よくある話 6「恋人」
現在時刻、23時24分。
何処ぞの有名なSNSで友人は「恋人できた♡(※こんな感じでは無いけど似たような内容)」などと投稿していたので、少しずつでも距離を開けていこうと思う。
俺だったら嫌だもん、自分だけを見て欲しいと思ってしまう。
友人の投稿が本当だろうと嘘だろうと、距離を開けていく。
そういえば俺は、いつから自分だけを見て欲しいと思っただろうか?
依存しないと怖い...そう感じる理由は...?
違う、先輩と付き合う前だ。何時だっけ。
あの時私はまだ飢えていなかったはず。
けど、考えてみてようやくわかった。
人によっては「ああ、そんな事。」と思われるだろうけど、
俺は飽き性で友人関係なんてどうでもいいとずっと思っていた。
けど、あれだけは欲しいって惹かれたんだ。
“向き合える人”それがずっと欲しかった。
結局この友人も駄目か...
きっとわかってくれる人は少ない。
というかいるのかさえ分からない。
人としては最悪な考えだと思う。
この人はどうなんだろう→ああ駄目か→じゃあ要らない→あの人は?→心地いいな→結局こうか→もう必要無い
それの繰り返し繰り返し。
くだらないと思うし、大人になってもこうだと俺はどうすればいい。
だから自殺なんてしないように『この大きいストーリーが終わるまで生き続ける』と決めた...のはいいけど心が弱っちいせいでこの決意はもう折れそうだ。終わってやがる。
そんなこんなで、友人のチャットに返信をした。
もう...疲れたよ、時刻は23時44分。