第198話 最終話『そして、宇宙は続いていく』
1,朝焼けの光と、未来への決意新生アルカディア——
静かな朝。
淡い陽光が街を包み、空には一筋の流星が残っていた。
イツキは、魔法教育機関の屋上で空を見つめていた。
隣には、ミリとセナ。
ミリ:「ねぇ、イツキ。……ずっと言えなかったんだけどさ」
セナ:「……私も。戦いの後、ずっと考えてた」
イツキ:「どした……?」
ミリ:「私はね、君がいたから、どんな戦いも越えられた。私の“勇気”は、君だったんだ」
セナ:「……私は、君が信じてくれたから、自分を信じられた。君の隣は、私にとって“希望” だった」
イツキはしばらく黙って、そっと2人を見つめた。
イツキ:「……ふたりとも……好きなん だ」
ミリとセナは目を合わせ、そして微笑み合う。
ミリ:「はぁ、やっぱりそう言うと思った」
セナ:「……でも、嫌いじゃない。そういう“優しさ”」
そして、ミリが笑いながら手を差し出す。
ミリ:「じゃあさ、私たちで勝手に決めちゃおう。私たち、もう“特別”でいいよね?」
セナ:「……うん、“特別”でいさせて。これからも、ずっと」
すると....
チュッ
二人はイツキのほっぺにキスをした。
イツキ:「ちょっ!えっ!!」
セナ:「やっぱり...慣れてないんだ..こういうの笑」
ミリ:「可愛いよ...イツキ.....」
イツキ:「慣れてるし!...あと可愛い言うな!…でも…ありがとう。2人がいてくれて、本当に良かった」
——こうして、イツキの恋の行方は、
「“1人を選ぶ”じゃなく、“絆を受け止める”」という答えに至った。
それは、“宇宙を超えた魔導士”らしい、優しくて力強い選択だった。
2,特別企画!『今話題の“イツキ”さんにインタビュー!』
──魔導士たちの希望、英雄イツキ=アークライド。
数々の奇跡を起こし、宇宙の命運を賭けた戦いを経て、彼は今何を想うのか?
記者:「ズバリ、今後の目標は?」
イツキ:「そうですね……。今後は、この長官の仕事をこなしつつ、様々な人や物、世界と出 会って、人のこと、地球のこと、そして、宇宙のことが知れたらいいなと思います」
記者:「この壮大な旅を終えて、伝えたい言葉はありますか?」
イツキ:「……親友や家族、魔法帝の人たち、そして——僕の恋人。僕に関わってくれたす べての人に、心から感謝しています。あとは……」
空を見上げて、静かに宣言する。
イツキ:「この地球を、必ず守ります」
記者:「英雄らしい…”答え”ですね…ありがとうございました」
3,星の下、再び
夜。宴の名残を感じる広場に、皆がまた集っていた。
クロ:「なあ、イツキ。また旅に出るか?」
イツキ:「……いいね。でも、今はここが俺の場所だ」
ミリ:「ま、そのうち私たちで連れ出すから、覚悟しといてね」
セナ:「次の宇宙が呼んだら、また動けばいい。それまで……平和に過ごそう」
クロ:「んじゃ、最後は——あれ、やるか」
皆が輪になり、空を見上げる。
「「英雄見参!!!!!」」
流星が駆け抜ける。
4,夜
イツキ:「ふぅー......よし....寝るか」
イツキは、机の上に読んでいた本を置く。
そこには.........
「魔法が全てのこの世界で"英雄"になってしまう話」
命は続き、物語は続いていく——
この果てなき空のように。
完
☆そして、読んでくれたあなたへ
この物語に付き合ってくれて、本当にありがとうございます!!
あなたたちが生きて、この小説を呼んでくれたから、僕はここまで書けることができました!
本当にありがとうございます!!
そして君の中にある“魔法”が、これからも世界を照らしますように。
また、どこかの星で——。




