第190話『神殺しの共鳴』
1,神々の戦場
ノウスの《真・原初形態》が、空間を支配し始める。
その姿は、人型ながらも“存在が定義できない”ほど崩壊と創造を同時に体現するもの。
セレオス:「……イツキ。あやつは、もはや“理”でも“存在”でもない。それは、“宇宙そのもの が捨て去った因子”……」
イツキ:「それでも、止めるしかない。俺たちが」
隣には、シン。剣を握り、普段の無表情とは違う“強い決意”を浮かべている。
シン:「……やっぱいいな。こうやって肩を並べるのも。ま、すぐ追いつくけどな」
イツキ:「後ろ、任せたぞ。親父」
シン:「言われなくても!!」
2人が跳び出す。その先には、神の概念を超えた存在・ノウス。
ノウス:「この宇宙に“死”を——存在すべてに“初期化”を」
2,交差する魔核
イツキとシンが並んで魔法を展開!
イツキ:「創世+創竜+万有魔法......断滅煌星!」
シン:「堕神魔法.......虚空鳴剣!」
2つの魔法が、時空の裂け目を斬り裂き、ノウスの構成を破壊する
——が、それすらも再構築される。
ノウス:「無駄だ。“俺”は、存在を“定義する側”だ。汝らの攻撃に、“存在値”はない」
セレオス:「くっ……完全に“演算外”にされてる……!」
だが次の瞬間、イツキとシンの魔法核が共鳴し始める!
クロ:「な、なんだ……!?イツキとシンの魔力構造が“重なり始めて”る……!?」
イツキ:「これは……お互いを補い合う構造。まさか、核のレベルで“同期”するなんて…… !」
——魔力共鳴。
それは、“神すら殺すための技”。
3,神殺しの一撃!
イツキとシンが同時に詠唱を始める。
イツキ:「星を重ね、終焉を歌え——!」
シン:「命を裂いて、存在を断て——!」
ノウス:「ほう.....ならこちらは...防ぐまでだ!!」
シン:《クソ!!このままじゃ....撃っても...全く効果がない...!!》
とその時...
クロ:「天翔魔法.....天撃!!」
セナ:「災炎魔法.......火炎災破...!!」
ミリ:「八雷魔法.....八雷撃...!!」
クロ・ミリ・セナが一斉に攻撃をして、ノウスの防御を壊す。
クロ:「今だ!!イツキ!!!」
ミリ:「シンさんも!!!」
セナ:「いっっっけぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」
ノウス:「ッチィ!!.....ガキどもぉぉぉ!!!!!!」
すかさずシンとイツキは攻撃を繰り出す。
イツキ&シン:「終星連斬!!!!」
放たれたのは、宇宙の星光と暗黒を編んだ剣撃。
無数の魔法陣が空間を突き破り、時間と質量すら切断する!
ノウスの体の大半が消し飛ぶ——!
ノウス:「……馬鹿な……この私が……“演算不能”に……?」
イツキ:「やった……!!」
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ノウス:「……その希望が欲しかった!!」
斬られた右肩から“新たな宇宙”が芽吹き、増殖する。
クロ:「う、嘘だろ……!?ノウス、今……“自分で自分の宇宙を量産してる”……!?」
セレオス:「自己再創造……!!“存在の定義式”を、自ら上書きして再生してるんだ……!」
4,世界の絶望、そして——
全空間に、“ノウスの宇宙”が広がり始める。
これはもう、“世界”ではない。“ノウス”そのものの中だ。
ティア:「これ以上侵食されたら……次元そのものが喰われてしまう……!」
レイ:「もう……手はないの……!?」
イツキ:「いや……一つ、だけある」
その瞳が、どこかを見ている。
シン:「“最初の起源”——ノウスがまだ完全になってないなら……そこを突く」
セレオス:「それは……“宇宙創造式”そのもの……まさか、あれを——!」
イツキ:「ああ。やってやる........!!」
“創るもの”を、壊す。
“定義するもの”を、書き換える。
これは、魔法の限界を超えた——存在のハッキング。
次回——
逆を行く!!!




