第105話『深淵に舞う、蒼の咆哮』
1,任務発令 ― 第4因子の出現
場所:旧地球・南洋の浮遊群島・ミリエル海
司令(通信):「最新情報だ。海域にて“第4因子”が確認された。コードネーム《シャークエル》。この因子は、水中と空中での“可変巨大化”を可能とする。危険度Sクラスだ」
アネモネ:「水中戦とかマジか……また面倒なヤツが出てきたのね」
カリナ:「今回は……第 3部隊と合同作戦になるって」
ミゼル:「大変そ.......」
シン:「了解。全力でいく」
2,第3部隊、登場
海部、出撃前
第3部隊リーダー:レオ=ヴァルディス
機動砲撃手:ミナ=オルフェリ
格闘特化型:ユラ=ナザレ
ミナ:「第4部隊ってこれ?……え、シンくん?あー、なんか噂通りカッコいいね~」 アネモネ:「……」
レオ:「感情はしまえ、ミナ。戦場ではただの足手まといだ」
ミナ:「はーーーい」
ユラ:「ドキドキする〜〜」
3, 襲来―シャークエル
湾の中央が突如渦巻き、海面を突き破る巨体―
直立すると30m級。
鋭利な鰭と“六翼のプロペラ”を纏った半機械・半生体の怪物が現れ る。
シャークエル:「音響―拡散。対象ロックオン。咀嚼―開始」
ミゼル:「機械兵装なのに……魔法でもない。これは……!」
司令:「それが“因子”だ。魔法すら持たず、異次元の進化を果たす存在…… !」
4,苦戦、そして“共鳴”
攻撃が全く通じない。
巨大な尾の一撃で、ユラの機体が吹き飛ばされる。
アネモネ:「ちょっ……!あのサイズ、無理でしょ!」
カリナ:「ミゼル、後方支援!アネモネ、私と正面を!」
ミナ:「わたしも行くよ!砲撃、フルチャージ!」
―だがシャークエルは、「音波振動」を纏ったバリアを展開する。攻撃が届かない。
そこへ、シンが突撃。
シン:「俺が……突破口を開く!」
―第3因子の力を使い、突貫。
腕から槍を放つ―!
だがその刹那、シャークエルの尾が跳ね上がり、シンの機体を弾き飛ばす!
アネモネ:「シン!!」
5,因子との“接触”
落下するシンの意識の中、見えたのは深海のような闇。
???:「……侵入者か。だが、悪くない。試してみるか?《力》の適合 を」
シン:「……誰だ……?お前……は……」
シャークエルの“因子核”と、シンの精神が一瞬だけ接触する。
その瞬間、シンの槍に異変が起きる。
**光の輪を纏った“海中突撃型のスピア”**が形成される―
《因子武装:デルフィス・ラン ス》
ミゼル:「まさか……因子とのリンクを!?」
6,逆転の一撃
シン:「これが―因子の力……!」
アストレイル・ゼロ、突撃モード最大加速。
光のランスを貫くように、バリアの振動域をすり抜け―
シン:「シャークエル、お前の力、受け取った……!返すぜッ!!」
―因子核、粉砕。
シャークエル:「シンカ、停止スル……情報、ロスト……」
大爆発の中、沈みゆく巨体。
7,終幕と新たな兆し
任務終了。帰投中―
アネモネ:「……またあんた、無茶して……」
シン:「でも、倒せたろ?」
アネモネ:「……そうね。カッコ良かったわよ。……バカ」
ユラ:「……強い、優しい……なるほど」
ミナ:「いやもうこれ、ファンになっちゃうでしょ~!」
ミゼル:「……また因子と“つながった”のね。次からは、それも考慮すべき……」
司令(通信):「シン。お前が変わってきている。次の因子も……容赦はないぞ」
シン:「ああ。来るなら来い。全部、受け止めてやる」
《第5因子:???》目覚め準備……
次回―
旧地球・空中浮遊遺跡群編。




