なんか凄い刀
“目が覚めましたか種族名ホモサピエンスさん”
不意に声と言うか聞き取れる形に作られた音と言うかそんなようなものが頭に響いた
“よかった、全て正常みたいですね”
“私はこの宇宙の概念体です。主な役割はこの宇宙の概念全てを管理し、また概念を創造したり破壊したりするものことです”
“今回は貴方の地球とアストヴァと呼ばれる貴方の星と酷似した星の両星の申告により種族名ホモサピエンスの魔力存在空間における適応能力や魂の保護に必要なエネルギー量の調査などその他諸々を調べる為に呼び出しました”
“これから貴方には私共が作成した様々な擬似世界に飛んでもらいます”
“もちろん貴方には拒否権はありません”
“何かご質問はございますか?”
「いくつかあるのですが大丈夫ですか?」
“ええ、どうぞ”
“それと敬語は使わなくても大丈夫ですよ”
「ありがとうございます」
「まず一つは何故私が選ばれたのですか?」
“それは貴方が平凡だからですよ、貴方は何をするにも平凡ですから、一番参考になりやすいと考えました”
「なんかそれはちょっといやですね、、、」
「じゃあ、次はこの刀について教えて下さい」
「さっきから離せないんですよ」
“分かりました、その刀は銘を吉正といい、これから貴方の相棒となる日本刀です、その刀はいくつものスキルが眠っています、また適宜スキルを作ることも可能です、しかしスキルを作れるのは刀が必要だと判断した時だけです”
“吉正の振り方を後でレクチャーします”
“貴方から離れないのはそういう概念を作ったからです”
「吉正良い名前ですね、気に入りました」
「概念を作る、なんとも不思議ですね」
「次の質問は、、、そうですね、強制は別に良いのですが、いつかは帰れますか?」
“ええ、可能ですよ”
“全てのデータが取れたらすぐに帰します”
“拒否しても返します、エネルギーの無駄ですから”
「そう、なんですね、、」
「ありがとうございました、今聞きたいことは以上です、、、」
「やっぱりもう一ついいですか?」
“ええ、どうぞ”
「なんで俺こんなに落ち着いてられるのですか?」
「俺はもっと慌てるはずなのですが」
“それは、精神に干渉して落ち着かせているからですよ”
“これも検証の一環です”
「精神に干渉、、、そんなこともできるのですね」
「分かりました、これで本当に終わりです」
“そうですか、そしたら別の部屋に案内するのでついてきて下さい”
そう言われると直ぐに俺の前に古風なゲートが、ポン!と出てきた
よし、とりあえず入ってみよう