序章 転生することになってしまった!
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「大変残念なお知らせです。多田浩一さん、あなた様はお亡くなりになられました。」
突然、オレの目の前に現れた少女は、唐突にそう告げた。「なぁお前」「お前じゃありません!私は、あなた達の世界で言うところの神様です!」自分のことを神様だと言う少女は、拗ねてしまい、その場でしゃがみ込んでしまった。外見だけじゃなく中身も子供じゃないのか?しばらくして、少女は立ち上がり「とりあえずあなたは、死んでしまったのです!」うん、それさっき聞いた。「私は、そんなあなたを可哀想だと思い、別の世界で新たな生活を送って差し上げようと、かんがえたのです!」「とりあえず転生させてやるって言ってるのか?」オレは、少女に言った。「それならどんな願い事も叶えられるのか?」すると少女は、上機嫌に「ハイ!どんなお願い事も叶えて差し上げますよ!」本当に叶えることができるのか。「じゃあそれならオレをスイーツが豊富な世界に転生させてくれ!」我ながら恥ずかしい願いを言ってしまったオレの側で少女は少しポカーンとした顔になっていた。しばらくして少女は、「・・・えとそのようなお願いで本当によろしいのですか?」「な、何度も言わせんな!全く、昔から甘いものが大好きなんだよ。甘党で何が悪い。」「いえ、私も甘いものが大好きなので、あなたの気持ちも分かりますよ!」子供に変なフォローを入れられてしまった。「では、転生の儀式を始めますね。力を抜いていて下さい。」少女が呪文を唱えるとオレの足元が光るのが見えた。そして、光が強くなるごとにオレの意識は薄くなっていった。光で完全に見えなくなった瞬間、オレの意識はそこで途切れた。
「どうか次の人生は、良き旅路であることを願います。」意識が途切れる直前そんな声が聞こえた気がした。
現在執筆中なので、次回更新は未定です。