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ある日の森の中

作者: たんぽぽ1年分

ある~ひ、もりの~なか、クマさ~んに♪

美智子は怖くてたまらない。

後ろの茂みから出てきた大きなクマに追いかけられているからだ。


いったいどうしてこんな目にあうのだろう。

確かにこのあたりは田舎だけど、

25年暮らしていてクマなんて見たのは初めてだ。


恐怖はどんどん大きくなっていく。

暗くてよくわからないが、

後ろから追いかけてくる影に大柄な男性が加わったからだ。


美智子はやけくそになり怒った。

悲鳴なんて上品なものはあげられないので、

必死で走りながら叫んだ。

「なんで私がこんな目にあうのよ!追いかけてこないでよ!」


すると後ろから、後から加わって追いかけていたと思う男性の声が聞こえる。

「とりあえず待ちなさい、私は警察だ」

美智子は悲しくなった。いまの言葉が本当ならば、

警官は私を助けずに追いかけてきている。


何も悪いことなんてしていないのに!


その時、後ろから追いかけていた男性が美智子の肩を掴んだ。

あぁ…私はここでおしまいだわ。


視界の隅に後から追いついたクマが、のっそりと顔を出した。

警察だと言う男は言った。

「キミ、このクマのくわえているイヤリングを落としたのはキミだろ?」


美智子はこのあと、クマと踊るべきか真剣に悩んだ。



思いつきで書いたので、やってしまった感が強いです。

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