2015.07.04土曜日雨
今年小学校に上がった孫は、学校でトイレに行かない。
勝手潔癖症もどきの母親が悪い。
この母親、部屋はゴミ屋敷同然なのに、手洗いや消毒には煩い。
手洗いは良いとしても、外食に行くと孫のフォークやスプーンを、消毒ティッシュで拭く。
学校の給食セットは毎日ハイターに浸け、それを更に消毒ティッシュで拭く。
どんだけ消毒しても、外気に晒され学校の机に出せば、もう細菌満載の状態になるはず。
必要以上の洗浄や消毒は、私には無駄に思えて仕方がない。
もしも孫が学校でお箸を落としたら…。
孫は消毒ティッシュで拭かないと、給食を食べなくなる。
大体私はそんな風に娘を育ててない。
消毒なんて…。
ケガした時だけだったよ!
細菌を全滅させる事なんて無理なんだから、共存していく方向で考えないと!
そんなこんなで孫は学校のトイレに行けない。
5月の末に運動会が終わり、それから週に3日5時間授業になった。
5時間目始まる前にトイレに行くようにと、娘に言わせる。
私の娘、身体は丈夫だけど、多分普通より微妙に頭が大らかな気がする。
ちょっとだけね。
私が言わせないと自分から気づいて言えない感じ。
おまけにいまだに場面緘黙症が居座り、孫は自分を防御する為に言葉を失う。
この前孫にトイレに行けたか訊いてみた。
「行ったけど出来なかった。だってばあちゃん、トイレにじゃかいも落ちてるんだもん!」
じゃかいも?トイレに?
数秒の間に私の半溶けの脳ミソがフル回転する。
「それウンコじゃん!」
が私の出した答えだった。
それなら仕方ないと納得。
私だってそんなじゃかいもが落ちてるトイレは嫌だ。
こんな田舎町でも変態は居るし車も走ってる。
しかも道は狭い。
集団下校はするけど、途中から1年生3人になる。
心配なので、そこまで迎えに行く。
幸いな事に、その途中に私の今の職場のお友達のお家がある。
トイレが間に合わない時はそのお家のピンポンを鳴らす。
友達は喜んで迎えてくれるけど、私は大変申し訳なく、孫に言い聞かせる日々。
そうしたら最近1回はトイレに行けるようになったと言う。
褒める!褒める!褒める!
ご馳走を作りお祝いまでする。
すると自信がついたのか、ババアの心を理解したのか、トイレに行ける回数が増えて来た。
子供はとにかく褒めてみる!
大人だって私は褒める!
嬉しいと人は頑張るからね。
時々は自分の事も褒める。
お給料日後はご馳走も食べさせる。
そうすると私は頑張る。
孫が変なYouTubeを見ながらこっち見て笑ってる。
く〜ち〜び〜る〜と〜が〜ら〜せ〜
って歌ってる。
かなりヤバい…。