第120話『夢を喰らうもの』
1,霧の裂け目
場所:旧地球 東部大陸・“境界の谷”
―空間が断裂し、現実と夢の間に霧が立ち込める場所。
ミゼル:「ここ……座標が安定してない……」
カリナ:「因子の反応は確かにあるけど、形が……歪んでる」
霧の中、ゆっくりと現れる“黒い獣”
―巨大な“獏”のような姿。
頭部は象、目が6つ、脚は虎、尾が揺れて霧を吐く。
第17因子・ムユウ
ムユウ:「おまえたちの“夢”と“後悔”……その全部、いただこうか」
2,侵食
突如、全員の視界が“歪む”―。
アネモネは“かつて失った姉”と再会。
カリナは“因子に飲まれた仲間”が再び目の前で死ぬ。
ミゼルは“自分がシンを殺した”という悪夢を見る。
全員、動けない。
ムユウ:「幻は現実より甘い。苦しむために、生きてるのか?」
3,抵抗
しかし…….一人だけ、
“夢”に侵食されない男―シン
彼は、現実の中で何度も“因子の暴走”と“死”を見てきた。
夢など、今さら怖くない。
シン:「夢で死ぬくらいなら、現実で殺す」
**第13因子**の光翼を展開
“幻界”を斬り裂く斬撃、《スカーレット・リアクト》発動!
4,解放
カリナの背後に“氷の鎧”が現れ、シンの声で意識回復。
ミゼルの手に“紅い因子核”が宿り、再覚醒。
アネモネ、涙を流しながら幻を砕き、前を向く。
アネモネ:「私たち……もう、夢に逃げない!!」
5,因子共鳴
シン、ミゼル、カリナ、アネモネ
4人同時に因子を展開し、四方からムユウを包囲!
ムユウの霧の結界が“破られ”、内部の核が露出 → 黒曜石のような“夢核”
第12因子+第15因子融合技
《インフィニティ=クロススラッシュ》で夢核を砕く!
6,契約と預言
ムユウ、崩れながら最後に語る。
ムユウ:「……おまえは、“神すら夢に見る”ものになる……」
シンの片目に、“揺らぐ夢”の紋様が刻まれる(円の中に無限)。
そして、 手のひらに、黒い霧の刻印が宿る。
7,次なる扉
空に“巨大な因子の扉”が開き、
**第0因子**からの呼びかけ。
リリス:「選びなさい、シン……あなたが本当に守りたい“人間”とは、何かを」
ついに“人類因子”との対話と契約。
リリス=母なる因子。だが、その正体は……
次回―
旧地球 第7拠点・無人区画編




