少女とプレゼント戦争(1)
宿の女将から鉄拳制裁をくらった二人を正座させ説教をしている少女がいた。
カラ「二人とも興奮しすぎです!」
レア「いやでもね、」
カラ「でもじゃないです」
サフィー「怒られちゃってまぁw」
カラ「サフィーさんもです。お二方周りに迷惑かけちゃうならしばらくお話ししませんよ?」
二人「「それだけはやめて!」」
カラの言い放ったことがよっぽど嫌だったのか同時に同じ事を言う二人を呆れたように見て言う。
カラ「じゃあ喧嘩しないでください第一今のところお二人の説教して時間潰しちゃってます。」
二人「「!!!!」」
カラ「まず休んで欲しいならおとなしくしてください。」
二人「「ごめんなさい」」
カラ「わかればよろしい」
説教が終わりいざ出発!というところでレアはあることに気づく
レア「カラっていつも同じ服ばかり着ているが他のものは着ないのか?」
サフィー「確かに他の服を着ているのを見たことがないわね」
カラは二人に言われて自分が着ている服を観て今持っている服がどんなものだったかを思い出す。
カラ「あー…そういえばこれと同じものを数着しか持ってませんね」
サフィー「なんでわざわざ?」
カラ「仕事もありますし買いに行こうとも思いませんでしたしそれにお金もない…」
サフィー「お金がないって!?アンタまさか!」
サフィーはレアを睨みつける
レア「いやいや他の皆と同じように報酬は分けてあるし何なら私の分も渡してあるからないなんてことにはならないはずだぞ!?」
カラ「おねぇちゃんの分は分けてギルドに全額預けていますよ?」
レア「それでも一ヶ月は遊んで暮らせる額だぞ!?一体何に…」
カラ「えーとですね……実は宿の近くの孤児院に半分寄付しててあと半分は…ひみつです」
レア「隠すのは良くないぞ?」
カラ「恥ずかしいのでひみつですっ!」
半ば強引に秘密だと言い張りカラは話を終わらせた。
サフィー「まぁ現状は判ったわ……でもよ!?」
カラ「どうしたんですか大きな声出して」
サフィー「どうしたじゃ無いわよ!!今すぐ行くわよ。リーダーあそこで合流よ。」
ヒョイッとカラを抱きかかえレアに何かを伝えるとレアは真剣な表情で何処かへ行ってしまった。
カラ「サフィーサン!?お、下ろしてください!」
サフィー「ちょっと出来ない相談ねぇ。今からお買い物に行くんだから♪」
カラ「ちょっ、サフィーさぁぁぁぁん!!」
サフィーはカラを抱いたまま街中を全力疾走していく。
カラ「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁ!!はぁぁぁyぁぁいいい!!!gfっさ!?g」
サフィー「うふふ、怖がるところも可愛いわね♪でも口は閉じた方がいいかも「「飛ぶわよ」」
カラ「えっ…」
サフィーが杖を一振りすると目の前に蒼く水をまとう宝石が現れる
カラ「サフィーさん。まさか…まさかですよね?」
サフィー「その「まさか」よ♪」
サフィーは思いっきり宝石の上に飛び乗るすると宝石は二人を空へ打ち上げるそして大きな波が空を包みサフィはその波に乗る。そして先程とは比べものにならないほどのスピードが比べものにならないほどの早さで空を滑っている。
サフィー「これぞスカイサーフィンってやつね!」
カラ「これ街大丈夫なんですかぁぁぁ!?」
サフィー「大丈夫よせいぜい雨が降るくらいよ」
カラ「判りましたけどぉぉぉそれより速すぎるのでスピーどをぉぉ落としてぇぇぇぇ!!」
サフィー「無理♪」
カラ「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!」
願いも空しくフルスピードで空をかけた二人は無事(?)予定の場所に着いたのだった
サフィー「ふぅ、着いたわね!」
カラ「………さふぃーさんきらい。」
サフィー「えっ………。」
少女はしばらく立てなくなってしまうのだった。
サフィーはいろいろ崩れ落ちた。