全ての始まり
あるなんてもない日
俺はいつものように中学校に登校し、三限目の授業を受けていた。
教科は数学、兄に中学の数学は算数と一緒だと言われているが、俺にとっては結構難しい、理解できないわけではないが解くのに時間がかかる。
脳をフル回転させて数学と格闘してると、終わりの時間が迫ってきた。
俺は教科書とノートを閉じ、シャーペンと消しゴムを筆箱に仕舞い、授業の終わりを待った。
もう後数秒で授業が終わる!3…2…1…
よし終わった後は礼だけ、
「起立!礼!」
「「「ありがとうございましたー」」」
終わっ…
その瞬間俺の視界は真っ暗になった。体がふわっと浮くような感じがして、体の外から体内に異物が入れられてるような感じがした後、その異物が身体中を駆け巡るような感覚がした。
数分後、俺は酔ってきて、限界まで耐えたが、遂に意識を手放してしまった。
それからどれぐらいの時間が経ったのだろう。
俺が目を覚ましたのは、背中に受けた強い衝撃によってだった。
びっくりして起き上がってみると、そこは白い空間だった、よく見ると同じような白色で建造物が建っていた。パルテノン神殿の完全形みたいな造りであった。
俺はそれを不思議に思いつつも体の調子を調べてみた、そこで俺は違和感を二つ覚えた、まず一つはさっき受けた痛みが全くないこと。
ますひとつは、俺の左手からきていた。
見るとそこには、一振りの刀が握られていた。
これがこの物語の全ての始まりである