第188話『星核の目覚め』
1,その声は、宇宙の果てより
戦場の中心——
イツキの体内で、“万有魔法核”が青白く輝き始める。
その輝きは、まるで宇宙の星々が彼の内側で共鳴しているようだった。
イツキ:「くっ……この声……誰だ……!」
???:「……やっと、届いた……。ようやく、“お前”に辿り着いた……父の器よ」
空間が一瞬、星空に変わる。
ミリ:「なに……空が……!」
クロ:「ちがう……これは、“宇宙がここに降りてきてる”んだ!」
そして、そこに現れたのは——
銀髪で中性的な姿をした少年。
瞳の中には、無数の銀河が瞬いている。
???:「俺の名は——セレオス。 オリジン・ノウスの“息子”、宇宙精霊《星創核》」
イツキ:「ノウスの……息子……!?」
セレオス:「あいつは、もう俺の“父”じゃない。 星を喰い、宇宙を穢すただの“災厄”。……一緒に、終わらせよう」
イツキ:「……ああ、望むところだ。お前の力、貸してくれるか?」
セレオス:「お前なら、使いこなせる。俺のすべてを、“その魔法核”に重ねる——」
2,新たな同化
セレオスが、光となってイツキに融合する。
イツキ:「宇宙同化!!!」
その瞬間、空間が消え、全宇宙に連なる次元の狭間が開いた。
イツキ:「……これが、“宇宙の理”……!」
クロ:「すげぇ……次元が……再構築されてる!?」
イツキの全身が、漆黒と星光の融合体へと進化する。
全身は銀河のように揺らぎ、無限の魔力が溢れ出る。
イツキ「——万有魔法、最終形態。《星核響神(ユニ=アストラル)》、顕現……!」
空を見上げたノウスが、はじめて“感情”のような震えを見せた。
ノウス:「……これは……想定外、だ。私の息子が……この人間に……!」
シン:「面白い……なら、それを超えてやろう。喰らってみせろ、“神の息吹”すらもなァ!!」
3,戦端再開・宇宙VS神
イツキの手に集う、星の力。
イツキ:「万有魔法....万象重奏陣・創星律——展開!」
数百の銀河模様が空間に重なり、 それぞれが万象魔法を次々と演算・重奏させる!
イツキ:「“法”すらも創り直す……これが、宇宙の理だッ!!」
セナ:「“魔法”を……再定義してる……!?」
ティア:「もはや、概念の領域に足を踏み入れてる……」
ノウス:「だが……まだ“完成”していない。“真の終わり”は、ここから始まるのだ」
ノウスが両手を広げ、空間ごと“別の宇宙”を呼び寄せる!
クロ:「やばい……ノウスが、“多次元干渉”に入った……!ここから先は、存在すらも削れ る……!」
イツキ:「来いよ、ノウス。この命と、この宇宙のすべてをかけて、ぶつけてやる……!」
4,予兆
世界の重力が軋み、空間がひび割れる。
次元の狭間で、**“存在を超えた何か”**が目を覚まそうとしている。
ミリ:「……これは……ただの戦いじゃない……」
レイ:「これは、“運命と存在の決戦”だ……」
イツキの瞳が、星の如く輝く。
イツキ:「守るために進む。終わらせるために立つ。俺はもう、誰にも背を向けない——」
そして、両手を広げ、叫ぶ。
イツキ:「来い、ノウス! これが、**俺たちの宇宙**の答えだァァァァ!!!!」
——幕は、ついに落ちる。
次回——
オリジン・ノウスの真なる姿が、降臨する。




