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カーネリアン王国の留学生

 カーネリアン王国からの留学生、ネイサン・フォルズが宿泊するホテルは、クリソプレーズ王国の王都でも最高級のホテルだ。

 客層は貴族か、貴族の紹介状を持つ富豪のみ。それ以外は受け入れていない。当然、宿泊や滞在にかかる費用は高額だが、警備やサービスの質は他の追随を許さないハイクオリティなものだ。

 ネイサンは留学中は、そのホテルに滞在を続ける予定でいる。父親に反省を促すためにも、遠慮無く親の脛を齧って大金を使わせるつもりだった。


 ホテルの支配人を通して先触れも出しておいたウォルターとハロルドは、ネイサンの部屋を訪れる前に、頭の中で対象の情報を復習する。


 ネイサン・フォルズ。16歳。カーネリアン王国宰相フォルズ公爵の三男。

 外見は細身の長身で、物腰柔らかな貴公子。髪はストレートの長髪で、色は落ち着いたグレー。瞳は切れ長で、色は薄紅色。高位貴族の生まれなので、当然の如く美形。

 カーネリアン王国貴族学院三学年から、クリソプレーズ王国貴族学院三学年へ留学を希望し、受け入れ認可済み。成績は入学以来首位から落ちたことは無く、非常に優秀と評判。文武両道。

 母国の有能な上位文官複数名と親しく交友関係があり、本人も法務関係の文官を目指して勉学に励んでいたが、此の度父親の愛人問題に起因する暴走と不始末により、しばらく国を出ることを決意。

 行方不明となった父親の愛人子爵の娘の捜索も、当国への来訪の目的である。

 扱いは礼を失することなく丁重に。子爵令嬢の件では誠意を持って協力をすべし。


 支配人自らネイサンの部屋へ案内し、扉をノックすると、内側から開けられる。

 開けたのは、ネイサンが母国から伴って来た護衛の一人だ。護衛が合計四名、身の回りを世話する従僕が一名、雑事をこなす老爺が一名。

 公爵令息としては供が少ないくらいだが、三男であり、留学生として「学ぶ立場に真摯に臨む姿勢」をアピールするには丁度いい人数と配分だった。

 また、少ない供の中でも護衛に最も人数を割いているところが、「生活面での不自由を耐えてでも、そちらの国には迷惑をかけるつもりは無い」というメッセージになっている。

 他国の公爵令息が留学中に我が国の人間によって傷でも負えば、国家間の問題になってしまう。護衛は、そういった事態を避ける目的もあり、世話をする従者の少なさを補うためにホテル暮らしを選択した点は、スマートだと言える。

 ホテル暮らしを選択したネイサンの賢明さは、他の観点からも窺える。

 屋敷を借りて国から連れて来た使用人を多数置いた拠点を作るのは、特に「他国の宰相の息子」であるネイサンならば、警戒の対象になってしまう。

 ネイサンのホテル暮らしは、「クリソプレーズ王国との対立の意図は無く、そちらの監視も受け入れる」という意思を表した行動にもなるのだ。どの国でも王城の御膝元の最高級ホテルは、宿泊客の動向の監視も視野に入っていることが暗黙の了解である。

 驚くべきは、これらの選択も手配も、父親の公爵が助言や助力をした訳でもなく、全てネイサンが決断して行っている点だ。父親の公爵は、ただの財布である。


 室内に通されて実際に対面したネイサンは、調査書から受ける印象と相違は無かった。

 すらりと引き締まった長身は、モーリスより高くアンドレアには少し届かないくらい。細身であるが鍛えている者の靭やかさが見て取れ、成長途上の身体は、まだ上にも伸びる予感がするし、筋肉も鍛錬に応じて厚みが増すだろう。

 所作は優美で態度には精神的な余裕を感じ、声は年齢相応に若いが、落ち着きを持った発声と話し方が年齢以上の精神的成熟を予想させた。

 貴族らしく整った容貌に穏やかで紳士的な微笑を宿し、薄紅色の双眸には知性の輝きがある。

 絵に描いたような理想的な将来有望な貴公子像だ。


 互いに自己紹介を済ませ、全員が公爵令息であるが故に形式に則った儀礼的挨拶を交わし、案内されてリビングルームのソファに落ち着く。

 ウォルターは空色の垂れ目を人畜無害そうに優しげに細めてネイサンに対応し、ハロルドも仕事中なので対外的な好青年風笑顔の仮面を装着中だ。

 ただし、ハロルドは内心で個人的にネイサンへの警戒を最大レベルに上げている。敵の臭いはしないし、調査書にも本人にもアンドレアにとって害になるような疑わしい点は無いが、バダックと同様の()()()()()()()()がネイサンからするのだ。

 ハロルドの変態的嗅覚に導かれた本能は告げていた。「これは邪魔者の匂いだ」と。

 だからと言って、仕事を疎かにする気は無いし、アンドレアの命令に背くことも有り得ない。ハロルドは「野に放ってはならない狂犬」と一部で認識されているが、アンドレアに対しては忠犬だ。アンドレアの望みに反するから、ネイサンから自分にとって邪魔者の匂いがしても排除行動はせずに我慢する。ハロルドは「待て」の出来る変態犬だった。


 ウォルターもハロルドも、職務的にも能力的にも、相手が善良なタイプの人間か()()()()()()かを瞬時に判断出来る。

 二人の判断では、どう見てもネイサンは善良なタイプの人間ではない。

 だが、それはどうでも良いことなのだ。高位貴族の生まれで善良に育つなど普通は考えられないし、年少の箱入り娘でもないネイサンが善良な人間に見えたら、むしろ「面倒事を引き起こしかねない人物」として警戒を強めねばならない。

 実際に対面した二人が重要視するのは、ネイサンが「敵かどうか」または「使えるか使えないか」だ。

 二人とも、どちらの点でもネイサンを蔑ろにしてはならないという判断を下していた。


 話は順調に進み、子爵令嬢の事件の報告も滞り無く終えて、遺体と遺品が保管されている場所へネイサンを案内する手順となった。

 ネイサンは護衛を二人と従僕を連れ、ホテルの部屋に残りの護衛と老爺を待機を命じて残し、ウォルターの先導に従う。最後尾はハロルドだ。

 移動はコナー公爵家の馬車で、護衛達とハロルドはホテルの馬を借りて騎乗している。

 目的地は王城祭儀部の王都安置所。自宅では保管出来ない事情がある貴族の遺体を、埋葬時まで安置する場所だ。

 到着したネイサンがウォルターから説明を聞きながら検分してみれば、()()を終えた子爵令嬢の遺体が、美しい細工を施された棺の中で貴族令嬢に相応しいドレスと装飾品を纏って横たわっている。穏やかに眠っているだけにも見える小さな顔の周りには、高価であることが一目で分かる豪華で形の良い花々が、鮮度を保つ魔法で萎れることなく華やかに彩っていた。


 旅行中に犯罪被害に遭った憐れな他国の貴族令嬢への思いやりを加味した対応だとしても、十分以上に礼を尽くした哀悼の意が見て取れる現状は、文句の付けようが無いとネイサンは感じた。

 カーネリアン王国で子爵令嬢が亡くなり、葬儀を出すとしても、ここまで豪華に調えることは難しい。ポロック子爵家の財政レベルと人脈では、到底無理だ。

 修復済みの遺体も魔法で保たれるよう術が施されている。クリソプレーズ王国には、葬儀関連の諸々を専門に行う部署があることから、この手の技術が他国より随分と進んでいるらしい。

 祭儀部とコナー家の実態を知らないネイサンは、先進的な技術力の高さに普通に感心していた。


 バダックのように極限状況下で生き抜かねばならない人生は送っていないネイサンは、ウォルターのことを「優男に見えるけど自分では勝てないくらい強いだろうな」程度の危険レベルで認識し、安置所で仕事中の祭儀部の技師や文官達も、自分への敵意を感じられないことから警戒対象にはしていない。

 配下達が本性を隠す必要の無いコナー家の邸内のこととは言え、初見でコナー公爵邸を『恐怖の館』と表現したバダックは、ネイサンと比べ命の危機を身近にする遣り取りに慣れている。

 ネイサンは恵まれた生活環境から、剣術や体術の腕前は優れていても、荒事の実戦経験は少ないのだ。

 それは悪いことでは無い。賢明さと強かさ、自衛可能な程度の戦闘能力を併せ持った上で、滲み出る育ちの良さは、付け焼き刃や演技では用意できないものだ。それは外交を含む貴族社会において、強力な武器である。


 ウォルターやハロルドだけではなく、安置所の祭儀部職員らにも丁寧に礼を述べたネイサンは、遺品と遺体の本国への移送手配を従僕に指示し、事件の概要と遺体発見時の状況を記した報告書を、ネイサン自身の所感を添えて宰相である父に送ることを伝えた。

 所感は悪印象のものにはなり得ないことも明言する。

 紳士的な微笑を維持し、穏やかに言葉を連ねているが、ネイサンは内心で祖国の父親をこき下ろしていた。


 ここまで丁重に扱われ、子爵令嬢を殺害した実行犯である破落戸も、王都を落ち延びていることまで調べが付き、現在クリソプレーズ兵団が捕縛に向かっているので捕獲次第カーネリアン王国側へ引き渡すという約束までされたのだ。

 この場合、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 クリソプレーズ王国側が事件解決に尽力し、国軍の組織であるクリソプレーズ兵団まで動かして事に当たり、『犯人の破落戸』という人物を確保し、その身柄を現実に引き渡す。そういう形が矛盾なく整ってさえいれば、国家間で本件を問題視して騒ぎ立てれば、カーネリアン王国側が痛くもない腹を探られることになる。


 子爵令嬢が行方不明になった状況を聞けば、狙われやすい8歳未満の貴族の子供をほとんど屋敷から出さずに護って育てることが常識とされるクリソプレーズ王国で、よくここまで厚遇してもらえたものだとネイサンは思っている。

 クリソプレーズ王国であれば、ポロック子爵が娘を失ったことは自業自得と考えられ、令嬢には同情が寄せられても、親に対しては「娘が死んだのはお前が殺したも同然だろう」と、軽蔑を含んだ責任追及の視線が向けられる風土であることを知っているからだ。

 令嬢の行方不明と殺害は、ポロック子爵が旅行先の国の文化や常識を、観光ガイド冊子レベルでも事前に調べていたら防ぐことが出来ただろう悲劇だった。

 自業自得な被害であり、且つ、言ってしまえば被害者は()()()子爵令嬢だ。

 騒いでいたのも、国内でも特別な力を持つ訳ではない()()()子爵で、クリソプレーズ王国の貴族や商会と何らかの事業提携等の繋がりを持っているということも無い。

 本来ならば、被害者がクリソプレーズ王国に完全解決を要求したところで、適当に誤魔化されても、まともに相手をされなくても仕方のない一件だ。


 それを国軍の組織まで動員し、公爵家の人間を複数名動かして応対させ、発見された遺体は子爵令嬢には過ぎるほどの丁重な扱いをされている。

 本件のカーネリアン王国側の窓口として、宰相公爵の息子であるネイサンが出向いたことは、クリソプレーズ王国側に丁寧な対応を意識させる一因となっただろうが、それだけではないだろうと考えるネイサンは、父親の迂闊さに頭が痛い。

 確実に、ポロック子爵がカーネリアン王国宰相フォルズ公爵の愛人であることは調べがついているだろうし、愛人に泣きつかれたフォルズ公爵が、一国の宰相という強大な権力を私的に行使しかねないことまで警戒されている懸念すらある。

 その息子として、穴を掘って埋まりたいくらい恥ずかしいが、素知らぬ顔で謝意を述べられる程度の面の皮の厚さをネイサンは持っていた。


 羞恥に悶えている場合ではなく、ここまで礼を尽くされて、カーネリアン王国がクリソプレーズ王国への対応を間違えれば、それを耳に入れた他の国々からもカーネリアン王国は侮られるので、事は急を要する。

 カーネリアンは礼儀を知らない野蛮で無教養な国だと謗られるだけなら、まだマシだ。

 最悪の場合、クリソプレーズ王国に難癖をつけて、賠償と称してクリソプレーズ王国の保有する価値の高い何かを要求するつもりで、()()()クリソプレーズ王国の旅行中に子爵令嬢の手を離し、令嬢が事件に巻き込まれることを期待したのではないかと疑惑を持たれる危険があるのだ。


 クリソプレーズ王国には、その存在を知る各国が、喉から手が出るほど求めている金の卵を産む天才令嬢が居る。

 ニコル・ミレット子爵令嬢だ。

 ミレット商会会長の娘であり、自身も会長としてニコット商会を運営している彼女は、王家の庇護を受け、子爵令嬢でありながら公爵令息と王命で婚約が結ばれ、その存在が国外にまで広く知られるようになってからは、学院への通学と最低限の社交以外では、王宮以上に固く護られた要塞のような屋敷から出ることが無いと聞く。

 クリソプレーズ王国の国法で婚約の国外からの打診が許される、ニコル嬢が8歳になる年を前に、多くの国で彼女と縁を結ぶ夫候補の選定が議題に挙げられた。

 カーネリアン王国でも、国王陛下の側妃の末王子が選出されていたらしい。ネイサンも候補の一人に名が挙がっていたことを、学院入学後に王族から聞かされて知ったが、特に感慨は無い。

 カーネリアン王国では、クリソプレーズ王国と異なり、王族として王室に残る王子であっても、王位を継がなければ、平民は流石に無理だが下位貴族の令嬢を妃とすることが許される。

 蓋を開けてみれば、ニコル嬢への国外からの婚約打診が解禁となった時には、既にクリソプレーズ王国の公爵令息との婚約が成立した後だった。

 クリソプレーズ王国としては当然の措置だとネイサンは思うが、ニコル嬢を妃に迎えることを条件に、側室腹でありながら王室に残る未来を示唆されていた王子は、当てが外れて彼女を逆恨みしているという噂もある。

 カーネリアン王国にとって、状況は非常によろしくない。


 ポロック子爵が宰相公爵の愛人であることは特に隠されていないので、カーネリアン王国の社交界に顔を出している者なら大抵は知っている。

 更に、子爵が爵位継承の条件として嫌々ながら政略結婚をした夫人にも娘にも愛情を持っていなかったことも、ネイサンの伝手でさえ、一晩で簡単に複数の証言が取れた。

 国家お抱えの諜報員ならば、もっと容易にポロック子爵の私欲優先な人間性を暴くだろう。

 となれば、悪意を持って酷い筋書きを創作することも可能だ。


『愛人である宰相に唆された私欲の強い子爵が、娘を犠牲にして、クリソプレーズ王国にカーネリアン王国が欲しいモノ─ニコル・ミレット子爵令嬢─を要求出来る切っ掛けを作った』


 例えば、このような内容だ。


 運の悪いことに、これ程までに完璧以上の対応が成されていることは予想していなかったネイサンは、国交の少ないクリソプレーズ王国の調査を事前にすることも出来ずに、父親の要求を飲んで自身が直接、留学生の体裁ではあるが、ポロック子爵令嬢の事件のカーネリアン王国側担当者として訪国してしまった。

 ネイサンがかつて、カーネリアン王国内でニコル嬢の夫候補の一人に挙がっていたことも、子爵がネイサンを養子に望んでいたことも、すぐに調べがつくような情報である。

 ポロック子爵が「クリソプレーズ王国で失った我が娘の代わりに、クリソプレーズ王国の子爵令嬢であるニコル嬢を自分の養子のネイサンの妻に迎えたい」と要求しているという話でも流してしまえば、子爵の外面だけでなく実際の為人を知る人々は『実話』として覚えてしまう可能性が高い。

 子爵の本性を知る人々は、彼の人間性をまるで信用していない。「彼ならばそれくらいの非道を行い、非常識な要求を口にするだろう」と思わせる、御粗末な取り繕いしか子爵はして来なかったからだ。

 カーネリアン王国としても状況はよろしくないが、ネイサンも、とばっちりで巻き込まれる最悪な未来がチラつく。冗談ではない。


 流される話が事実とは異なっても、カーネリアン王国側が、この件をこれ以上騒ぎ立てるならば、それを各国にバラ撒かれた後では、信頼回復は今代ではほぼ不可能になる。

 それだけ今回のクリソプレーズ王国側の対応は抜かり無く、カーネリアン王国側の動きは、実情を調べ上げられていると思えば、既に大恥で後手に回っている。

 今後更に恥を重ねて広げ、カーネリアン王国の権威失墜までの大怪我にしたくなれば、宰相である父親には、国内の動きを王族まで手を伸ばして確実に抑えてもらわなければならない。

 ネイサンの、巻き込まれない未来のためにも。


 これらを報告し、『現物』である身分以上の扱いを受けた令嬢の遺体や、クリソプレーズ王国王都のスラム街の住人らの心ある風習のお陰で回収出来た遺品の数々を送って尚、父の愛人子爵がゴネて文句を言い、事を大きくするようであれば、他国に足元を掬われる前に、ネイサンは祖国の()()()に動いてもらうつもりだった。

 己より身分の低い愛人も抑えられず、これ以上恥の上塗りをするなら、父には長兄に家督を譲って隠居して欲しい。

 別にネイサンとしては、あの愛人子爵が片付くなら、父親が愛人と心中するのでも構わない。それくらい、この件での父親に対する失望は大きい。

 父親が醜聞で失脚しても、長兄の妻は王家からの降嫁だ。既に王家の血の入った子供も生まれている。家が没落するまでのことには、どうせならない。

 ネイサン自身は、ほとぼりが冷めるまで自国には戻らず遊学していれば、人生設計に狂いも出ないだろう。最悪な巻き込まれさえ躱せれば。


「では、国へ送る書簡を急ぎ作成しますので、私はここで失礼いたします」


 優雅な所作で一礼し、ハロルドが乗ってきたホテルの馬に騎乗したネイサンは、護衛と共に戻って行った。

 見送るウォルターは、「有能な人間に苦労が積み上げられるのは何処の国も同じだね」と感想を持ち、ハロルドはネイサンとジルベルトを会わせたくないな、と犬的本能で何かを察していた。

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