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死ぬのは

「生き返って……、特に何も」

「えっ? 何も?」

「あのー、両親とかはお葬式の延期とかいろいろバタバタしてましたけど、元気になったわけでもないですし。――そうですね、今までもあったように危篤と言うか、危ない状態から戻ってきた時みたいでしたね」

「意外にみんなそんな感じなんですね」

「家に帰ってくるのは、みんなできないと思っていましたし。……それで、僕も気づいたことがありました」

「気づいた事?」

「退院が近づいた今ならそんなに怖くないんですけど、――僕もみんなにそう思われてたんじゃないかなって。家に帰ってなんてこれないって」

「それは……、心配されていたとは思いますね。でも今は大丈夫ですよ、もう安心ですから」

「すみませんすみません。気を使わせてしまって、少し前までの話ですから。でも、今でも死ぬのは嫌です。死ぬのは怖いんです。あの発作以上に苦しいって考えると」

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