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第124話『封印の龍、対話の剣』

1,封印空間《リリスの棺》

場所:旧地球・虚核宙域

シンは一人、真っ白な空間に立っていた。

足元は水鏡のように揺れ、空と地の境界がない――

そこに、“龍”が現れる。

巨大な金と蒼の螺旋の体。

∞の光輪を持つ双眸。

尾は因子の紋を刻む七つの節に分かれている。

第15因子ムゲンドラ――無限龍

ムゲンドラ:「お前か……我を揺らすものは」

シン:「……ムゲンドラ......」

ムゲンドラ:「“我”は因子などではない。我は、因子の系譜に抗う、“外”の存在。お前が我を 封じたのは、“恐れ”からだ」

2,稽古開始 ― “剣”と“龍”

ムゲンドラが口を開くと、空間が反転する。

次の瞬間――

天空から巨大な爪が振り下ろされ、

シンは咄嗟に《デウス=スレイヴ》を召喚し、受け止める!

ガァンッ!!

だが――その衝撃は、今までのどの因子よりも重い!

シン:《……重い。重すぎる……この龍、ただの“力”じゃない。 存在そのものが、“永劫の連続”……!》

ムゲンドラ:「恐れるな。“我”は戦いではなく、“証明”を望む。お前が、“止まらぬ時間”を背 負う資格があるかを」

3,対話剣術 ―「無限」の稽古

ムゲンドラの尾が鞭のように襲い、

シンはそれを避けつつ斬り返す。

だが――次の瞬間、斬った“はず”の尾が再生する。

それも、時間が巻き戻ったように。

そこの頃、外の世界では.....

アネモネ:「なにこれ……今の、時間が逆流した……?」

ミゼル:「第15因子……ムゲンドラの特性、まさか“時間の連続性”……!?」

4,《ニヴル》と《ケルアス》の複合

シン:「なら……俺も、“時間”を超える!」

《第1因子ニヴル》を展開、神速の斬撃。

さらに《第3因子ケルアス》で手から光の槍を放ち、

ムゲンドラの「過去の位置」に向かって同時攻撃!

ズドンッ!

だが――ムゲンドラは霧となり、消える。

後ろから声がする。

ムゲンドラ:「“力”で我を押さえつけようとするなら、お前もまた“アダム”に堕ちる」

5,心の答え

剣を下ろすシン。

シン:「俺は……あんたを恐れてた。この因子を解放すれば、過去も未来も壊れるかもしれ ない。

でも――」

シン:「俺はもう、逃げない。“時間”に負けない、“今”を生きる」

ムゲンドラ、沈黙。

その無数の目のうち、ひとつが“涙”のような光をこぼす。

ムゲンドラ:「その意志、しかと受け取った。 お前に、《無限の歯車リミットレス・ギア》を託す」

6,覚醒の兆し ― “封印、緩む”

外界、虚核宙域。

シンの身体に、

金と蒼の光輪が浮かび、ゆっくりと回り始める。

アネモネ:「あれが……第15因子、ムゲンドラの真の力…!」

ミゼル:「でも、まだ“完全じゃない”……?」

カリナ:「あれは……“稽古”だったのよ。シンは、自分の中の“恐れ”と戦ってた」

ムゲンドラ:「いつかお前が、真に我を解き放つ時―― 世界の“因果”さえ斬り裂くだろう。 だがそれは、“始まり”か“終わり”か、まだ定まっていない」

因子の輪は揃いつつある。

地球捕食を止める最後の鍵は、

“全ての因子の統合者”――アダムスの覚醒に託される!!

次回――

第二章・最終編《終焉決戦編》開幕!!!!

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