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⑷『迷宮の入り口と出口の、トポス』

⑷『迷宮の入り口と出口の、トポス』



我々の我々の為による我々、時代が変容していくのだろうか、自己が、何とも不可思議な迷宮への入り口に、立たされているのが、まるで世界の中心のトポスであるかの如く、神経を風来に誘う。入り口に立たされたら、出口を探すのが最もだろうか。



困難を極めることによる、言葉の風来、我々はまたしても、過ちを繰り返し、自己を暗闇へと前進させる。訳の分からない風来による、トポスの現出によって、我が生涯というものを考えさせられる時、一人の反逆者も、どこか行く先を探している。



それでも、迷宮を発見したが最後、例えば、埴谷雄高論を書く時の様な、非常に特別な思考を小説に持ち出した我々は、その行き場をなくし、迷宮に入り込む。誰が出口を見出したかは、然程問題ではない。全員が助かるかどうか、が、問題なのだと、トポスは発言している。

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