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闇人

作者: 人間詩人

闇人 やみびと

暗い荷物を 背負いながらも 生き抜く

孤高であり 孤独だ

人間なのに 人間とは

関わらない

自分の世界に 閉じこもり

出ようとは しない

この暗さが いいと

言いながら 

闇の世界も 良かろう

自分の心が そうしたいと 言うのなら

しかし 時折

日の当たる場所へ

それは あまりにも

まぶしい

まぶしすぎるのだ

いつもの暗さがあるから

この明るさは

目の前に 太陽が

いるような明るさだ

しかも明るさで

自分が 溶かされて

しまいそうに なるほど

やはり 帰ろう

暗い場所へ

落ち着くんだよ

暗さは

人間とも 交わらないで済むし

余計な会話も いらない

自分の心との対話で

充分だから

孤高と呼ばれようが

孤独と呼ばれようが

自分の居場所は

分かる

今の闇の中が

一番 似合っている

日の当たる場所へは

登場することは

ないだろう

暗さが 心を

鎮めてくれるから

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