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生き返らない

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二年後、昼過ぎ、食堂。


「思った通り空いてるな」

「二時過ぎてますからねー。相変わらず極端なんですよ、外来の込み具合が」

「もうちょっと混まない日に来てもらいたいな。延々待つのも患者さんだってしんどいだろうし」

「ですよねー。席、窓際でいいですか?」

「今日結構日差しきつくて暑いから、その横にしよう」

「はーい。……今日のメニュー地味ですよね。この煮物とか嫌いじゃないんですけどね、もし冷えてたらちょっと食欲わかないです」

「昔研修に行った病院の食事はいまいちだったなー。ここの薄味だけどだしとかショウガみたいな香味野菜とかが感じるのと違ってただ味が薄いだけで、菜っ葉なんかもグジュグジュになってて、そもそも全体的に冷めてて」

「そう言うのと比べると、ちゃんと温かい状態で食わせてもらえるのってありがたいんすね」

「当たり前と思わずに、給食の人とか栄養士の人とかに感謝しないと」

「感謝は大事ですよね。たまには三嶋さんにも感謝しときます」

「ついでにみたいだけど、一応ありがとう」

「理由は特に思いつきませんけど」

「おい。……まあいいか」

「心が広い所にもついでに感謝しときます。なんか人増えてきましたね。ほらまた集団で入ってきてます」

「本当だ。病棟の方も忙しかったのかな」

「あ、あそこに座った介護士さんのグループ、トイレ行った時に噂話してるの聞こえたんですけど」

「何?」

「一回目なのに生き返らなかった人が結構いるみたいで。特に最近」

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