第5話『はじまりの一歩』
1,朝の決意
陽光が街を優しく照らす朝――
空に広がる淡い橙色。街の屋根や木々が朝日に染まる。
「チュンチュン……」
?:「さぁ....シン.....旅立ちのときだ........待っているぞ.............」
シン:「……んん……あと5分だけ……」
シンは、寝ぼけながら言う。
母さん:「「シーン!起きてるー!? 今日は旅立ちの日でしょー!」
シン:「うぅ〜〜、ちゃんと覚えてるよぉ〜〜……」
シンは、急いでご飯を食べ、支度した。
シン:「じゃあ。母さん。行くね」
母さん:「シン。無理せず、頑張ってね!!」
シンが玄関を開ける。
「ガチャッ!!」
シン:「うん!行ってきます!!」
――シンは家を出る。まっすぐな眼差しで、グラウンドへ向かう。
シン:《ついに……始まるんだな、俺たちの旅が》
2,仲間との合流
スイ:「おはよ、シン!今日はいい日になりそう!」
レイ:「覚悟はできてる?」
シン:「ああ、行こう。俺たちの旅が始まるんだ!」
三人が拳を合わせる。
シン&スイ&レイ:「「行こう、世界を変えるために!!」」
――そして、三人は学校の門を超えて、一歩踏み出す。
3,初めての村
街の外れにある、地図と掲示板が並ぶ冒険者ギルド前。
スイは掲示板を指さす
スイ:「ここに旅の手がかりになりそうな情報が載ってるって聞いたんだ。」
レイ:「西の“灰の谷”に、古代の遺跡があるらしい。そこに“魔印の秘密”が眠ってるか もって噂。」
シンが刀を握る
シン:「だったら決まりだな。まずはそこを目指そう!」
その夜、旅の途中の森。焚き火を囲む3人
レイ:「……気配がするの。私たちを……見てる何かの。」
シンが刀に手を抜く
シン:「魔物か?……それとも、もっとヤバいやつか……?」
その時、木々の中から姿を現す1人の人物――
???:「……“旅の始まり”にしては、派手なメンツだな。」
その男の顔は獅子のような仮面に隠されている
シン:「お前、誰だ!!」
???:「俺の名は――ガル・ラム。アルナス族の生き残りだ。ラグ兄の伝令で来 た。」
スイは驚く。
スイ:「それって、古代に滅んだ種族……」
ガル・ラム:「そう。“滅んだ”のではない――“滅ぼされた”んだよ。人間どもにな。」 シン:「……滅ぼされた?」
ガル・ラムはゆっくりと仮面に手を添え、カツン…と指先で叩く。
ガル・ラム:「そうさ。俺たちアルナス族は、自然と共に生きることを選んだ。だが、人 間は違った。“支配”しようとした。森を、命を、魔法すらも…」
レイ:「……!」
ガル・ラム:「そして気づけば、俺たちは“災い”と呼ばれ、狩られる側になった。だがな ――」
バチッバチッ
彼の体から黒い魔力がほとばしる。地面が微かに震える。
ガル・ラム:「生き残った俺たちは、“正しき復讐”を選んだ。お前たち人間に裁きを下 す。それが、ラグ兄から託された使命だ……!」
シン:「……だからって関係ない!お前達のやってることは、ただの……」
ガル・ラム:「ただの何だ?正義の味方ごっこか?いいぜ……口で語るより拳で語 れ!」
4,戦闘開始
ガル・ラム:「――喰らえ、古代魔法..........地脈の咆哮.........!!」
地表から、岩の龍が出てき、咆哮を放つ。
スイ:「シン、危ない!!」
シンの目つきが鋭くなる。まるで別人のように......
シン:「ちっ……“霊魂魔法・霊刻ノ一閃”ッ!!」
ギィィィィン!!
シンは、刀で断ち切る。
ガル・ラム:「ククッ……面白ぇ……お前、ただの小僧じゃねぇな?」
レイ:「……油断しないで。あの仮面、何かまだ...........ある..........!!」
スイが応戦する。
スイ:「水魔法.......氷晶閃.....!!」
ガル・ラム:「古代魔法........封陣盾........!!」
ガル・ラムの前に半透明な樹木が現れる。
スイ:「くそっ!!攻撃が通らない!!」
ガル・ラム:「人間風情が、俺に太刀打ちできると思うなよ!!」
巨大な拳がシンを襲う―!
ドガァァァァン!!
次回―
新たな敵、ガル=ラム。
戦いは激しさを増す!!




