第182話『新たなる星の魔法』
星空を裂くように、巨大な魔紋が広がっていた。
1,新しい魔法
その中心に立つイツキの背には、三つの因子が光輪のように輝く。
・星の加護:クロ(星聖魔法)
・天の炎:セナ(天魔法)
・雷の奔流:ミリ(雷精霊魔法)
イツキ:「クロ、セナ、ミリ……力を、貸してくれ」
クロ:「ああ……そのために“神”になった。全部、持ってけ」
セナ:「イツキの“創る力”がなきゃ、この世界はもう……壊れちゃうから」
ミリ:「あんたが前に立ってくれるなら……怖くない!」
三柱の因子がイツキに収束し、融合開始。
魔法陣が宙に幾重にも展開されていく──
・中央:創世魔法陣(透明)
・外周:星聖・天・雷の三重円環
・最外周:万有魔法の宇宙輪
イツキ:「神獄魔法──インフィニティ・アーク!!」
その瞬間、天地を貫く光の柱が天へと解き放たれた。
空を包んでいた暗雲を一掃し、黒翼の神・シンの身体がぐらつく。
シン:「なに……!? この“圧力”は……!」
イツキの身体には、創竜刀が浮かび上がり、光の鞘が包み込む。
それは、単なる武器ではなかった。“世界をつなぐ鍵”だった。
サタン:「ふん、とうとう見せたか……“お前だけの魔法”を」
バハムート:「あれは、我らすら持たぬもの。創竜よ……その星を描き切れ」
2,星の一撃
イツキは、星天魔法で刀を創った。
クロ:「今だ、イツキ!!切り裂け、この世界の“壁”を──!!!」
イツキ:「うおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
《神獄魔法・第一解放──天星断》発動!
空間が裂け、時空の境界すら斬り裂く刀撃が、シンに直撃!
シン:「ぐっ……がああああああああっ!!」
その身が炎に包まれ、魔紋が崩れ始める。
だが──
???:「それ以上は、困るなぁ」
新たな魔影が、黒の空間から滲み出る。
その声に、空間が凍りついた。
シン:「まさか……オリジン・ノウス……!!」
イツキ:「……なんだ...今の.....」
──そして、シンが低く呟く。
シン:「……イツキの攻撃……想定外だ……っ。“あいつ”が目覚めるまでには……まだ時間がいる……!」
シンは左手を掲げ、魔素の塊を召喚。
シン:「……ならば、この“融合体”で……時間を稼ぐしかない!!」
虚空が裂け、双子の影が重なる――
イツキ:「なに……!? この魔力、まさか……!」
シン:「行け──《アダイブ》!!」
その瞬間、崩れた空間から、禍々しい美しさを備えた“人のような魔”が舞い降りた。
イツキ:「……あれが、“神の片鱗”ってやつかよ……!」
次回――
アダイブ、覚醒――!!




