↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/72

爆破採掘

遅くなってしまいました。

 錬金も自動化する装置ができていしまっているので取れた鉱石をそのままクランハウスのインベントリに放り込めばあとは勝手にインゴットになっていく。

 インゴットに関してはどうやって作ってもランクは同じになるため研究の余地はほとんど残っていない。流石に材料入れ間違えたりなんかしたら不純物入りのミスリルインゴットD-とかが出来るが。


 ミスリルは一度精錬するのに1時間もかかってしまうからその間別のことをして待つとしよう。


 前からやろうとしていた自動採掘機のようなものを作ってみたい。

 案としては結局いつもの「ブレイズ・デトネーション」を魔法陣で起動し、そのアイテムを集めるだけだ。

 しかしこの装置を複数個設置し、時限爆弾のような感じで起動させれば効率よく採掘できるのではないかと考えた。


 爆発により採掘するとどうしても鉱石のランクは下がり、そこから取れるインゴットも減ってしまう。


 しかし俺は錬金術によって精錬をする時間は実質無限にあるようなものなので量さえ取れればいいのだ。まずは適当にブレイズデトネーションを、使用してから一分後に起動させる魔道具を作ってみよう。


 今まで採掘するとき表層だけブレイズ・デトネーションでやってきたがその時爆発は全方位に向かっていっていた。


 そのため爆発はなるべく地中からやったほうが良いだろう。そうすると竪穴を掘る魔法が必要になるな。


 初めて土魔法陣を使うときが来た気がする。しかしティウに聞かないとどんな魔法があるのかわからない。チャットで聞いてみるか。


ロージェ:土魔法で地面を掘る感じのやつってある?

ティウ:いま戦い


 いま敵との戦闘の真っ最中だったようだ。少し待つか。土魔法陣といえば、前にみんなでボスを倒したときにドロップしてくれたスモーキー・クォーツも使えるかもしれない。


 有属性鉱石の使い方と効果も調べていかないといけないな。前作には魔道具がなかった分これから俺が検証していかなくちゃいけないこともまだまだ多そうだ。


ティウ:ディグ・ディープリーってのがあって、落とし穴を作れるよーー!!

ロージェ:おお、ありがとう


 やっぱりあるんだな、そういう感じのやつ。土以外の地面では使えないとかそういう制限はあるのだろうか。試してみる価値はあるな。


 今俺が自動で動かしている装置全ての魔法陣をミスリル合金板で置き換える事ができるくらいにまでミスリルを大量に掘りたい。


 さっそく作った幾つかの実験用の魔道具を持ってレメント鉱山に一人で行った。そろそろ魔物捕まえてこようかな……。一人で行くのがめんどくさくなってきた。しかしボーロンが言うに、魔物を捕まえるのも相当めんどくさいようだ。


 ひとまずいつも通り風の魔法陣でゴーレムたちを倒していく。もしミスリルゴーレムとかが出てきたら効率よく倒す方法なんかを探していくことになるのだろうがあいにくブロンズゴーレムまでしか出現しない。


 ある程度幅の広い通路ならゴーレムたちの横を突っ走れば十分だ。。


 普段は現れないレアモンスターなるものも存在するようだし、今までなかった罠が突然現れたりとかもする事があるらしいが……、全く出てくる気配がないな。


 そんなことを思っていたらボス部屋に到達してしまった。


 敵の目がこっちを見た瞬間、バトルが始まる。


 ブーメラン、魔道具、ブーメラン、魔道具と単調に攻撃を仕掛けていく。敵もゴーレムであるから比較的動きは単調で読みやすい。


 ところどころフェイントらしき動作も入ってくるが慣れればフェイントかどうかもわかってくる。流石に戦闘が苦手な俺でも何度も通えば少しずつ経験を積んでいけるな。


 ゴーレムを倒した。慌てずにやることを確認してから鉱石採掘ゾーンに入る。

 一歩足を踏み入れた瞬間からダッシュする。まるで小学校の徒競走のようだ。


 ある程度走ったら、地面にディグ・ディープリーを置く。これで地面を掘れると楽なんだが……。



 起動してみると急にすごい勢いで砂埃が空気中を舞い始めた。少なくとも完全に掘れないわけでは無さそうだ。しかし外で起きる砂埃と違って風が無いぶん滞留するな。


 砂埃が舞い終わるまで待っていられないので風魔法で吹き飛ばす。さっきのボス部屋の方に砂埃を追いやると、マンホールくらいの大きさの穴が空いていた。深さは5mくらいか?


 設定で直径60cmで深さは行けるところまでにしておいたからこんなもんか。


 さて爆発させるか……しまった!!


 暗くて見えないがおそらくディグ・ディープリーの魔法陣が書いてある合金板は穴の底にあるはずだ!


 しかし回収する手段が無い。ブレイズ・デトネーションの魔法陣の合金板自体は壊れることはないが下手するとディグ・ディープリーの合金板は壊れてしまう。


 よし、諦めよう。最近は合金板も安く早く作れるし、魔法陣を書くのにもそこまで時間はかからない。ここで悩む時間の方がよっぽどもったいない。


 俺はブレイズ・デトネーションの合金板を使ってから穴に投げ入れた。

 そして穴から離れていく。離れたところに予備で作っておいたディグ・ディープリーの合金板を置く。



 激しい轟音が鳴り響く。地震とは違う小刻みな揺れが足元を襲う。


 ブレイズ。デトネーションの合金板もミスリルで作ったからな。それに魔石B-をセットしておいただけのことはある。さて、急いで風魔法で砂埃を吹き飛ばして、と。




 あれ? 隕石でも落ちた?


 なんかものすごい深いクレーターみたいになってるんですけど……。


 唖然としながらもクレーターみたいなところを降りていく。目の前は鉱石のアイコンでいっぱいだった。急いで回収していく。触れるだけで回収できるのが幸いだ。


 ミスリルもかなり取れているようだが流石にそれより上位の金属は無いな……。

 もし一番深くでブレイズ・デトネーションを起動させたら少しはあの硬い層も掘ることが出来るのだろうか。


 そんなことを考えながら大急ぎで回収していく。もっと効率よくアイテムを回収する方法も考えないとな……。


 穴がクレーターのようになっていて中央に集まってきてくれるからそれでもマシか。

 中央の方に行くとブレイズ・デトネーションの合金板もしっかり落ちていた。しかしあたりを見回してもディグ・ディープリーの合金板は見つからないな。


 次回からはロープでも付けて上に引き上げられるようにしておくか。

 取り敢えずクレーター型の穴から鉱石は回収し終わったので天井を見てみるがまだそこまでひび割れていないな。


 もう一回爆発させて回収する時間はなさそうだからクレーターの底から横向きに掘っていく。

 ちなみにディグ・ディープリーは掘ったものを消してしまうようで、採掘には使えなかった。土魔法のくせに火魔法のブレイズ・デトネーションに劣るって……。


 まあブレイズ・デトネーションのほうが上位の魔法なわけだしそこら辺は仕方がない。おっと、そろそろ潮時か。今回は早めに逃げ始めよう。


 クレーターから登るのに少し苦労したが、今回もなんとか無事に採掘ゾーンの崩落に巻き込まれずに脱出することができた。


 収穫物を確認しよう。


 といってもお目当てのミスリル鉱石以外は大したことはない。まあまあ量が増えたが質がそれなりに落ちた、といったところか。


 ミスリル鉱石は……


 D-とDが20個ずつ、CとC-が3個ずつか。ここから精錬して取り出せるインゴットで考えるとそこまで前回と大きな差は無いな。


 しかし自分で掘る労力が要らないし、ツルハシもあまり消費しない。アイテム転送機を応用して上手く回収すれば効率は良くなっていきそうか。


 そう考えながら鉱石を全部クランハウスのインベントリに突っ込んだ。

 

 


 

次回の投稿は……遅ければ4月の頭になります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。