表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
首飾りの姫 第1話  作者: 高山白雪
4/19

方向音痴

どうも、白雪です!この回はちょっと主人公の性格が分かるかも知れません。

まぁ、どうぞ読んでください!!

「さすがに困ったなぁ…」

依姫は今、いわゆる迷子だ。

いくら進んでも最後には同じ木にたどり着く。目的の森の出口にはいつまでたっても辿りつかない。自分の方向音痴ぶりに関心しつつもなんだか残念な気分になってくる。見たことも聞いたことも、もちろん来たこともない場所で何もわからない上、方向音痴とあってはもはや救いようがない。

「せめて森の外に出られればなぁ…」

だが、それさえも叶わず困り果て、座り込んでいたその時。

「おい、なにしてる?」

「え?」

突如、そこを通りかかったのであろう、男の人が依姫に声をかけてきた。見上げて見ると、そこには長身でガタイがよく、見るからに強そうな男性が依姫を見おろして立っていた。服装で目立つのは襟の広い、適当に身につけた感じの焦げ茶色の背広だった。目は切れ長で漆黒の瞳。よく見ると、整った顔立ちをしていた。髪は乱雑に切ってある。腰には剣がさしてある。声が低く、年齢は二十代前半くらいだろう。しかし依姫は何故だか安心するような声に感じた

。その声を聞いて、安心したのか、突然、依姫の目から涙が溢れ出た。

「おい、なんだ!?」


大きな情報はなかったけれど、少しは主人公の情報がありましたよね?

次回も読んでいただけると幸いです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ