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41画伯

リリーファレス国に滞在三日目


前日は力の使い過ぎでダウンした為、丸一日程休んだら7割方回復しました。そのお陰で今はもう昼過ぎなんだけどね。今日一日はお休み(勝手に)だわ。


「おはようございます。体調はどうですか?」

「おはようマリー。大丈夫、問題ないわ」

「それは良かったです。軽いお食事を頂いて参りますね」

「うん、お願い」


ベッドから降りて伸びをし、着替えようと寝間着のワンピースに手を掛けたら後ろから慌てた声がした。


「お、おい!一人部屋じゃないのだぞ!?」

「あ。そうだった」

「紗良様はもう少し緊張感を持って欲しいところですね」

「ごめんごめん」

「一人でいつも着替えてるのか?」

「ん?うん。パーティードレスは手伝ってもらうけど、基本は自分で着るよ」


クローゼットにしまってあるドレスを適当に手にとって別室に移動した。今日は休みの予定(勝手に)なので、黒ではなく水色の大きめのリボンが付いたフリフリのドレスに着替えた。これはマーガレット様からの頂いたドレスなので、偶には着なきゃと思い持参したのだ。


「リボン縛るとこ多いな…」


やっぱりシンプルなやつにすれば良かったな…。一人じゃ少し着づらかった。鏡に映る自分を見てコスプレっぽいなと思ったけど、気にしない事にした。私の中ではこの世界の衣装は基本コスプレという認識だからね。


「あ、紗良様。良く着れましたね、そのドレス」

「お帰りマリー。結構大変だったわ」

「でしょうね」

「そのドレス…」

「ん?マーガレット様から頂いたの」

「見れば分かる。俺の趣味じゃないからな」

「リハルト様のはシンプルだものね。似合わないけど折角頂いたから着なきゃなって思ってさ」


スカートの裾を持ち少し上げてドレスを見せた。靴もドレスに合わせた色になっている。水色のドレスとか初めて着たけど、黒髪には合わない気がするのよね。「クシェリュンネ」で働くレイニーさんが一番似合うよね、なんたって空色の髪だもの。


「凄くお似合いですよ!それよりベッドドレスもありましたよね?」

「えぇー、いる?」

「折角ですからね…出来ましたわ。どうですか?リハルト様」

「あぁ、可愛いな。偶には悪くない」

「かっ!?…そういうのは反則です」


不意打ちの褒め言葉は照れるに決まってる。リハルト様には言い慣れた言葉でも、私には聞き慣れない言葉なので止めて頂きたい。そして何気ない会話の様にサラリと言わないで欲しい。


「なんだ反則って…」

「まるで人形のようですね」

「そんな事ないない!マーガレット様の趣味は愛らし過ぎるのよね。リチェが着たらもっと可愛いのに」

「お似合いですって言ってますのに。認めて下さらないんですから」


マリーが不満気に言ってくるけど、そんなの知ったこっちゃない。私可愛いです!めっちゃ似合います!って言う女がいたら私は嫌だけどな。似合っている様に見えてるならそれでいいから、そっとしといて欲しい。私は似合わないと思ってるのだから。


「そろそろご飯食べたいな」

「そうでしたね、すみません。こちらお食事です」

「ありがとう」


出された食事を食べ終わり、リハルト様の仕事の邪魔をしない様に本を読みながら寛いでると、ロレアスが部屋に来た。


「今日は随分可愛らしいね。体調は大丈夫かい?」

「ありがとう。もう大丈夫よ」

「そうか良かった。リハルト、今いい?」

「なんだ?」

「明日の事で…」


リハルト様とロレアスによる仕事の話が始まったので、また邪魔にならない様に本の続きを読む事にした。本当は城の城下に出て町を見て周りたいんだけどなぁ。


「…それでどうしてもって」

「その話は断っただろう」

「そうなんだけど、しつこいんだ。なんなら急ぎでドレスを仕立てさせるから!」

「無理だな。紗良は「クシェリュンネ」で仕立てたドレスしか着ない」

「え、そうなの!?それじゃあ間に合わないな…」

「え?初耳なんだけど」

「ちっ」


本を読みながら聞こえてきた会話に思わず口を挟むと、リハルト様に舌打ちされた。余計な事を言ってしまったらしい。


「なんだよ、嘘なのか?」

「嘘じゃない。紗良の衣装は全てそうだ」

「確かにそうね。ルーナスさんが作ったドレスってお洒落だしセンス良いもの」

「デザインを決めてるのは俺だが?」

「リハルト様は衣装にこだわりがあるもんね」

「…きっとそういう意味じゃ無さそうだけど。ならドレスはリハルトが決めてよ」


会話に割り込んでしまったものの、何の話かよく分からない。私のドレスの話なのは分かるけど、どうしてドレスを仕立てる話になっているのだろうか?


「よく分からないけど、初日に着たドレスじゃ駄目なの?」

「同じドレスは着せない」

「えっ?どうして?」

「紗良は本当に何でもいいんだね。俺はそれでもいいんだけどリハルトから許可出ないからさ」

「当たり前だろう。その時に合わせて仕立てているのだからな」

「一度だけとか勿体無いよー。折角全部素敵なドレスなのに」


兎に角リハルト様の中では駄目らしい。税金の無駄遣いだと思うと言えば、リハルト様のお金から出ているそうだ。元を辿ればそれは全て税金ですよ。国民の血税ですよー!


「それよりも、何でドレスがいるの?」

「聞いてなかったのか?」

「父が一度は夜会に出席して欲しいんだってさ」

「え、やだ。面倒だもん」

「頼むよ紗良。明後日、町を案内するからさ」

「おい!勝手な約束をするな!」

「え!出る出る!いくらでも出るわ」


ソファの背もたれに食い気味に乗り出してOKを出すも、リハルト様に即効で却下された。落ち込む私に、今度ローズレイアの城下町を案内すると約束してくれた。


「やったー!リハルト様大好き!御免ねロレアス、夜会出れないわ」

「大好き…」

「良かったですねリハルト様」

「それじゃあ、困るよ。たった一度だけ!10分程でもいいからさ!頼む」

「…はぁ、仕方ないな。数分で戻るからな」

「充分だよ。ありがとうリハルト、紗良」


何故かご機嫌になったリハルト様が夜会に出る事を許可して、それを聞いたロレアスが安心した様に笑って部屋を出て行った。特に私にお礼を何度も言っていたけど私は何もしていないんだけどな。


「ドレスってすぐ出来上がるもんなの?」

「デザインによるが、徹夜すれば三日三晩あれば問題ないだろう」

「ふぅん。可哀想な職人さん達」

「それが仕事だからな」

「そうだけど…。あーあ、面倒くさいな」

「一曲踊ったら戻るから我慢しろ」


踊りかぁ…私得意じゃないのよね。こっちの世界に来てから毎週の様にダンスのレッスンが入れられて、練習させられてるけどさ。中々上達しないんだよね。ローズレイアでの夜会の時は挨拶だけで済んだから良かったけども。


「踊らなきゃ駄目なの?」

「まさか踊れないのか?」

「紗良様はダンスは苦手の様でして…」

「レッスンしてるだろう?」

「してるけど上達しないのよね」


ダンスの事を考えただけで、苦虫を潰した様な顔になる。講師は女性だから、身長差もあまりなく踊りずらいしさ。そして年配の方だからあんまりテンションが上がらないのよね。どうせならもっと若くて綺麗なお姉さんを用意して欲しいな。


「ほら、踊ってみろ」


リハルト様が立ち上がり、私に手を差し出した。突然の申し出に思わず間抜けな声が出る。だってまさか今ここで踊ると思わなかったんだもん。


「基本のステップぐらいなら問題ないだろう」

「………多分」


渋々リハルト様の手に重ねて立ち上がる。最初の構えで右手は手を繋ぎ、左手は相手の肩や腕に手を当てるのだが…。


「……」

「そんなに離れてたら踊れないが?」

「だって…」

「全く。仕方のない奴だ」

「ーっ」


グイッと腰に当てられた手に力を入れて、リハルト様に引き寄せられた。大体何でこんなに密着して踊らなきゃいけないんだろう。これで顔上げて相手の顔を見ながら踊れってどんな拷問ですか!?


「ほら、顔を上げろ。下を向いて踊るつもりか」

「うぅ…」


仕方なく顔を上げて、リハルト様の顔ではなく首元を見る事にした。身長差的にそのぐらいに視線が当たるからだ。


「まぁ良い。動くぞ」

「う、うん」


ガチガチに緊張した体がリハルト様の動きに合わせて一緒に動くが、力が入ってしまう為に上手く動けずにリハルト様の足を踏んでしまった。


「あわわ、ごめんなさい!」

「もっと力を抜け」

「分かってるけど…」

「紗良様。そんなに緊張なさらなくとも、リハルト様の様にダンスの上手な男性に身を任せていれば、上手くいきますわ」

「…そんな夜伽みたいな話されても…」


例えが悪かったのか、上から盛大にむせた声が聞こえた。こんな例えでむせるとはまだまだ青いなリハルト様も。と思っているとデコピンを食らいました。なんて古風な罰ゲーム。


「いたっ!」

「少しは考えて発言しろ」

「そうですよ紗良様。女性がその様な事を言うものではありません」

「だって…」

「だって、ではありません」

「…はい」


ファルド様の言葉は優しいが、強い圧を掛けられたので言い訳する言葉を飲み込んだ。頭ではどう動くべきか分かるんだけど、この密着状態が駄目で体が動かなくなるのよね。足を踏んだらとか、失敗したらとかぐるぐると考えてしまうのも、いけないんだと思う。


「お前は何も考えずに身を任せろ」

「何も考えずに?…うん、やってみる」


リハルト様の言う様に、頭の中を真っ白にして身を任せてみた。すると体はスムーズに動いて上手く踊れている。


「わ、踊れた!」

「色々と考え過ぎなのだ。男がリードするから身を任せれば基本は何とかなる」

「そっか」

「まぁ、お前の体にも基礎が叩き込まれてるから、何とかなるのだがな」

「確かに、みっちりやらされてたわ」


一人だと踊れるけど、相手がいると急に駄目になる私に、講師は何度も何度もペアで踊らせてきたのだ。成る程、それは体に叩き込んでいたんだな…。クソババアとか思ってごめんなさい。


「ふんふん、これならいけるかも。それで夜会はいつなの?」

「明々後日だな」

「一週間の滞在だったよね?」

「あぁ」

「ある程度はそれで大丈夫なのかな?」

「何の話だ?」

「異常が起こっている土地だよ。一週間で解決できるの?」

「全ては無理だ。酷い場所だけ依頼を受けている」


ローズレイアですら、全て解決出来てる訳じゃないもんね。それにしても酷い場所って昨日みたいな感じだったら、身が持たないんですけど。多分大丈夫だと思いたいな。動いたら喉が渇いたので、リハルト様から離れてソファに座りマリーにお茶を入れて貰った。


「あ、ねぇ!その報酬って私にも少し分けて貰う事って出来たりする?」

「半分はお前の報酬として入るが、何か欲しい物でもあるのか?」

「半分ってどれぐらい?」

「莫大な金額とでも言っておこう。どうせお前に言っても分からないだろうからな」


リハルト様は少し考えてからぼかした言い方をされたけど、莫大ってどれぐらいなのか想像付かなくて怖い。まぁこっちの金額聞いてもイマイチピンとこないし、ある程度貰えるならそれでいいからね。


「欲しい物って言うか、今度町に行った時に自分の物を買いたいなって思って」

「それなら俺が買ってやろう」

「え、いいよ!ドレスとかもリハルト様のお金でしょう?なんならその報酬から引いても構わないよ」

「気にする必要はない」

「でも、少しのお金さえあればそんなにいらないし…」


将来ローズレイアの城から出て、一人で生活していくなら多少は必要だけどさ。有り過ぎても身の危険が増えるだけな気がするけどな。それを聞いた皆は少し驚いた顔をしていた。自分の身を削りながらの仕事なのに対価を欲しがらない事が珍しいのだそう。


「当然の対価だ。その働きをしているのだぞ?」

「うーん、でもさ、私はローズレイア城で何不自由ない生活が出来てるから必要を感じないのよね」

「紗良様はあまり欲が無いのですね」

「そういう訳じゃないけど、それも全て税金でしょ?それに、有り過ぎるお金は身を滅ぼすって言うしさ」

「無いよりは有った方が良い。管理は此方でしているから使いたい時にだけ言え」


そりゃそうなんだけどさ。平民の人達がどんな暮らしをしているか分からないけど、贅沢に使っていいお金じゃない気がするんだ。無欲ではなくて、使いづらいんだよね。例え働きに見合った報酬だったとしても。


「うん、分かった。私はこの世界の事を知らなさすぎるから、もっと知って有効に使える様にするね」

「何だか普段の紗良様からじゃ、想像出来ませんわね」

「どういう意味よマリー」

「好きな事に使いそうですもの」

「確かにな」

「酷い!」


皆に笑われたけど、前の世界ならそうだったかも知れない。でも人って満たされていると欲しい物が無くなるみたい。今は皆に少しでも返せたらと思っている。例えそこに裏や欲望が関係していたとしても、私を受け入れて家族の様に接してくれる皆には感謝しているから。前の世界で得られなかった物がここにあるだけで充分なんだ。




☆ー☆ー☆ー☆




あれから数時間が経ち、時間を空けてロレアスが再び来た。ドレスのデザインを聞きに来たようで、リリーファレスご用達の仕立て屋を連れて来ていた。


「紗良はどんなドレスが好きなんだ?」

「シンプルで軽いやつ」

「色は?」

「赤か桃色!」

「ドレスの形は?」

「ミニがいい」

「はぁ、…全て却下だ」


ロレアスの質問に答えていくも、リハルト様に却下されてしまった。まぁ、分かっていたんだけどね。神子は黒と決まってるから、黒以外は普段着しか作らせてくれないし。黒も好きだからいいけどさ…、神子って響きなら絶対に白だと思うけどね。


「色は黒だ。ドレスはロングで、この胸元の飾りは…」

「ほう、成程。素晴らしいですね」

「ぶー!!」

「おい、シュヴァインがいるぞ。追い出せ」

「違う!抗議してんの!せめてミニドレスがいい」

「聞こえんな」


シュヴァインと言うのはこの世界に存在する生き物で、体長2ログ程で二本の角と鋭い爪を持った巨大な猛獣だ。捕獲するのは困難だが、その肉はとてもジュージーで美味しいのだそう。その猛獣の鳴き声は「ブーブー」と鳴くそうだ。そんなおっかない生き物と一緒にしないで頂きたい!


「そんなに巨大じゃないし…」

「分かっていますから。第一紗良様はシュヴァインの姿見た事ありませんよね?」

「料理長が教えてくれたから、何となくは知ってるわ」

「はは!なら紗良の想像するシュヴァインを描いてみて」


ロレアスから紙と羽ペンを渡されて絵を描くと、出来上がったのは猪と豚が混ざった猪豚を巨大にした生物だ。比較対象としてシュヴァインより少し小さい人を描いている。それを見た全員から何故か笑いが漏れた。ロレアスに限っては大爆笑をしている。


「な、なによ…」

「ははは!!あーヤバイ!く、これは…」

「紗良様、ぷぷっ、変わった生物ですね」

「ねぇ、なんで皆笑ってるの?上手く描けたと思うのだけど」

「いいかい?シュヴァインはこうだ」


サラサラっと描かれたそれは、私の想像とそう遠くない生き物だった。そんなに違いがある様には見えないので、笑われる意味が分からないと抗議すると、予想だにしない衝撃の一言を言われた。


「画力が乏しいのだな」

「この絵は酷いすぎるよ」

「御自覚ないのですか?」

「これでは怪物になってしまいますよ」


口ぐちに紡がれる言葉は私を打ちのめしていった。仕立て屋にまで言われてしまうなんて…。絵には自信があったんだけどな、勝手な思い込みだったのかも知れない。そう言えば、子供の時に私の絵を見た周りの反応は何かを堪えたような顔をしていた気がしなくもない。褒めてくれてたからちっとも気づかなかったけど、大人の社交辞令って怖いな。


「風景画などは素晴らしいのですけどね。何故こうなってしまうのですか?」

「知らないよ、そんなの私が聞きたい!絵には自信あったんだから…」

「今度、講師の方に生物の描き方を教えてもらいましょうね」


マリーに慰められながら紙をクシャクシャに丸めて、未だ笑っているロレアスに投げつけたのだった。それに対して「ごめんごめん」と頭を撫でられたので、よりムカついた。


「くそぅ…」

「神子様がその様な言葉使いなさってはいけませんよ」

「うぅ、ファルド様は厳しい…」

「当然です。今は仕立て屋もいるのですよ?」

「あぁ、大丈夫ですよ。他には洩らしませんので。ですが神子様は親しみやすいお方なのですね」

「こうしてると紗良は普通の女の子だもんね」


そこでふと気づいた事がある。ロレアスは私の年齢を知っているのだろうか?恐る恐る尋ねて見ると案の定、知らない様だった。今は化粧をしていないけど、初日に化粧して会食に出た筈なんだけどな。


「知らなくて良い事もあるだろう」

「え?俺にも教えてよ」

「信じられない話ですが、私と同じの様です」

「は?ファルドと?……嘘だよね?」

「本当です!!」

「はは、そう怒るなって。俺よりも年上とは思いたくないけどね」


本当にどいつもこいつも失礼な奴ばっかりだ。思いたくなくても真実なんだから仕方ないじゃないか。もういっそのことリチェと同じ年ですと言ってしまおうか?きっとその方が皆納得するのだから。


「じゃあ、これでドレスを仕立てるから」

「あぁ」


時間を掛けてドレスのデザインがが仕上がったので、それを持って仕立て屋とロレアスが出ていった。素晴らしいドレスにして見せますと仕立て屋の人は意気込んでいたので凄く楽しみだった。最終的なデザイン画は見せて貰えなかったけど、リハルト様の決めたドレスなら間違いはないもんね。


「覚えてろよロレアスめ」

「はいはい、そんな事を言ってはいけませんよ」


この恨みは何処かで晴らさせてもらうからな。と心に誓った。



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