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桜木華凪の秘密

7月になりましたね。久しぶりにこの話を書くことにしました。

俺が華凪に告白されてから1ヶ月、その間俺すら知らなかった華凪の秘密について説明する。まず一つ目。




「桜木華凪は自分の部屋で1人になると全裸になる」




華凪は自分の家でも、家族がいる目ではしっかり服を着るので、そんな裸族みたいな人間だとは15年の付き合いである俺ですら知らなかった。「1人でいる時くらいは、自分だけの世界に集中したい」という理由で、カーテンを閉めている時が多かったし。


そして、7月になり暑くなったのか、全裸になる機会が増えた華凪はついに、俺の部屋に入り込む!華凪の豊満なバストが俺の視覚に入ってきたのは言うまでもない。




「ねぇ、彰吾~」


「服くらい着ろ!」


「ちぇっ。私、あんたなら何を見られても平気なのに・・・」


「大体お前はアイドルなんだぞ!アイドルが夢を売る職業だという自覚はあるのか?」


「私だって、自ら望んでアイドルをやってるから、それくらいは自覚してる。でもそれと同じくらい私は彰吾のことが好きなの」


「普通のアイドルは好きな男の子の前で全裸になりません!」


「それに男の子って、みんな女の子の裸見たいんでしょ~」


「は?何言ってるんだお前。もしかして馬鹿?痴女?」


「だって私、知ってるんだよ。彰吾が毎日、綺麗なお姉さんの裸が載っているサイトを漁っていること」


「お前・・・なぜそれを知っている!」


「幼なじみに何を隠したって無駄だよ~」




全裸の華凪は俺にそんなことを言って、俺のベッドに潜り込んだ。時刻は夜9時を回っていた。この日華凪は仕事がなく、普通に学校に通っていた。それに俺はまだ入浴前だ。華凪もまだ風呂に入ってないと思う。そして華凪は「私の処女は彰吾にあげるって決めてるから」と言い出した。俺は無言を貫く。そして、




「そういえば、風呂まだだったよね?これから一緒に風呂入らない?」


「お断りします」




結局、俺は1人で風呂に入ることにした。華凪も折れて、自分の部屋に戻った。華凪もこれから風呂に入るという。そして、俺が風呂から出てからしばらく経ち・・・




「おっす、彰吾。また来ちゃった」




風呂から上がったばかりの華凪が、今度はパジャマ姿で俺の部屋にまた入り込んできた。かすかに濡れた髪が綺麗だ。そして・・・




「彰吾、あんたも私の前で裸になりなよ」


「は?ふざけるなよ。意味わからん」


「何を今更・・・昔からお互いの裸、見てたじゃん」


「それいつの話だ!10年は確実に前の話だぞ!」




すると華凪は「あんた、昔から結構純情なところあるよね」と言い出し、笑っていた。俺は「危うく逆セクハラされるところだったぞ・・・」と小言を漏らしたが、華凪はそれについて、聞いてなさそうだった。そして、




「彰吾。よかったら夏休み、私と旅行に行かない?海と温泉のあるところがいいな。金は全部私が出すから」


「そうだな・・・」




俺は華凪の誘いに乗った。つまり俺は夏休み、華凪と旅行をすることになったのだ。そして華凪は、




「ダーリン!夏休み、楽しみにしてるからね~」




と言い、笑顔で自らの部屋に戻った。

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