理想への知識
2日目
きょうは はたけをつくって やさいをうえた。 まほうの れんしゅうも した。
みずをだして アアルが いけをつくっていた。
…まあ、こんなところか。
方舟っていう魔法でそこに池を作っていて、俺も練習すれば覚えることはできるらしいと歯切れ悪く言っていたな…
その日の夜
「やあ」
「またお前か」
また夢の中にあいつが出てきた。
今日は服装は同じ…前より周りが明るいからよくわかるが、黒くボロボロな…なんていうんだっけあれ。まあフードがついている上下一体型の服だよ。うん。仮面は変わってるな。今回はペストの時つけている人がいたことで有名なながーいクチバシ?が付いた仮面だ。
「で。今日は何を言いに来たんだ?」
「今日は魔法の強さについてだ。」
「つよさ?」
「そ。例えば今日アイツが使った方舟。あれは普通の人間が使うと多分死ぬ。」
「巻き添え食らいそうだもんな…」
「いや、人間は4番目までしか使えないんだよ。」
「4番目ってなんだよ?」
「魔法にはランクがあって、下から数えて何番目って言うんだ。」
「どの魔法が何番とかの基準は?」
「一番は基本だな。二番は戦闘に使う、炎球とかだな。三番は応用。幻刃とかはここに入る。四番は殺傷能力の高いもの。まあそんなとこだな。」
「五とか六はないのか?」
「あるが、人の身で使うのは自殺行為かもな。血吐いたりするし。」
うわあ…グロいな。
「まあ、頑張れとしか言えんな。俺の知る未来ではお前は竜に成る必要がある。」
「いやどうやって竜になれと」
「そういうのは教えたらダメなんだって親友が言ってた」
「お前の親友ふざけんな。」
「じゃあの」
「いやちょっとま
…今日も世界は平和です(*´ω`*)