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若くして散る花よ

作者: 布都 真人


若くして散る花よ

散りゆく定めには逆行できず

ただ虚しく散ってゆく


何度、同じ地に芽をはやし

踏まれよう、吹かれよう、辛抱強く

その身果てるまで命輝す


僕らはどうだろうか


まるで誰かに飼われた養豚場の豚のようではないか

肥え、憂え、支配されるばかり

一瞬たりとも輝けぬ


虚しく散ることすらできぬこの身

定めに逆行できようともしようとはせず

ただ虚しく生きてゆく


幾ら歩けようが

幾ら頭が良かろうが

幾ら生きようが


白紙の物語はつまらない


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