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本当の自分

作者: 小田虹里

自分らしさとは、なんだろう。


周りが望む自分を演じれば、

みんなが僕を褒めてくれる。


だけど、心の奥底でもやっとしたものが、

生まれては消え、生まれては消え。


次第にそのモヤは大きくなる。


大きくなったモヤは、

本当の自分を隠してしまう。


自分が何を望んでいたのか。

本当にしたかったこと、なりたかった姿が、

見えなくなって遠ざかる。


それは、自分らしさを失っているのではないか。


周りが褒めてくれる。

でも僕は、本当の自分がわからない。


褒められたら、それがホンモノになり得るのか。

いや、そうではないはずだ。


心の奥底の自分の声に耳を傾けて、寄り添って。

何を望むのかを見定める。


それが、みんなが望む僕でなかったとしても、

これが、『僕』だ。


自分らしさは、僕だけが知っている。

モヤがかかる前に、僕の声を聞いて。


心の奥底の、僕の声を。

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