第76話『虚無の心臓・最終決戦』
《虚無の心臓》の中心。ねじれた空間の中で、静寂が支配している。
シンはキエンの力を受け取り、真精霊魔法《熾天煌命》を手に入れた。
しかし、 闇の中に潜むものはそれだけではなかった。
1,虚無の主、アイン=ゼロの知性
虚無の奥深くから、冷たくも凶悪な意識がシンたちに語りかける。
虚無:「よくぞここまで来たな、契約者シン。だが、我の空間を乗っ取ったつもりか?」
空間が歪み、虚無の心臓が動き出す。
虚無:「我を破ることなど不可能。お前のその“光”も、我の“闇”に呑まれるだけだ」 シン:「お前が何者でも、俺たちは諦めない。仲間の力を信じてる!」
2,闇の波動
虚無の放つ闇の波動が虚無の心臓を揺らし、シンの体を圧倒的な力が襲う。
しかしシンはゼルグの反魔法で闇の波動を薄め、キエンの真魔法で防御を固める。
3,仲間たちの加勢
その時、虚無の闇を裂いてレイ、スイ、ユイナが駆けつける。
レイ:「シン!私たちの力も貸すわ!」
スイ:「風神と水翔馬で、風の刃を繰り出す!」
ユイナ:「響律魔法で敵の動きを封じるわ!」
4,連携攻撃
三人は一気に連携攻撃を仕掛ける。
レイは雷と影、炎、空間魔法を駆使して敵の防御を崩し、スイは風精霊魔法の極・風河を放ち、ユイナは響律魔法で敵の動きを封じる。
シンはその隙に、真精霊魔法《熾天煌命》の力を最大限に解放する。
5,決定打
光の柱が虚無を照らし、シンの身体から放たれる神聖な炎が虚無の本体に直撃する。 虚無:「……な、何……だと……!?」
虚無の心臓が激しく震え、空間が揺らぐ。
6,勝利
虚無の意識は薄れ、虚無の空間に一筋の光が差し込む。
キエン:「よくやった……だが、油断は禁物だ。まだ我々の戦いは終わっていない」 7,脱出への道
シン:「さあ、行くぞ。虚無の心臓から抜け出すんだ」
仲間たちは光に包まれ、ねじれた空間を突き破り、再び現実へと戻っていく。
虚無の心臓の破壊と共に、暗闇が一気に光へと変わる。
静寂が溶け、柔らかな風が頬を撫でる。
シン:「やっと、抜け出せたか……」
スイ:「うん……あの閉ざされた空間から解放されたみたい」
レイ:「みんな、よく耐えたわね」
ユイナ:「あの闘いで、私たちも変わった気がする」
キエン:「虚無の心臓は、消滅したわけではない。力は奪ったが、あの空間はまだ歪んでいる」
シン:「でも、これで一歩前進だ」
彼らが足を踏み出すと、目の前には新たな門が現れた。
黒曜石のように重く、しかし神秘的に輝く扉。
虚無の意識がまだあるかのように......
8,新たな目的地へ
出口の向こうには、クロノがいると言われる「王国」が広がっていた。 次の戦いは、あの巨大都市で始まる……
次回——
懐かしの巨大都市。




