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戦国ダンジョン ~現代人は信長の足元で、歴史支配の夢を見る~  作者: 斎藤 恋


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第08話:御霊の儀

───ダンジョン内

ブモォォォォッ!!

巨大な土塊でできた猪が季光に向かって突っ込んでくる。


「ふっ!」


土猪の突進を躱し、側面から蹴りを叩き込む。


ブ、も・・・・ドシャっ!



土猪はそのまま倒れ込むとともに、魔石を残して土塊へと還った。


「・・・ふぅ。」


「見事だな、季光」


「ありがとうございます」



あれから3日間、季光と四郎丸はマッドボア(土猪)も加えた鍛錬を行なっている。


マッドボアとの戦闘には四郎丸も参加を始めた。

これは、季光がマッドボア(土猪)との戦いに慣れ、安定的に倒せるようになったことで季光のフォローも期待できるようになったからだ。



肉の奉納はまだ始まっていない。

どうせなら、ということで、ちゃんとした儀式の形で奉納されることになったのだ。



その過程で、俺:御霊蛇が新たな祭神として加えられる予定だ。


「そんなに簡単に加えていいのか?」って思わず聞いてしまったが、

「今の世で実際に活動する神だし当然」なのだと・・・



「い、いや、実は俺、ただの元人間なんです・・・」とか、完全に言い出せな雰囲気になってしまった。


ま、まぁ?実際に力も持ってるしね、俺。

そ、そんなに?えーと、神さまもできるくらいの力くらいある・・・よ?多分・・?おそらく・・・

あったらいいなぁ・・・



と、色々と自信がなくなってきたが・・



とりあえず、鍛錬は順調だ。



====================

◻︎基本構成と状態

・名称:千秋 季光

・種族:人間

・年齢:34歳

・ランク:G

・状態:魔力器官稼働・疲労(中)

◻︎ステータス

・HP(耐久力):42/42(↑11)

・MP(魔力):10/10(↑6)

・STR(攻撃力):21(↑6)

・DEF(防御力):20(↑5)

・RES(魔法耐性):7

・SPD(速さ):21(↑4)

・LUC(運):8(↑1)

◻︎保有スキル

・スキル:熱田流剣術(Lv.2)

・スキル:弓術(Lv.3)(↑1)

・スキル:軍略(Lv.2)

・スキル:魔力感知(Lv.1)

・スキル:泥酸耐性(Lv.0)

・スキル:動体視力(Lv.0)

・スキル:体術(Lv.0 New!)

====================

====================

◻︎基本構成と状態

・名称:千秋 四郎丸

・種族:人間(子供)

・年齢:10歳

・ランク:G

・状態:魔力器官稼働・疲労(中)

◻︎ステータス

・HP(耐久力):30/30(↑10)

・MP(魔力):18/18(↑11)

・STR(攻撃力):13(↑6)

・DEF(防御力):18(↑10)

・RES(魔法耐性):9

・SPD(速さ):15(↑2)

・LUC(運):11

◻︎保有スキル

・スキル:魔力感知(Lv.1)

・スキル:土魔法耐性(Lv.0)

・スキル:泥酸耐性(Lv.0)

・スキル:回避(Lv.0)

・スキル:刀術(Lv.0 New!)

====================



2人の能力は順調に成長を続けている。

弱冠、季光の方が伸びがいいように見えるのは、単に土猪との戦闘回数によるものだろう。


土猪との戦いはどうしても季光の方が動くことになるからな。



しかし、この能力の成長はやはり単に魔石の摂取だけが原因ではなさそうだ。


戦闘中などの経験をステータスに反映させているのか、或いは、魔石そのものの傾向によるものか・・・


もしくは、その両方ということも考えられるな。



いずれにしても、2人の成長は非常に喜ばしい。

それと同時に、気になることもある。



今の2人は、「外の普通の人間と比べて、どれくらい強いのだろうか?」と。



───────────────────────────

◻︎御霊の儀◻︎


───熱田神宮:社領森


日が暮れ始めた頃、松明が焚かれ、千秋家の者たちが神宮の正装で集まっていた。

千秋家に仕える下人達が、祝詞の声が響く下で荷車を押していた。



荷台には、神に捧げられる供物として、猪・鹿・犬・猫、さらには清められた罪人の遺骸も載せられていた。


そして、宮司の格好をした季光によって御幣が振られ穢れが祓われた後、供物はそのままダンジョンの穴へと埋葬されていく。



この行事は、神宮内の聖域なものとして、ダンジョンが存在し続ける間行われ続けることとなる。


───────────────────────────



俺への奉納は、どうもきっちりと儀式化することにしたようだ。

熱田神宮そのものの儀式とかもあるだろうに、そこまでしてくれたのは純粋に嬉しいものだ。



それに、今までのように適当にゴミを放り込まれているだけだと、俺自身もちょっと思おうところは出てきただろうしな。



実際に俺の利益になっているからといって、蔑まれるままというのはちょっと違うのだ。

そういったのは、別の悪弊を産むだけだと思う。



───ドクンっ!



また今日も供物の吸収が終わった。


おっ!・・・。



どうやら、さらに色々と機能が解放されたようだ。

増えたものもある。



◻︎ダンジョン御霊蛇

・魔物生産

・宝物生産

・ダンジョン改装

・ダンジョン階層変更

・ダンジョンマップ

・地図

・貯蔵品目一覧

・内蔵魔力値:578000/578000

・分霊創造:進捗度1%:保有数:0

・化身創造:進捗度1%:保有数:0



どうにも、魔力値の上昇が著しい。

生き物の死骸を取り込んでから魔力値が格段に上昇していると思う。




それと、生産できる魔物も増えたようだ。



新規で増えたのは、

・マッドスケルトン

・スケルトン

・マッドコボルト

・コボルト

・マッドゴブリン

・ゴブリン

・マッドケットシー

・ケットシー

・マッドエルポス

・エルポス


と、召喚できる魔物の種類が格段に増えた。


いわゆる、ファンタジーモンスターの雑魚枠モンスターが増えたのは利点だろう。

四郎丸を鍛えるのにも使えるし、新規の者達の相手としても使いやすい。

これはかなり嬉しいポイントだ。



それと、これを機に、ダンジョンの階層や改装を試したいと思う。



まず、ダンジョンの階層についてだが、これはそこまで難しくもなんともない。

単に、そのまま階層を増やしたり減らしたり、或いは移動させたりなどを行う際にはこれを使えばいいということらしい。



次に、改装についてだ。

これについては奥が深い。


どうも、部屋の設定や飾り付け、入り口の改変、モンスターの配置位置変更、召喚位置変更など、かなり多くの機能が詰まっている。


正直、俺自身も1日では決められそうにないな。




だが、今日は真っ先にこれだけは変更しておく。



「よし!こんな感じでいいかな・・・」



俺は、2時間ほど掛け、ダンジョンの入り口作成を行った。


神聖な石鳥居と石灯籠が、ダンジョンの穴までの道を作る。

そうして、その奥には、うっすらと幻想的な雰囲気の光が穴の中を照らしているのだ。



「お、おぉぉぉぉぉ!完璧!完璧じゃないだろうか!」


俺はその出来上がりに感動し、翌朝、四郎丸を呼び付けてそれを見せつけるという傍迷惑な行為に走ってしまったのだった。



「みやこの『泥まみれ魔物図鑑』公開だよ!

魔物の弱点から、神さまの設計ミスまで全部書いちゃった。

"X"の固定ポストから見に来てね!」

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