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プリンセス暴走

 アデライト姫は四学年のAクラスに編入した。アンドレア達と同じクラスだ。

 同じ年齢であり同盟国の王族なのだから、どれだけ頭がお花畑だろうが、編入試験の結果が残念だろうが、実は編入試験自体を受けていなかろうが、大人の事情や忖度によって王族(アンドレア)と同じクラスに編入して交流を図ることになるものだ。


 クリソプレーズ王立貴族学院四学年Aクラスの生徒達は、アイオライト王国第一王女が留学して来てからずっと、混乱の坩堝に放り込まれている。

 「粛清王子」などと恐ろしい陰口を叩かれるアンドレアと同じクラスに在籍する生徒達は、目を付けられないよう緊張と警戒による取り繕いが日課となっているために、その混乱が表出することは無い。

 しかし彼らは、日々繰り広げられる隣国王女(アデライト)の寸劇と、見慣れた筈の同級生(ハロルド)の有り得ない表情に、そろそろ胃薬と精神安定剤のどちらを飲もうか、脳裏に薬のパッケージや商品名が浮かび始めていた。


 従者達に命じてハロルドのプロフィールを手に入れたアデライト姫は、アンドレア達の計画通りに益々ハロルドにのめり込んだ。


 長身の美形騎士が好みと一口に言っても、実際のアデライトの理想は滅茶苦茶に高いし細かい。

 外見だけの無能では嫌だし、何不自由無い生まれの男は魅力を感じないのに貧乏で身分が低すぎる男は論外。

 理想の外見と実力と人気を兼ね備えた騎士で、王族の自分と並べる所作を身に付けている身分か立場でありつつ、自分(王女)よりは低い身分に生まれ、過去に心に傷を負った影が垣間見える、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()都合の良い男。


 一応、最後の条件を満たすよう演技をすれば、ハロルドは全ての基準をクリアしている奇跡の存在なのである。

 求めているのも執着しているのもジルベルトだけで、女性嫌いが改善される気配は生涯無さそうだという事実さえ隠していれば。


 アデライト姫が手にした情報の中には、ハロルドが『剣聖』ジルベルトを崇拝するあまり、一部から「変態犬」という渾名で呼ばれているという意味の分からないものもあったが、若い男性に有りがちな粋がった悪ふざけだろうと流すことにした。

 まさか変態犬(ソレ)がハロルドの本質だとは、お姫様は思わない。


 理想の騎士様(ハロルド)に恋に落ちたアデライト姫は、自国で振る舞っていたのと同じように、一人悲劇のヒロインを演じまくる。


 自国に居た時は不特定多数からのヒロイン的なちやほやが欲しくて演じていた『悲劇のヒロイン』だが、今は恋しい男(ハロルド)の気を引くためなのだから、入る力も段違いだ。

 自国で演じていた時から「奇行」と囁かれていた寸劇だ。更に力が入れば悲劇ではない。コントだ。

 ただし、演じているのが同盟国の王族なので、絶対に笑ってはいけないし、目を背けて無視をすることも許されない。ある意味、拷問である。


「ごめんなさい。婚約者にも見向きもされない魅力の無い女ですもの。わたくしなんかと親しくなんて・・・やっぱり・・・お嫌・・・ですわよね・・・うっ、ぐすっ・・・」


 運悪くアデライト姫の近くの席になってしまったクリソプレーズ王国伯爵家の令嬢が、ほぼ初対面の話したことも無い同盟国の第一王女から、敬称無しファーストネーム呼び捨てのタメ口で話せと言われて、即了承出来る訳が無い。


 恐らく、この伯爵令嬢が教師からアンドレア宛に渡すよう頼まれた印刷物を、直に王族(アンドレア)に渡さず専属護衛であるハロルドに渡したのが姫の不興を買ったのだろう。

 自席に戻って来た伯爵令嬢を悪役に仕立てた寸劇が開始され、伯爵令嬢の顔色は血の気を失って真っ白になっている。


 この伯爵令嬢の前の犠牲者は、同じクラスの生徒としてごく当たり前に挨拶をした、輝く金髪の侯爵家の令息だった。


「わ、わたくし、黄金の如き髪の殿方が、お、恐ろしくてっ・・・お、幼い頃、うぅっ、黄金の髪の男性にひどい意地悪をされてっ・・・グスン、所詮側妃腹の王女だって、うぅぅっ・・・」


 とばっちりもいい所だ。

 金髪という共通点だけで十年以上前であろう他国のいじめっ子の尻拭いをさせられているようなものだ。

 大体、その「黄金の髪の意地悪な男性」は実在するのかも怪しい。


 その侯爵令息の前の犠牲者は、伯爵家の令息。

 王女が落としたハンカチを拾って、直接王女にではなく伴っていた護衛に渡したら「うぅっ、グスン」が始まった。


 留学中の他国の王女であることから、アデライトは特別に学生ではない護衛を教室内でも側に置くことが許可されている。

 伯爵令息は、学院内平等と言えど王女に直接声をかけて手渡すことを躊躇い、常識を踏まえて護衛の一人に渡しただけだ。


「うぅっ、グスン、わ、わたくしになど、声もかけたくありませんわよね。わ、わたくしに、声をかける価値などございませんものね、うぅっ・・・ぐすっ・・・」


 それほど人数の多くないクラスである。

 一週間もすれば、アンドレアと側近達以外のほぼ全員が、アデライト劇場の犠牲となっている。

 二周目の犠牲者として選ばれるのは、どうやら王女の意中の人(ハロルド)に不用意に近付いた女生徒であるようだが。


 教師に頼まれた印刷物を渡すのですら許されないのであれば、もう用があってもハロルドには近寄りたくないと、女生徒達は思った。

 ただでさえ、ハロルドは一定以上の距離に女性が近付くと殺意レベルの嫌悪感を放出するのだ。

 今回教師の用事で近付いた伯爵令嬢は、騎士家系の令嬢で威圧や殺気に慣れがあるので用を済ませたが、そのせいで王女の寸劇に引きずり込まれるならば今後はお断りだ。


 ハロルドはハロルドで、他の女生徒には今までと変わらず近寄れば殺意レベルの波動を垂れ流すくせに、アデライト姫にだけは、同級生らが見たこともない紳士的な騎士の表情に相応しい、包容力のある頼もしいオーラしか感じさせないのだ。

 女性には殺意放出でジルベルトに変態犬なハロルドを見慣れた彼らにとっては、違和感が酷い。


 もしかして、アデライト姫は女性ではないのだろうか。

 そんな不敬な疑惑が、クリソプレーズ王国貴族学院四学年Aクラスの生徒達の胸中を過る。


 しかし、女性でなくともハロルドが、ジルベルトとアンドレアとモーリスという『特別な三人』以外の人間に好意的な空気を向けることは想定外で、ハロルドが何を考えているのか彼らにはサッパリ分からない。

 尤も、変態の思考など常人には理解不能であろうと、早々に考えることを放棄したのだが。


 入学時からほぼ面子の変わらぬAクラスである。

 四年間も「粛清王子」アンドレアと同じ教室で席を並べる彼らの危機管理の本能は、平和なクラスの生徒より大分よく育っている。

 多分、ハロルドの気持ちの悪い態度は、触るな危険(アンタッチャブル)()()の元に行われている。

 そして、その()()は、粛清王子(アンドレア)が関係しているかもしれない。

 だとしたら、触るな危険(アンタッチャブル)なだけでなく、口外禁止(バラせば死ぬ)案件なのではなかろうか。

 そう結論づけた同級生達は、ハロルドの不自然さには目を瞑る。


 そして、王女の暴走は続く。


 コナー家のアイオライト王国担当者からの報告の、「頭オカシイ。国外に出さない方がいい」に些かの誇張も無かったことに驚きはしたものの、アデライト姫による『毎日地獄の悲劇のヒロインコント発表会』までは、まだアンドレア達の想定内であった。

 しかし、姫がハロルドに私的な二人きりの茶会の招待状を送り付けたことには、流石に苦い顔をする。


 婚約者のいる女性からの、婚約者以外の男性への私的な二人きりの茶会。

 王族が、断れない下位の身分の相手へ、都合伺いを飛ばしていきなり招待状。

 都合を無視した招待状を送り付けた相手は、他国の王族の専属護衛。


 貞操観念からも、礼儀からも、常識からも、色々と有り得ない。


 特に、他国の王族(アンドレア)専属護衛(ハロルド)を都合を無視して身分的に断れない招待状を送付するのは、その茶会の間、アンドレアから専属護衛を一人引き離す工作と見做される。

 もしもその間にアンドレアに何かあれば、アデライト姫が裏で糸を引いていたのではと勘繰られることになるのだが、お花畑脳な姫は思いも及んでいないだろう。


 アンドレアが、その職務的に暗殺を仕掛けられるのが日常であることも、その職務故に専属護衛は厳選の必要があり、人数が増やせないことも、妄想力は逞しくても想像力の欠如したお姫様には、関心も無いことなのだから。


 だが、アンドレアが苦い顔をしたのは、アデライト姫の非常識が想定以上であったからではない。

 まだ()()()()では、王命による筆頭公爵家嫡男との婚約が、確実に破棄される瑕疵とは出来ないからだ。


 何としても問題人物の姫を()()()()()()王室から出したいアイオライト王家は、屁理屈でも言う余地があれば、強引に縁談を推し進めるだろう。

 これだけの仕出かしでも、非常識を働いたクリソプレーズ王国側にだけ詫びを入れれば、自国の筆頭公爵家側には、「まだ学生だから」「姫も反省している」などと無理を通すことは不可能では無いのだ。

 王族の「謝罪」と「反省」の効果は劇薬並みだ。臣下であれば「許す」以外の選択肢が失われる。


 ダーガ侯爵の『お願い』を叶えるには、アデライト姫には「クリソプレーズ王国第二王子アンドレアに非常識な迷惑をかけて侮辱行為に等しいことをした」程度ではなく、「クリソプレーズ王国そのものに損害を与えようとする行為をして喧嘩を売った」くらいの事実が必要だ。

 今回のような、決定打に足りない迷惑だけを延々とかけられるのは遠慮したい。

 アンドレア達は多忙なのである。


「どうします? アンディ様。俺はどっちでも良いですけど」


 第二王子執務室にて、アデライト姫からの招待状を、汚物を摘むように手袋の爪先で嫌そうに持ち上げながらハロルドが主に訊ねる。


 指定された日時は非番ではないが、王宮内の貴賓室に付属したサロンで行われる茶会の間くらいハロルドが側を離れても、アンドレアが危機に陥ることは無いとハロルドは考えている。

 ジルベルトが付いているし、モーリスも一般騎士より余程強い。アンドレア自身も、「アレに護衛が必要か? 怪物め!」と敵対者達から憎々しげに吐き捨てられるくらいの戦闘力を有している。

 何か仕掛けるために招待に応じても、ハロルドは()()をするだけだし、断るのも、公爵家養子のハロルドからでは無理でも、主のアンドレアから「専属護衛の仕事中だから行かせられない」と伝えるならば可能だ。


「いや、コレは流石に俺から断る。うちの国(クリソプレーズ)を舐めすぎてる行為だからな。アイオライト王国側には、姫がこの招待状を送ることを止めなかった側仕え達に対する苦情を国許に入れる。モーリス」


「はい。文書は作成しておきます。後ほど確認とサインをお願いします」


「ああ。で、この不始末はどう利用する?」


 乱暴に銀の髪を掻き上げて、不機嫌そうに眉根を寄せながらアンドレアは側近達に問いかける。

 ふむ、と暫し思案して、ジルベルトは提案した。


「茶会の招待に応じられなかった埋め合わせとして、アデライト姫好みのシチュエーションを提供し、完全に『わたくしの騎士様』に溺れきらせるトドメとしては?」


「いいな。()()を使う?」


 モーリス厳選の恋愛小説群を読み込んだのはハロルドだけではない。

 アンドレアとジルベルトも、情報の共有を目的として、蕁麻疹で痒くなりそうな非現実的ご都合主義な夢物語を丸暗記している。

 脳内の「アデライト姫が好きそうなシチュエーションリスト」から、今回の仕掛けに最も合いそうなものをピックアップして、ジルベルトは口を開く。


「『黒騎士と白百合の王女』の、騎士の主によって逢瀬を阻まれ、人目を忍んで密かに王女を表す白百合の花を届けるシーンはいかがでしょう。アデライト姫であれば菫ですかね。アイオライトの王族女性に贈る花として最も選ばれる無難なものでもありますし」


「採用。ハリー、お前の名前で花を手配しろ」


「了解です」


 直ぐ様ハロルドが部屋を出て行く。

 手配するのは花と、花に結ぶハロルドの髪と()()同じである赤色のリボンだ。


 贈り物に「自分の色」のリボンを結ぶのは恋心を表す手段の一つであり、「自分の色」とは髪または瞳の色のこと。

 ハロルドから赤いリボンを結んだ花を贈られたら、受け取る側(アデライト姫)は勝手に、「この花のように私も貴女の手の中に行きたかった」と、ハロルドの想いを捏造するだろう。


 だが、赤いリボンは贈り物に結ぶ物として最もポピュラーなものなので、ハロルドの髪の色が赤であっても、後からいくらでも「そういうつもりは無かった」と言える。

 わざわざリボンまで手配するのは、余計な気を回した花屋に、ハロルドの瞳の色と同じオレンジ色のリボンを使われないようにするためだ。

 オレンジ色のリボンは一般的ではなく、「ハロルド様の色を受け取ったので相思相愛だと思いました」と言われた時に、逃げ道が狭められる。


 調査報告書によれば、アデライト姫も『黒騎士と白百合の王女』は読了している。

 小説の中の黒騎士が白百合の花束に結んだのは、彼の「瞳の色」である青いリボンだったが、黒騎士の髪色は黒という設定だったので問題は無いだろう。


 この世界で黒いリボンを贈り物に結ぶのは、敵対者に向けて「お前を殺してやる」というメッセージを込めて、毒や刃物を送り付ける時くらいである。

 コナー公爵家には、よく黒いリボンの贈り物が届くらしいが、贈り物に黒いリボンは、避けるのが常識だ。

 いくら脳内に花畑が散らかっていても、流石にアデライト姫でも、この常識は知っているだろう。

 ならば、小説と同じように「瞳の色」のリボンを選ばなかったことに、特に不満や引っかかりは覚えない筈だ。

 せめて、それくらいの最低限の常識は持っていてくれと願うばかりである。


「書き上がりました。確認とサインをお願いします」


 モーリスがお手本のように整った文字の、アイオライト王国へ送る苦情の書状をアンドレアへ渡す。

 一読して、アンドレアは肩を揺らして笑った。


「美しい嫌味と皮肉を書かせたら、お前の右に出る者は居ないな」


 当然、褒め言葉である。


「読書量が多い分、語彙のストックも多いですからね」


 肩を竦めるモーリスに、アンドレアがサインを入れた書状を返す。

 受け取ったモーリスは、封筒に入れて封蝋をし、アンドレアの紋章を蝋に押すと、それを持って執務室から出て行く。行き先は宰相執務室と外務部だ。話は通しておかねばならない。


 部屋に残ったジルベルトに、アンドレアは指示を出した。


「ハリーが戻ったら、クリストファーに連絡を頼む。そろそろ最終段階に入る。ミレット嬢の安全確保を万全に頼むと」


「御意」


 よくもアレを国外に出したものだと、アンドレアは隣国の第一王女を思う。

 いくら側妃腹とは言え、あまりにも王族の自覚が無さ過ぎる。

 市井の小娘が同情を引くために己を卑下するのとは、意味も影響もまるで違ってくると言うのに、大勢の他国貴族の耳目のある場で、自身を「側妃腹だとイジメられている」や「婚約者に見向きもされない」と放言するなど聞くに堪えない。


 アレと生まれた時から婚約を結ばされていたアイザック・グレイソンには、深く同情する。

 クリソプレーズ王国と異なり、宰相や一部の大臣が世襲制であるアイオライト王国の筆頭公爵グレイソン家は、宰相家でもある。

 グレイソン公爵家の嫡男として生まれたアイザックは、将来アイオライト王国の宰相となることも決まっていた。アイザックに将来の職業選択の自由など無い。

 いくら婚約者(アデライト)の好みのタイプが騎士であろうが、彼には文官の道しか存在しないのだ。


 少しでも姫の意に沿おうと、アイザックは個人で剣術の師を雇い、学院の剣術の授業以外でも、勉学や執務の合間を縫って鍛錬していたと聞く。

 それでも、アデライト姫の理想とする外見と職業を得ることまでは出来ない。

 悲劇のヒロインを演じたいがために、「婚約者に相手にされていない」とアデライト姫はよく口にするが、実際に、好みのタイプとは異なる婚約者を相手にせず、見向きもせず、虐げているのはアデライト姫の側だ。


 国王の忠臣である筆頭公爵家の当主が、スペアとなる次男も居るのに、嫡男を救うために他国の外務大臣と秘密裏の交渉を行うなど、通常であれば考えられない余程のことである。

 だが、アデライト姫の実物を見て、アンドレアは「余程のことだったな」と納得してしまった。


 学びを得る気も、己を省みる気も、悔い改める気も無い、三歳未満の幼女と同レベルで感情と欲望のままに振る舞う恥知らず。

 アレを、先祖代々守ってきた家門に迎え入れては、先祖に顔向けが出来なくなる。

 アレに、何の落ち度も無い優秀な嫡男を()()されるのは耐え難い。

 改善の余地も兆しも、十七歳になっても未だ窺えないと言うのに、希望的観測など、当主として、領主として、して良いものではないだろう。

 国外に助けを求めたグレイソン公爵は、英断を下した。


 戻って来たハロルドと入れ替わりでジルベルトが出て行くのを見送り、アンドレアは、この不愉快な仕事が早々に完遂されるよう願った。


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