第157話『天に燃ゆる少女』
1,《災炎魔法》の力、爆発
──戦闘演習場、燃え上がる幻影の群れ。
セナは四足のまま、駆け抜けていた。
爪が岩盤を砕き、羽が炎を撒き散らす。
セナ:《災炎魔法......獄爪烈火ッ!!」
──その一撃。燃える爪が幻影の核を断ち切り、爆発が起きた。
ユイナ:「やっぱり……速さも力も段違いだ。あの姿、獣型《鳳炎融合》はまさに災厄そのも の──」
2,《天魔法》との融合
セナの獣型が、空へ舞い上がる。
その翼に、天の光が絡みつく。
セナ:「天魔法.....天翔結界──!」
空から魔法障壁が降り注ぎ、幻影の攻撃をすべて弾く。
その内側から炎が凝縮され──
セナ:「……これが私の、全部──!」
3,完成形《鳳炎融合・人型》+奥義発動
一気に地面へ急降下。
途中で、獣型から“人型”へと形を戻す──
その背には炎の大翼。手は大きな炎の爪、瞳の奥には∞の炎。
ユイナ:「来るわね……セナの本当の力が──!」
セナは両手を前に突き出し、地と空の力を重ねた。
セナ:「災炎+天魔法──鳳獄天輪!!」
その瞬間、空に巨大な火炎輪が出現。
それがゆっくりと回転しながら、戦場全体を覆う。
──その輪の内に入った幻影は、すべて“塵”と化して消えていった
ユイナ:「……あれは……まるで“終末の輪”だな……」
4,静かな着地と、決意
炎が収まり、セナが地に降り立つ。
セナ:「はぁ……まだ、足りない。でも……今の私は、ちゃんと立ててる……!」
ユイナは笑みを浮かべながら歩み寄る。
ユイナ:「十分よ。あなたはもう、世界を背負える。それが、あなたと──《フェニックス》が選んだ未来」
セナ:「うん……ありがとう。絶対、守ってみせる」
──災いの炎は、今や未来を守る翼になった。
次回──
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