第175話『神の檻を突き破れ』
1,堕神の力
イツキ(バハムート・獣型):「……あれか……!」
戦場の上空、黒い球体のように浮かぶ“檻”――
それがシンの魔領域の中枢、《終律核》。
バハムート:「あれは魔領域の“心臓”……破壊しなければ、魔力の歪みは消えない。」
ミリ:「じゃあ、あれを壊せば……!」
クロ:「でも、どうやって!?近づくだけで魔力が崩壊しそう……!」
セナ:「イツキ……!」
イツキ:「行く……!」
瞬間、蒼い竜が空を翔ける。
だが――
シン:「“神”に触れようとするか。」
闇が収束し、巨大な魔槍が現れる。
シン:「堕神魔法......奈落」
それは空間を斬る、絶対破壊の一撃。
だがイツキは止まらない。
イツキ:「下がってろ!!!俺が……突破するッッ!!」
セナ・ミリ:「イツキィィィ!!」
クロ:「待て!!突っ込んじゃダメだ!」
――だが、イツキはすでに魔法陣を展開していた。
イツキ:「創竜魔法.....ブレイク・リベリオン!!」
巨大な光の槍が召喚され、シンの魔槍と空中で激突する!
ガァァァァァン!!
黒と白、神と竜の魔力がぶつかり、空が割れる。
だが、それでも押される――!
イツキ:「くっ……!!足りねぇ……まだ“届かない”のかよ……!」
2,仲間の絆
その瞬間。
セナ(フェニックス・獣型):「だったら……貸すよ、私の命を!!」
ミリ(八雷神・獣型):「バカね……イツキ、私もいるでしょ?」
彼女たちが同時に、イツキの背中に魔力を流し込んだ。
クロ(ユニペガス・獣型):「俺もいる......イツキ!」
蒼・紅・雷・光——4つの獣が、空中でひとつになる。
イツキ:「みんな……!!」
そのとき、イツキの身体が光に包まれ、魔力が変質する。
《創竜融合・完全獣型》
《バハムート・リミテッドブレイクモード》
【覚醒】
イツキ:「おらああああああああああ!!!!!!」
拳に宿るのは世界の未来。
創竜魔法
巨大な蒼白の拳が、空を割り、
黒き“神の檻”を――粉砕するッ!!!!
シン:「……ッ!!?」
一瞬、空気が変わる。
魔領域の圧力が弱まり、空が晴れていく――
ロッシュ(通信):「イツキ……やりやがったな……!」
「魔力が……戻った!?」
「動ける!」
「攻撃再開だ!!」
兵たちが歓声をあげる。
セナ:「イツキ、すご……本当に、全部……!」
ミリ:「世界が……変わっていってる……」
クロ:「でも、終わってない。あれを……見て!」
シンの身体の周囲が歪み始め、黒い角と翼がさらに巨大化していく。
バハムート:「あれは……“真なる堕神形態”……!」
イツキ:「……来るぞ。」
堕神・シンの“真の姿”が、ついに解き放たれる。
次回――
限界を超えろ。




