第106話『青結晶の審判』
1,発令―第5因子
場所:旧地球・空中浮遊遺跡群“ヘイロ・ゼクス”
司令(通信):「最新情報だ。第5因子が活動を開始。形状は結晶体、空中戦仕様。おそらく……知性を持つ」
アネモネ:「結晶って、また厄介。ビーム系なら……下手すりゃ即死」
カリナ:「今 回、第2部隊との共同任務よ。空戦に慣れてる連中だから、頼れるはず」
ミゼル:「 ……だといいけど」
2,登場―第2部隊と“ラゼミル”
第2部隊:
隊長:ナイン・グレヴァ
空間射手:リーファ・ケスト
盾型支援:トール・セラム
リーファ:「これがウワサの“第4部隊”?……ふーん、なんか雰囲気、軽くない?」
アネモネ:「あんたには言われたくないね.....」
その時―
空が砕けるように割れ、青い結晶体が降臨。
シン:「あれが……《ラゼミル》……!」
司令:「解析結果。攻撃はすべて“反射”される。下手に攻めるな、反射角を読め!」
3,ラゼミル、変化
ラゼミル:「敵対対象、観測……動作開始」
―突如、空間に巨大な結晶尖塔が出現。
超音速ビームが発射され、リーファの弓が砕か れる!
リーファ:「っ……やばい、あれ一撃でっ……!」
トール:「前に出る!」
トールの盾ごと吹き飛ばされる。
シン:《反射角の内側から……突破口を!》
とその時、
ラゼミル:「対象変更....動作開始」
ラゼミルは突如、攻撃をシンに向ける。
アネモネ:「シン!!避けて!!」
シン:《このままじゃ....間に合わない.....!!》
すると、ナインが間一髪で助ける。
ナイン:「おい!!シン!!大丈夫か!!」
シン:「あぁ.....ありがとう....でも....」
シンの立体戦装は壊れていた。
だが―その時、**シンの精神に割り込む“音”**が鳴る。
4,接触―ラゼミルの精神干渉
シン:「ッ……なんだ、頭が……割れる……!」
ラゼミル:「力は不要。存在は錯覚。“想い”など、無意味だ」
シンの意識が“深層”に引きずり込まれる。
夢か記憶の空間。幼き日のシンが“魔力を失った日”を見せられる。
シン(幼):「……僕には、力なんてなかったんだ」
ラゼミル:「お前は“壊れた”。拒絶しろ。世界を」
だがそこに、アネモネの声が響く。
アネモネ:「逃げるなよ!お前はあたしたちの“リーダー”なんだからッ!」
5,新生《因子武装》
シンの背から、蒼く輝く結晶の六翼が展開される!
ミゼル:「……シンと、因子が同調した!? 武装、転化してる!」
翼はエネルギー収束鏡兼ビーム砲門!
シン:「《セラフィック・レイ》、収束……発射!!」
光の螺旋砲がラゼミルの防壁をすり抜け、因子核に直撃
ラゼミル:「記録不能……想定外の成長……理解不能……消失―」
因子、崩壊。
6,終幕と“異変”
帰投後。夜、部隊基地。
アネモネ:「……なんで、いつもギリギリで助けるのよ」
シン:「だって俺は、逃げないって決めたから」
ミゼル:「このままいけば、“すべての因子”に干渉できるかもしれない」
司令(通信):「…… 警告だ。因子の力を使うほど、お前の中の“何か”が……揺れていくぞ」
シン:「それでも、 進む。だってこれは、俺たちの《戦争》だから―」
次回―
旧地球・アルファ砂漠地帯編。




