第二話:混乱、麻痺、毒、暗闇、虚弱、…気絶。
誤字脱字報告・感想・批評まってま〜す。
ど〜も〜こんにちわ〜あれ?こんばんわ、かな?
まぁんなことはどうでもいい。
とりあえずあらすじ
俺、黒鳥 陽平は黒い穴に入った。失神した。起きたらどっか知らない所だった。熊っぽい動物から逃げた。崖から落ちて失神した。
目が覚めかけたら、大量の極冷氷水に入れられ三度目の失神。んで今、その張本人が目の前で謝り倒している…、
という訳だ。
「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
「わかった!わかったから!!…もういいよ……」
「え!?ホントですか!?」
下から見上げてくる半泣きの目……怒るに怒れない…基本、俺は紳士だ。
「ホントホント」
「ふぇ…あの…ほ、ほんとうにす…すみませんでしたあぁ!ふぇええぇえぇぇん!!」
「あぁ…はいはい、わかったから…な?」
近所に子供が多かったのでこういう手合いには慣れてる。
…なだめればなだめるほど自己嫌悪し泣きつづける蟻地獄タイプと見た!
こういうのは基本はいい子なんだが、涙腺が緩いのとドツボにはまりやすいのが問題だな。
……フッ、伊達に何年も子守してないぜ!
「ふぅえぇぇぇぇえぇぇえん!!びえぇぇえぇぇぇえぇ!!!」
うお!どんどん酷くなってきやがる!
「お〜ぉヨシヨシ」
(なでなで)
もう少し落ち着くまで待とう。
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数十分後……
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「ううぅ…グスッ、グスッ」
近所の子供のまんまだな…。
「ほれほれ」
(なでなでなで)
「うぅ…あ、あの……ありがとう…ございました」
「別に敬語じゃなくてもいいぞ。年同じくらいだろうし」
「え、あ、う…うん!」
しかし笑っているとかなりかわいい。
白い肌、整った顔(目は碧色)、腰あたりまで伸びたストレートの茶髪、そして白いネコ…ミミィ!?
「え?えと…その耳は?」
「え?耳?あぁコレ?まだいってなかったね!私獣人族の長の娘レイラ=フィオラルディアだよ!」
「えと…黒鳥 陽平……こっちでいうとヨウヘイ=クロトリだな。一応…人間。そ、それと…じゅ、獣人って何?(しかも長の娘って事はやっぱり偉いのか?)」
「え?知らないの?(今じゃ王都にもたくさんいるのに…おかしいなぁ?)ボソボソ」
「ん?今なんて?」
「へ?う、ううん!なんでもないよ!」
「あの…それより獣人を知らないってどこから来たの?」
「え…?来たって…、ここって日本じゃないのか?」
「え?にほんってドコ?ここはレナリオラだよ?」
「れな…りおら?日本じゃないのか…。でも日本語通じてるしなぁ…」
まるでクエスチョンマークの嵐だな……。
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そして、一時間後…
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えーっと…とりあえずわかったことをまとめてみよう。
・ここは異世界「ヴァンセラート」
・この世界は俗に言うふぁんたじぃの世界らしい
・俺は魔法によってこの世界に呼ばれたらしい
・この街は獣人族の街であまり人間(レイラ曰く人族)はいないらしい
・どうやら、俺を呼び出した本人じゃないともとの世界に俺を帰すことはできないらしい(最重要)
・余談だが、レイラの耳は猫ではなく虎らしい
あぁ…なんかまた気がとおくなる……なんかレイラが言ってるけど…いいや
少年の混乱はつづく…
少々無理やり感がありますがキニシナイキニシナイ!