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プロローグ

KARMAN〜かるま!〜

始まりました!ちなみに、タイトル見て思った人、何人かいると思うけど…

決して!テ○ルズオブジアビスの主題歌や、某少年魔法使い教師が主人公の大人気コミック「ねぎ○!」とは、全く関係ありませんので、あしからず…。

冬の夜


とある道を


一人の黒髪黒目の少年が帰途についていた


急ぐこともなくとどまることもなく


ただ、歩いていた。


ふと、少年は立ち止まり、


冬の夜空を見上げた。



(…ここで、満天の星空だったら映画のオープニングにはいいかもなぁ)

考えていることが少し………ずれているようだ。

(うぅぅ、さぶっ!早くかえろ)

少年は再び歩をすすめた。



_________________

_____________

________


ここは、さっきの少年とは別の世界

いや、別の次元…空間…似ているが、まったく違う世界。

ここでは、いかにも私は魔法使いです!

と、いうような出で立ちをした若い男がいた。

若い男は、暗い部屋で怪しげな杖を持ち、これまた怪しげな紋様の前で

呪文のような言葉を唱えていた。


「ロゼ、オルム、ラクリルラ、ラカシュ、ヴォザゲリセム、ロザ、ベイシス、テザフザ、コブケイ、アオケン、…ジェカリニウセス。」



〔…我は冥王ジェリカニウセス、そなたはなぜ十大魔王の名を呼び、そして我に呼びかけた?〕


数十秒がたった頃だろうか、どこからか声が響いてきた。

その声は高くもなく低くもなく、男か女かも判別しにくい声だった。


「私の望みを叶えてほしい。」

若い男は臆することなくその声に答える。

〔フフ…、その望みとは何だ?〕

「異世界より人を召喚してほしい。」

〔ふむ…、いいだろう。それで、代償は何をくれる?〕

「ここにある魔力だ。」

〔フフ…、代償の高い召喚に魔力とは…コレだから人は面白い…。いいだろう!召喚してやる、それも上玉のやつをな。〕

「そうか、なら早くしてくれ。時間が無いのでな。」

〔せっかちなやつだ…フン、待っていろすぐに呼び出してやる〕




_____________________________________

_______________________

______________



所は戻って少年のいる世界へ。


……皆さん、もうわかっていると思いますが…やっぱ王道でしょ!



ヴォン!!


「…なんだこれ。」

少年は、目の前に現れた黒い円を見て呟いた。

自分の家の前にこんなものがでてきたら誰だってそう思うだろう。

とりあえず少年は様子を見てみる。

…変化が無い。

このままじゃ家の中には入れない。

すると少年は困ったことに

(ま、突っ走ってみればなんとかなるだろ)

そう思った少年は…本当に突っ走ってみた。


……少年こと「黒鳥 陽平」はその判断を後で後悔することになる。

不幸な少年の冒険記(?)のはじまりはじまり

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