第196話『星々の継承者たち』
1,その後の世界
——数年後。
戦いが終わり、平和が根づいた世界。
かつての戦場には、今や笑顔と希望があふれていた。
星を守った英雄たちは、それぞれの道を歩み始めた——
2,イツキの教室
場所:世界魔法教育機関・中央本校(通称“アルカディア”)
教室の窓から、陽光が差し込む。
子どもたちの前に立つのは——かつて世界を救った少年。
イツキ:「魔法ってのは、“力”じゃなくて、“願い”だ。どんな願いを叶えたいか、それを忘れるなよ」
生徒たち:「はーい!!先生!!!」
生徒A:「ねぇイツキ先生、先生って、ほんとに“星になった人”と戦ったの?」
イツキ:「さぁ、どうだろうな。全部、昔話さ」
黒板の上には、かつての仲間たちとの集合写真。
3,神獣となった3人
——世界の果て、神域の空。
【雷神ミリ】は天空の八雷殿に座し、雷を鎮める。
【不死鳥セナ】は、命を絶やさぬため、南の霊峰で世界樹の加護を守る。
【天翔ペガス・クロ】は、西空を翔け、災害の兆しを消し去る守護獣に。
それぞれが“神獣”として、世界の柱となっていた。
ミリ:「……大丈夫。イツキなら、ちゃんと世界を導いてくれる」
セナ:「子供たちの笑顔が、何よりの希望だから」
クロ:「ヒマなときは遊びに行ってやるか、先生になったあいつにな!
4,放浪の守護者たち
シン・スイ・レイ・ユイナの4人は——
世界を巡り、困っている人々を助けていた。
荒れた村を再建し、病を癒し、争いを鎮め、
いつもどこかで“青い風”が吹いた。
レイ:「……シン。ほんとにいいの?」
シン:「ああ。俺はまだ、償い続けたいんだ。だから、あの時救ってくれた皆に……ありがと うを伝えながら」
スイ:「……いつかまた、会えるかな。イツキたちと」
ユイナ:「きっと。だって、“宴の約束”、してたじゃん」
5,そして——
日が落ちる、アルカディア。
魔法教育機関の中央庭園には、飾り付けと光が満ちていた。
イツキ:「……さて。今日は久しぶりに“みんなが集まる日”だ」
振り返ると、そこには一人の男——
ロッシュ:「……賑やかになりそうだな。魔法大帝として挨拶もあるしな」
イツキ:「お前、まだ堅いなぁ」
ロッシュ:「うるせぇ。お前が緩すぎなんだ」
お互い笑い合う。
そして——
空に、一筋の星光が流れる。
ミリ、セナ、クロの気配。
シンたちの気配。
次回——
最終話間近!!
全員が、再び“ひとつの場所”に集い始める——!
英雄たちは、再び巡り会う——この宇宙が、輝きを取り戻した証として。




