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2話 結社のこと×これからのこと

なんだかんだ続く、ご不満点はどしどしどうぞ、(´・ω・`)初心者だからね、拙い文章だからなぁ


「さて、一応あなた達に聞いておこう、私の所属してるのは?、如月(きさらぎ)


そう言われた右から一番目の小柄の者が「はい!」という高い声の後、顔を見えなくしている黒い布を上げて顔を見せる、童顔ではあるが、胸がでていることから女性であろう。

如月と呼ばれた少女は喋り始める。


「は!、誰そ彼結社であります!、黄昏財団ともトワイライトテクノロジーという表の名前もあります!」


「百点、そうだな、それで裏は何をやっている、朝月(あさつき)


今度はその隣の如月より一つ頭が高い身体つきから女性の朝月は如月同様に黒い布を上げて顔を見せる、その顔には右目に縦に大きな切り傷ができており、なかなかに痛々しい。


「は!、ワタシ達は暗殺を生業としている傭兵結社です、裏の仕事なら金が良ければ受けます!」


「うん、95点」


「残り5点は?」


「私自身が金以外にその人が信用できないことや外道なものが許せん!、と言った感じだからだ」


「そういえばそうでしたね」


「・・・さて、まず最初にやることだが──」



やることを伝えると、聖子は外に出る、かなり空気が美味く、ガスなど二酸化炭素で汚れた元の世界とは大違いである。


「うーむ、見渡す限り、緑ばっか、何十年ぶりだろうな、自然の色を見るのは」


この数十年は血の紅と、コンクリートの色しか見てこなかったため、若干目が痛く感じる、だがすぐに慣れることだろう、こっちが自然なのだから。


「ふぅ・・・はぁ、さて人探しだ」


聖子は深呼吸をすると、木々のざわめき以外の音を探る。


「・・・いるな」


複数の足音、歩幅が広いのが5人、狭いのが1人といったことが聞き取れる、場所はここから北、聖子はそこまで走っていった、まず最初の原住民に会うために、ついでに襲われているなら助けようと。



「げへへ、もう鬼ごっこはやめだぜ」


「ぐぅ・・あ」


今まで裸足で走ってきていた少年は、木の根に足を引っかけて転んでしまう、少年はそのまま5人の男達に囲まれる。


「さぁ、観念するんだな、お前は大事な奴隷なんだからなぁ」


(──ここまでか、僕の人生は・・)


「・・・なぁ、そこのあなた」


そこに男達のうち、リーダーらしきバンダナを巻いた男の背後に聖子は現れ、軽く跳躍して男の首に軽く当て身をすると、男はそのまま倒れ伏す。


「助かりたい、死にたい、どっちか選んで、私早いとこ終わらせて家に帰りたいんだけど」


「──えっと、君は?」


「ん?・・あぁ、同い年くらいだったわね、今の私」


「り、リーダー!?」


数秒遅れて自分達のリーダーが倒れたことを認識する、他の4人の男達は今度は聖子を取り囲む。


「嬢ちゃん、なにもんだ?、いきなり現れて何のようでここに?」


「答えて私に得がないね、おとなしくリーダーさん運んで逃げたら?」


「な、このガキ、なめた態度を!」


男達は一斉に聖子に襲いかかるが、全て聖子は避けていき、男の1人が持っていた腰のナイフを盗み、そのまま持っていた男の首の動脈辺りを切り、そのまま男は血を流して倒れた。


「さて、まず1人だがどうする?」


「こ、このガキ、簡単に人を・・」


「そうだな、だからなんだ、3秒待つから選べ、死か逃走か」


「く、くそが!」


「おいお前、く、残りでかかれ!」


1人はリーダーを抱えて逃げ出すが残りの3人が聖子に襲いかかる、が、一瞬で先程の男同様に首を切られ、血を流して倒れる、その様子を見ていた少年は腰を抜かしていた、まぁ人を殺す、殺されたところなんてそう見ないだろうから当然か。


「・・・で、あなたはなんで追われていたのか、話してくれる?、あと名前」


「ぼ、僕は・・・イルミナティ」


(どっかの秘密結社みたいな名前だな)


「僕はさっき奴隷として売られそうになっていたの、住んでいた村はゴブリンに襲われて、僕だけが逃げてきた・・」


「へー、それは大変だったんだね」


「うん・・・」


イルミナティのお腹が鳴る、それを聴いた聖子ら少し笑うと、手をさしのべる。


「私は聖子、紫山聖子、うちにこない?、どうせこのまま飢えて死ぬよりはマシだと思うよ」


「シザンショウコ・・・わかった、ついていくよ、どうせこのままだと生きるの辛いし」


















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