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80血を下さい

「近付いてはいけません」

「っ、離してファルド!早く手当をしなければ死んでしまうわ!」

「何故手当をする必要があるのですか?貴女を傷付けた当然の報いです」

「私は大した事ないわ!なのに、なんて酷い事を…。後少し待ってくれたら如何にか出来たのに!」


血を流す男達の元へ駆け寄れば、ファルドに抱き止められた。なので離すようにお願いするも言う事を聞いてはくれない。見慣れた無表情の顔が、今はとても恐ろしい…。顔色一つ変えずに人の腕などを斬り落としてしまうのだから。これがファルドの持っている力なんだね。


「大した事ありますよ。気付いてない様ですが、紗良様はかなり血を流しております。今すぐ手当を受けて下さい。それと、私は紗良様にそれ以上傷が付かないための最善の方法をとったまでです」

「そんなのっ!…っ、傷は治るけど命は戻らないのよ!?」

「知っていますよ。ですから紗良様の身の安全を優先したのです。何を怒っているのですか?元はと言えば紗良様が招いた事態でしょう?」


そんな事言われなくたって分かってる!コレは八つ当たりだって分かってる!!私が余裕かまして様子を見ていた所為でこうなったの。もっと早く蒼玉ソウギョクの力を使ってればこの状態は避けられた。だから私はファルドに怒る資格なんてないの…。


「ファルド言い過ぎだ。紗良、頼むから手当を受けてくれ。そのままでは倒れるぞ」

「彼らの手当をさせてくれないのなら、私もしない」

「…自分が何を言ってるのか分かっているのか?奴らは遅かれ早かれああなっていた」

「分かってる。でも目の前に死にそうな人がいるのに、見て見ぬ振りは出来ないわ!」


怒った顔で私を見つめるリハルト様に、負けじと見つめ返す。私の所為でこうなったからこそ、私が如何にかしなくちゃいけない。こうしてる間にも彼らは死に近付いているのに。


「…はぁ、分かった。だがお前の治療が先だ」

「いいえ。彼らが先です」

「なら駄目だ」

「っ、優先順位を考えて下さい!」

「俺の優先順位はお前が一番だ!」


どっちも折れないこの状況に見兼ねたファルドと恭平が割り込んで、周りに見られない様に恭平が傷を治した後、白い布を首に巻いてくれた。急に傷が治ったら不自然だからね。先程流した血が染みてカモフラージュになっている。


「あああああぁぁ…、っ、許してくれ!!来るな!」

「ファルド下がって。興奮してしまうわ」

「はい」

「大人しくして。傷を治すわ」


もがき苦しむ男達に力を使い傷を塞いだ。斬り落とされた手や足は戻せないから、血が止まり皮膚が覆って初めからその先は無かったかの様になった。


「な、なんで助けるんだ!?俺達は始めは神子様を始末しようとしてたんだぞ!!」

「目の前で苦しんでいる人がいるのに、放っておけないだけです。すみません、貴方達の腕や足は戻せなくて…」

「…なんて慈悲深い…。もっと早くに神子様のような存在に会えていたら私の人生も違っていたのかも知れません」

「今からでも遅くはありませんよ。死で償うのではなく、生きて償うのです。傷付けてしまった人達に少しずつ返していきましょう?」


ニッコリとそう言えば、涙を流す二人の男。ありきたりの言葉で綺麗事だけど、少しは届いたみたい。初めから悪い人なんて居ない。環境がその人を悪くしてしまうんだ。人はやり直す事が出来るのだから。


「凄いな神子様は。どんだけ自分が真っ黒か思い知らされるな?リハルト」

「…あぁ。後の事は任せる。くれぐれも紗良には分からぬ様に進めろ」

「分かってるよ。心の綺麗な神子様には裏側は見せたくないもんな。首謀者を吐き出させて始末しておくよ」

「頼んだぞ」


エンリッヒと王子がそう話して居るのを聞いてしまった俺は、エンリッヒが離れたのを見計らって王子に近づいて話し掛けた。


「いいのかよ。姉ちゃんが知ったら…」

「綺麗事では済まされんのでな。お前達の居た場所では違うかも知れないが、こちらにはこちらのやり方があるのだ」

「そりゃそうだろうけど…。何も殺す必要はないんじゃねぇの?」

「…恭平も考えが甘いな。あぁ、別に悪いことではない。それだけ平和な世界に居たのだろう」


姉ちゃんを見ながら俺に言った言葉は、どこか悲しそうだった。さっき睨まれてたもんな。あんな事をファルドがしたのは、王子の許可があったからだし。早すぎて人間業じゃなかったけどな。強いとかいうレベルの話じゃねーよ!化け物のレベルだよな。


「王子が王になっても姉ちゃんには汚い部分は見せないつもりかよ」

「当然だ。話しても紗良は受け入れることはしないだろうからな」

「…まぁ、頑固だからな。でもそれは優しさなんかじゃねぇよ。向き合う事に目を逸らしてるだけだ」

「ならお前なら説得出来るとでも?」

「う…、それはその…」


姉ちゃん言い出したら聞かないし、弟の俺は昔から逆らえないから無理だな。でもさ、言葉には上手くできねぇけど、それを後で知った時の方が俺は嫌だ。信用されてないというか、関係ないと言われてるようでさ。それは俺が男だからそう感じるだけかもしんねぇし、姉ちゃんは何も思わないかもだけど。


「紗良、戻るぞ」

「…はい、リハルト様」


姉ちゃんの首に巻き付けた白い布は痛々しそうに全て赤く染まっている。まるで最初から赤い布だったかのように。それはそれだけ姉ちゃんが血を流したという事。他の衝撃が強すぎて飛んじゃってるだけで、そうとう痛かった筈だし、何よりあのまま放っておいたら危なかったと思う。気まずい二人の空気に居心地の悪さを感じながら城へと戻った。




☆ー☆ー☆ー☆ー☆




「っ紗良様!?どうされたんですかその首の血!!」

「落ち着いてマリー。もう恭平に傷を治してもらったから大丈夫よ」

「落ち着けませんわ!凄いちの量じゃありませんか!ドレスが黒だから分からないかも知れませんが全て血で濡れてるのですよ!!」

「あ、首だったからかなり出たのかな」

「痛くなかったですか?怖くありませんでしたか?…っとにかくご無事で良かったです」


部屋に戻るなりマリーが慌てたように捲し立てて来た。それにやんわりと答えているとマリーが泣きだした。自分じゃ見えづらい場所だから分からないけど、そんなに酷い有様なのだろうか。部屋の姿見の鏡で自分の姿を見れば想像以上だった。


「わ…、結構血が出てたのね。だから皆心配してたんだ…」


そりゃファルドもリハルト様も怒るよね。なのに手を振り払った挙句に睨んでしまうなんて…。自分勝手にも程があるよね。後で謝りに行かなくちゃ。


「さぁ紗良様。体を綺麗にしましょう」

「うん。ドレス一着駄目にしちゃったわね」

「そんな事よりも、もっと自分の心配をして下さい!」

「はぁい」


マリーに怒られちゃった。ドレスと首に巻いていた布をとりお風呂に入って体についた血を洗い流した。心なしかふらつくのは血を流し過ぎた所為だろうか。傷は治せても失った血は戻らないのかな?温まった所で湯船から上がれば立ちくらみが酷く、また湯船に逆戻りだ。


「っ、マリー!助けて…」

「紗良様?どうされたのですか?」

「立ち上がれないの…」

「血を流し過ぎたんですわ!私にしがみついて下さい」


マリーに手伝ってもらい、湯船から引き上げてもらった。一人で立っていられないので、着替えの場所で横になる。あ、もちろんタオルは掛けてもらってるよ!血ってどうやって補えばいいのだろう。力を戻すのとは違うからな…。


「起きれますか?リハルト様をお呼びしてきますね」

「ま、待って…。こんな恰好じゃ無理…」

「ですが紗良様をずっと床に寝かしておくことは出来ませんよ」

「少し休んだら大丈夫だから…」


今にもリハルト様を呼びに行きたそうなマリーにそう言って、ちょっとだけそっとしておいてもらった。血が足りないのもあるけど、のぼせたのもあると思うのよね。


「ん…、あれ…?」


少し休むつもりがあのまま寝てしまったみたい。だるい体を起こすとベットの中だった。あれ?いつの間にベッドに移動したんだろうか。服もタオルから寝巻のワンピースに変わっていた。あぁ、マリーが着替えさせてくれたんだわ。


「気分はどうだ?」

「…え?あ、リハルト様」


声のする方に視線を向ければ、リハルト様がソファーに座っていた。私が起きた事に気付いてこちらに近づいて来てくれた。あー、表情が硬いから怒ってますよね?先に謝っておこう。


「その、ごめんなさい…。私、自分があんなに血を流してるなんて知らなくて…」

「そうか」

「………」

「………」


あれ?会話終了ですか?え、怒ってる訳じゃないのかな?そう思って恐る恐る顔を上げてリハルト様を見ると、苦しそうな表情をしていた。なんでそんな顔をするの?何処か痛いのかな?


「どこか…」

「お前は俺が今何を思っているか分かるか?」

「え?えっと…無茶しやがってみたいな感じ?」

「違う」

「じゃ、じゃあ、もっと自分を大切にしろ?」

「それも違う」


あれもこれもと述べるけど、全部違うらしい。リハルト様が苦しい表情をする気持ちってどんな気持ちなんだろう。分からないから別の立場で考えてみよう。もしリハルト様が自分の傷の手当もせずに、人を助けようとしたら?…もっと自分を大切にしてって思うかな。でもこれは違うと言われてしまったし、いつも言われてる事だ。リハルト様が自分の命より人を優先したらどう?…あぁ、そっか。分かったかも知れない。


「…悲しい。私の事も考えて欲しい…」

「……?」

「もしそれで死んでしまったら、私はリハルト様を許せない…」

「おい、何故俺が死ぬ話になっているのだ」

「あ…。自分の事だとよく分からないから、逆の立場で考えてみたの。それでね、リハルト様の気持ち分かったよ。「自分の事でも人の事でもなく、俺の事を考えてくれ」でしょう?」


そう言えば強く抱きしめられる。リハルト様の匂いだ…。安心する私の大好きな匂い。この温もりが消えてしまったらと思うと怖い。リハルト様を傷つける人がいたのなら、私は許せないだろう。きっとリハルト様もそうなんだ。あの男達を許せなくてどうなろうが知ったこっちゃない。なのに私はリハルト様に怒り、男達を助けたんだ。


「ごめんなさい。私リハルト様に酷い事した…」

「あぁそうだ。いつだってお前の一番は俺じゃなく他の誰かだ。その度に俺がどんな思いをしていると思う?」

「………っ」

「お前を見てると苦しいのだ。俺の想いが一方通行すぎて…な」

「そんな事ない、私だってリハルト様の事が本当に好きなんだよ!…でもいつも優しいからリハルト様なら分かってくれる、許してくれるって甘えてた」

「俺はそんな寛大な男にはなれない」


自虐的に自嘲するリハルト様の体をギュッと今度は私が抱きしめる。私じゃリハルト様を幸せに出来ないかも知れない。私と居てもリハルト様は苦しいだけなんだわ。きっとリハルト様と同じぐらい好きだと言っても、リハルト様の心には届かない。信じられないんだよ私の気持ちが。


「…私はいつもリハルト様を不安にさせちゃうのね」

「…あぁ」

「ねぇリハルト様」

「なんだ」

「…別れて下さい」


震える声を押し止めながら絞り出すように言えば、バッと肩を掴まれて信じられないといった顔で見られた。私だってこんな事言いたくないよ。でも、仕方ないじゃない…。


「何故そんな事を!!?っ、そんな話はしていないだろう!!」

「…だって…っ…、私じゃリハルト様を幸せに出来ない!」

「なっ!お前が俺の幸せを決めるな!!お前が俺から離れていく方が俺には耐えられない!」

「でも、どうすればいいのか分かんないよ…」


涙が次から次へとポロポロと零れてくる。リハルト様と別れるなんて私だって死ぬ程嫌に決まってるじゃない。考えただけで体が震えるの。でも、それ以上にリハルト様には幸せになって欲しいの。この世界で生きていく場所を提供してくれた人だから。…なんてそんな綺麗には考えられない。リハルト様が他の人と一緒にいるって想像しただけで、ドロドロした感情が湧く。相手の女性を憎んでしまうかも知れない。そんなみっともない感情を私だって持ってるんだよ。でもそれぐらい好きなの。


「お前の所為ではない。俺が勝手に不安になっているだけだ。…そんな情けない自分が嫌になる。だがお前を他の男に渡すのはもっと我慢ならない。お前を泣かしてもこの手を離せないのだ…」

「っ、私だって嫌だよ!でも、私の事信じてくれないじゃない!!どんだけ好きだって言ってもっ、ひっく、届かない…!」


感情が決壊して嗚咽がでる。悲しい。苦しい。辛い。胸が張り裂けそうだ。想いが届かないのなら片思いと変わらない。私の気持ちもリハルト様の気持ちも同じはずなのに、すれ違ってばかりだ。今までも何度もこうして擦り合わせて来た。だけどまたずれてしまうんだ。


「もっと言葉にして欲しい。お前はこういう時にしか言ってくれないではないか。心が見えないからこそ人は言葉にするのだ」

「…っ好き、好き…、大好きなの…。リハルト様が好き。リハルト様以外いらない…。好きなのっ、本当に愛してるの…。だから疑わないで、信じて…!」

「っ!分かった、もう分かったから。俺が悪かった。だからもう泣かないでくれ」


泣きじゃくる私の背中をトントンと優しく叩きながら、泣きやむまで抱きしめてくれた。久し振りにリハルト様の前で大泣きしてしまったわ。前は良くあったのにね。恋愛って難しいな。成就してもしなくても苦しいね。


「落ち着いたか?」

「…うん」

「俺は駄目な婚約者だな。いつもお前を泣かせてしまう」

「っ、ううん!リハルト様は駄目なんかじゃないよ!私がいけないんだから…」

「いや。俺がもっと余裕のある男なら良かったのだ」


グシャリと自分の髪を掴みそう零すリハルト様。つい忘れそうになるけど、私より年下なんだよね。本当は私がもっとしっかりしなくちゃいけないのに、リハルト様がしっかりし過ぎてるから甘えちゃうんだ。


「リハルト様は私の事、まだ好きでいてくれる?」

「何を馬鹿な事を。当たり前だ!俺は死ぬまで紗良を愛してるだろうな」

「良かった…。でも死ぬまでなんて分からないじゃない。人の気持ちは変わるんだから」

「俺の気持ちは一生変わらない。誓ってもいい」


何故こうも自信満々に断言出来るんだろうか。絶対なんて無い。でも素直に嬉しいと思う。こんな至らない私を、変わらず愛してくれるリハルト様には感謝だよね。


「ふふ、ありがとう。その言葉だけで嬉しい」

「言葉だけではない。本気だからな」

「私もリハルト様への気持ちが、変わらない自信あるよ」

「ほう。なら今すぐ俺と結婚してくれるよな」

「うん、いつかね」


私の返答に不満気な顔をするリハルト様。それとこれは話が別なのよね。そんなリハルト様を笑うと優しくキスをされる。なんか変な感じだわ。だってさっきまで苦しかったのに、今はもう幸せに満ちているんだから。


「それにしても紗良があそこまで愛を叫んでくれるとはな」

「ちょ、リハルト様が言えって言ったんじゃない」

「これで暫くは頑張れるな」

「もう大袈裟なんだから…」

「大袈裟なものか。最近は口づけすらままならんのに…」


そう言えばあんまりしてなかったかも。だってリハルト様が忙しそうなんだもん。だからといって偶然会った通路でキスしてくるのはいかがなもんかと。まるで誰かに隠れて付き合ってるみたいよね。でもこうして偶には時間を取ってくれるから、私は満足してるけどね。


「最近特に忙しそうだもんね。無理してない?祈ってあげようか?」

「無理するのはお前だろう。そうだ、これを飲め」

「…赤い液体…?」

「前に薬師から貰っておいたのだ。こんな事もあろうかと。安心しろ、一度お前が飲んでいるものだ」


いやいや…。記憶にないしなによりも私こんなの飲まないよと言えば、前に飲んだ時は気を失っていたそうだ。色からして血剤だろうか。絶対不味いと思うんだけど?


「もう大丈夫だから、それいらない」

「気を失っていたのに、大丈夫な訳ないだろう」

「だって不味そうなんだもん」

「薬だからな。なんなら口移しでもいいぞ?」

「そ、それはちょっと…」


小瓶に入った赤い液体と睨めっこをしてると、痺れを切らしたのかリハルト様がそれを口に含み、私の口の中に流し込んだ。わーん、断ったのに!!!


「っ、不味いよー…」

「こんなもんだろう。水を取ってくる」


ベットの脇に用意されていた水を手渡してくれたので、それを一気に飲み干した。少しは薬の嫌な味から解放されたけど、やっぱり不味い。なんでこんなものリハルト様は平気なんだろうか。


「それで明日には体調も戻るだろう。まだ菌糸の件は終わってないからな。ゆっくり休めよ」

「…うん。ありがとう」

「なんだ?何かあるなら言え」

「ううん、大丈夫」

「そうか。マリーを呼んでおくから遠慮なく言えよ」


頭をポンと撫でて部屋を出ていったリハルト様。寂しいから一緒に寝てとか口が裂けても言えないよ…。リハルト様に抱き締められたあとは、いつも少し寒くなる。温もりがなくなるから。


「明日に備えて寝なくちゃね…」


寒さを誤魔化す様にベットに潜り込んで目を閉じた。夏なのにリハルト様に引っ付いてたら、リハルト様が暑いもんね。仕事だってまだしなくちゃいけないだろうし、我慢我慢。こんな我儘言って愛想を尽かされたくないから…。



次でこの菌糸の話は終わるかと思います。多分…。

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