでいってください。
先日、女子高生が殺される事件が起きた。
まだ犯人は捕まっていない。
でも、私は犯人を知っている。
だって私、犯行現場を目撃していたから。
あれは雨がどしゃ降りの夜だった。
私が会社から帰る途中の道でその女子高生を見かけたの。
次の瞬間、犯人は女子高生をナイフで刺した。
女子高生は「痛い」「助けて」と叫んでいたけど。
犯人はお構いなしに滅多刺しにした。
女子高生の最後の言葉は「やめて・・・お願い・・・」。
震えたように、やっと絞り出した言葉で印象的だったなぁ。
そんなにはっきり目撃したなら何故警察に言わないのかって?
そんなことしたら大変でしょ。
事情聴取だなんだって、長時間拘束されることになるんだから。
毎日仕事に追われてるし、そんな時間ないし。
窓から外を見ると、警察が犯人について聞き込みをしている姿が見えた。
犯人がまだ捕まってないんだから、当然か。
やだなぁ、怖いなぁ。
でもまあ、この家の中にいれば誰も入ってこないし大丈夫。
今日は夜勤だし、ひと眠りしようかな。
私は歯を磨くために洗面所に行った。
歯ブラシに歯磨き粉を付け、ふと顔を上げると、犯人と目が合った。
いかがでしたか?
楽しんでいただけたでしょうか?
意味がわかると怖い話はシリーズ物にしようと思いますので、この話の解説は次回に書きたいと思います。
また次回も読んでいただけることを願っています。
お付き合いいただき、ありがとうございました。