第117話『狐火の夜、無音の咆哮』
1,因子汚染の拡大
場所:ユーラシア旧都市跡(黒の空域)
暗黒の空に、白い霧が広がっていた。
世界の汚染はすでに「大陸の1/4」を侵していた。
カリナ:「第11因子ヴァーレンの残滓が……この空域全体を“夢”にしてる。現実と虚構が混じってるわ……!」
アネモネ:「今のうちに……第14因子を確保しないと……次は、私たちが飲み込まれる!」
2,“狐の火”が導く地へ
司令(通信):「第14因子反応、東方遺跡群―識別名、高濃度知性体、神霊因子」
遺跡内へ向かうシンたち。
すると、道なき道に**白い火の玉“狐火”**が浮かび、導くように飛んでいく。
ミゼル:「なにこれ……生きてる火……?」
アネモネ:「……神の因子ね。祀られてたのよ、この場所で」
3,因子の咆哮 ― テンコウ、顕現
祭壇跡に辿り着いた瞬間―空が割れる。
出現:第14因子
→ 白銀の巨大な狐。
→ 9本の尾が舞い、すべてに“言霊”の光が灯る。
→ 額には「☯️」、背中に“因子の紋様(紅と白の混じった印)”
テンコウ:「―人の子よ。なぜ、お前が《アダムス》の因子を……」
シン:「……俺はまだ、そんな存在じゃない……!」
テンコウ:「……ならば証明せよ。“真に言葉を持つ者”か、“ただの破壊者”か―」 4,審判の戦い ―“言霊戦域”
テンコウ、尾を振ると空間が裂ける。
アネモネ:「空間が……『書き換え』られてる!? 思考だけで現実が……!」
言霊術式《狐火乱命陣》展開。
“思考”が現実になる世界。
嘘をつけば、嘘が実現する。
真実を語れば、力となる。
テンコウ:「―汝の魂に、虚偽なしや?」
シンは幻に囁かれる
《お前は結局、父を超えられない》
《イブを拒んだ時点で、人ではなくなった》
5,真実と覚悟 ―“アダムスの目”が開く
戦闘の最中―
シンの両目に、《∞(無限)》の文様が灯る。
カリナ:「まさか……これは、《アダムス》の覚醒兆候……!」
アネモネ:「でも早すぎる……まだ“覚悟”が――」
だが、シンは叫ぶ。
シン:「俺は、“選ばれた”んじゃない...!……“選ぶ”側に立つ。俺自身の意志で!!
」
その言葉が真実と認められ、テンコウの術式が破られる。
6,因子共鳴 ― テンコウ、仲間へ
テンコウ:「……見届けよう。お前が“因子の理”を越える姿を」
第11因子、シンと同調。
シンの肩に、炎のような“狐の紋章”が宿る。
7,終章―狐火の余韻
夜の遺跡に、再び狐火が灯る。
カリナ:「これで、14因子……。あと少しね」
アネモネ:「でも……この空の奥に、まだ“因子の王”が潜んでる。アダムとイブ……」
ミゼル:「……君が“アダムス”なら……私たちは、イブみたいなもんね....」
シン:「変なこと言うなよ笑.....まぁ頑張ろうぜ.....」
第12因子《???》龍骨に棲む怪物
次回―
旧地球・オルビトス亀裂地帯編




