安心の涙
どうも、白雪です!ちょっとよくわけわかめかもしれませんが、読んでください!!
「おい、突然どうした?俺はなにもしないぞ」
依姫は少し心配そうに慌てたように話しかけてくるその声の主を見上げた。涙で滲んで顔が見えない。しかし、きっと危ない人ではないと感じ、ホッとして、余計涙が溢れ出す。
「ぐすっ、ぐすっ」
「なんなんだよ、ったく。ほらこれでふけ。」
そう言って、布を差し出して来てくれる。依姫はそれを受け取り、それで涙を拭き取る。その間、その男性は静かに待っててくれている。
「落ち着いたか?」
「はい…あの、ごめんなさい。別に怖いとかそんなんじゃないの。」
「そうなのか?」
ちょっと驚いたようにその男性は言う。それがなんだかおかしくて、思わず依姫の口から笑みがこぼれる。
「当たり前でしょ。むしろ、なんだかホッとしたの。」
「なんでか知らんが、まぁいい。お前、どうしたんだ?」
「え…」
依姫はその瞬間、自分の置かれた状況を思い出す。
そして、悩んだ。本当のこと、すなわち、気づいたらこの場所に来ていた、なんて言ってもおそらく信じてもらえないだろう。うそをつこうにも即座にそんな出まかせを思いつけない自分が情けない。
「えーっと…」
なんか、最後中途半端に終わってしまってすみません…
次回も読んでください…