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第一話:ブラックブラック

やっとこさ第一話。

大体、一話あたり1000〜2000文字なので少し短めになってます。

批評・感想・誤字脱字報告お待ちしてま〜す。

黒目黒髪の少年こと「黒鳥 陽平」

は息を切らし、暗い森の中を駆けていた…。


「ったく!ここはどこなんだよ!?ハァハァ…」

俺は呟いた。

…最後のは息切れしてるだけで、変な事考えてるからじゃないからな!


オホンッ

俺…、「黒鳥 陽平」は、今年高校の入学したばかりのピッチピチの一年生だ。

………、のはずだ。

成績は中の中。

自慢できることといえば、一度読んだ本の内容は忘れないことだ。

……、一週間限定だが。

あと、父さんが我流の道場を開き、そこですこし習ったくらいだろうか。

………、あくまで我流だが。

んで、ある日学校から帰ってくると(帰宅部だが、友達と駄弁ってて遅くなっていた)家の前に黒い円が!

始めは警戒してたんだが、何にも起こらないのでどうせまた母さんのドッキリだろうと思いつつ…。

走り抜けようとした。そうだ…コレが間違いだったんだ。

その後は急に意識がブラックアウト。起きたら見知らぬ森で、今変な獣の追いかけられて…。


……ん?追いかけられて?

グルルル…

「グルルル…?ってぎゃー!!!ゴメンナサイ!よくわかんないけど、とりあえずゴメンナサイ!!」

そうだった、俺が起きてはじめに見たものは茶色い熊のような動物だった。

…しかしその熊のような動物は頭にもう一つ目があって、両手の毛が金色だった。

んで、その三っつめの目とバッチリ目があっちゃったんだよ!

普通は逃げるよな?

「…んで今に至る。…ってこんな悠長なこと言ってらんねえ!!」

そろそろ疲れてきた。どうにかしないと殺される!

神様!俺なんか悪い事しました!?

と思った瞬間!

誰かに助けられるとでも思ったかい?いやいや人生そんなタイミングのいいモンじゃないぜ?


チャララチャッチャチャ〜!

《ようへいはじんせいのきびしさをしった!》

そんなコンなしているうちに…道が無くなった。

…否。俺が崖から飛び出していた。

「うわああぁぁぁ!!!えーっと、こんな時はそうだ!秘技:ルパン空中泳法…ってなんでやねん!」

フッ、最期までツッコミ魂を忘れなかったか…これで悔いは無い………。


……あれ?俺ってそんなにツッコミに命賭けてたっけ?

そんなバカな事考えてるうちに、みるみる地面が迫ってきていた。

そこで俺の意識は再びブラックアウト………。



________________________________________________

_________________________________

____________________



徐々に意識が覚醒してくることがわかる…。


閉じたまぶたの上から差し込んでくる微かな光を感じる…。


どうやら体は横たえられているようだ…


あれ?俺生きてる?たしか、デスノ○トでは死んだら無とかいてたしな…。


それとも死んでも意識は残るのだろうか?


聴力が戻ってきたみたいだ…女の人の声が聞こえる……。


「えぇ〜っとぉ〜!?こういうときはどうしたらいいんだっけ〜?うぅん〜っとぉ〜?あっ、そうだ!確か体を氷水の中で冷やして乾いた雑巾に乗せるだったっけ?」

もしかすると助かったのかもしれない!でも、A子さん(仮)その治療法はぜんぜん違うぞ?

「よしっ、それじゃぁ…んしょ…んしょ…よいしょっと!えぇ〜っと確か…『魔素吸収:150、増幅:2倍、属性:水…スプラッシュ!』それと…『魔素吸収:300、増幅:2倍、属性:氷…アイスニードル!』」


ザバザバ

カキィン!ザクザク!!


え?魔素?2倍?属性?なんだよそれ?

…しかも嫌な予感がビンビンしてんだけど?

そして、わき腹が押されたかと思った次の瞬間!


ザブ〜ン!

ギイアァァァァアアアァァァアァァァ!!!!!

予想通りのオチと氷水の冷たさを通り越した痛さに

またまた覚醒を通り越して…ブラックアウト……。



少年の受難(?)はつづく…。

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