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新たなる旅立ち

やけに声の通る空間で女神が話し出す


「皆様、まず初めにお集まりいただけたことを感謝します。まずは皆様の疑問についてお話させていただきます。なぜ人間族が生き残っているのかですよね」

「そうです人間族は我々天使族が天撃で滅ぼしたはずでは?」

「ええ私すらもそう思っていましたですが現に皆様の前にいる」

「えでもさ~精霊たちも人間族はみつけられなかったよ?ありえないよねどこにでもいる精霊が見つけられないってことはいないってことでしょ?」

「そこで皆様存在進化というのはご存知でしょうか」

「ふむ、デーモンがデーモンキングになるそういうものだろう」

「ええそのとうりです魔王様は一度存在進化をしていますね」

「よくわかったな」

「我もしたぞがはははは」

「ええその通りです魔王様と獣王様はなさっていますね、存在進化とは進化前のポテンシャルを大きく引き伸ばすものです」

「ああだがあれは長い年月を過ごすかそれこそ自分より相当格上の存在を倒すしかあるまいそれこそ人間族のような短い命の種族には存在進化など無理だろうまさかそこの人間が存在進化したとでもいうつもりか?」

「ええそのまさかですよ彼は千年の時を経て仙人に存在進化したのです」

「待ってくださいそれはおかしいですそもそも人間族の寿命は精々100年ぐらいのものでしょうそれを千年とはさすがにむりがありませんか?」

「そ~だよ~さすがにそれは無理があるよ」


天使王と精霊王の言っていることは正しいまず大前提として人間族は他種の中では一番弱い


「ええですが彼は幼いころ龍種に育てられました」

「おいおいまじかよ龍種に育てられるとかなんの冗談だ?」

「冗談ではありません彼は龍種に育てられてその龍種を殺したことで存在進化しました」

「はあ~?なにいってるの人間ごときに龍を殺せるわけないじゃん」

 

龍種とは王たちと同等かそれ以上の存在もいる


「人間ごときにころされるとはそれは本当に龍だったのですか」

「おい、死にたいのか羽虫」

「まさか羽虫とは私のことですか?ノミ虫」

「おいそんなことはどうでもいい話をするからにその龍只者ではないのだろう」

「ええさすが魔王様その龍、賢龍と聞けば思い当たる節ありませんか?」

「おいおいまさかその賢龍ってのは少し前の龍帝じゃねーか」

「ははっまさかそれはないよ~だって現龍帝が賢龍は死んだっていってたよ?」

「はいしかし賢龍は死にそうなときレイ様と出会いました賢龍はレイ様を育てることを決めましたがそれは現実問題難しかった、だから賢龍は己の力を使い異空間に人間でも住めて外界から察知されないようにしたのです」

「なるほど~それなら納得だね~でもまさかプライドの高いとされている龍帝がよく人間を育てようと思ったね~」

「はいそこでレイ様が18の時に賢龍は寿命で死を悟るとレイ様に自分を殺させて存在進化をさせました」


レイは賢龍に「生きろレイ」と言われた末覚悟を決めて親を殺したーーその結果レイは存在進化を果たして仙人になったそこから千年その異空間で只々鍛錬をしていただが賢龍の最後の力を振り絞っても永遠に空間を維持することができず千年で歪みが生まれたそこではじめて外界から人が迷い込んできたそのひとの話を聞き初めて外の現状を知ったそれから間もなくして人間族は滅びたそれから2年後空間が完全に壊れ外の世界にでたそれからすぐ女神に出会った


「そういうことか、--面白い貴様に興味がわいたぞ」

「まあこんなところでレイ様の話は終わりにさせていただきますこれからは本題を話させていただきます」

「おいおい俺の話がまるで前置きみたいに話すなよ」

「申し訳ございませんレイ様そんな気はないのですよ」

「おいそんなどーでもいい話じゃなくて本題を話せ」

「はいではーー単刀直入にいいますーー転生しませんか?」

「「「「「はあ?」」」」

「そんな簡単に転生していいのか?」

「レイ様の言う通り本当だったら簡単に転生はできませんですが今回は例外です」

「例外とはなんですか?」

「今回皆様は滅びるはずでしたが皆様の力に期待してあるものを殺してほしいのです」

「ねえねえ~私思ったんだけど神様が殺せばいいんじゃない?」

「それができてたら我らに話してないだろう」

「はいその通りでございますその相手はーー亜神・・・・・」


静まり返る空間まさか殺す相手が神様だとは思わなかったのだみなが息をのむ中魔王が話し出す


「ふむ、神殺しかーー面白い乗った」


その一言でみなが覚悟を決めたなんせこの話を蹴ったら滅びを待つだけなのだから・・・


「うん私ものった」

「ええ私も乗りましょう」

「我ものるぞ」


そんな中レイは悩んでいた賢龍には世界を見て回れそうすれば自分の知らないことがたくさん見つかると

だからレイは決断した転生しようと・・・


「おれも転生しよう」

「はいわかりました皆様の同意を得ましたので皆様を転生させようと思います」

「まて転生ということはいまの力はなくなるということか?」


それはレイも気になっていた転生とは全く別の存在に生まれ変わるというもので転移ではない


「それに関しては何とも言えませんなにせ転生される世界は私以外の神が存在します、話てはみますが生まれたその時からいまの力を持つことはむずかしいかもしれませんーーですが魂を引き継ぐので成長すれば今の力を手に入れられることは保証しましょうさらにいえばあちらの世界にはこの世界にないものが多々存在しますなのでいまより強くなる可能性は大いにあります」


その言葉に一同衝撃をうけた王たちは一つの完成された存在だその力を高めるにしても自分よりも強い存在がいなかったのだだが先ほど女神の力を前に格を感じたつまり自分たちはさらなる高みを目指せるその方法をみつけたのだ


「では皆様心の準備はできましたか?」


こくっ


「それでは新たな旅立ちに祝福があらんことを・・・」


最後にみみにした言葉だった・・・まだ自分のやりたいことや目的、自分の居場所なにもわからないけど

不安はなかった・・・


だれもいなくなった空間に響いた


「---私が美の神だ・・・」


だれもこの言葉を聞くものはいなかった


















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